木村家の人々(木村拓哉、工藤静香、Cocomi、koki登場!) | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 2021年5月某日、岡田家は都内のとある豪邸前に立っていた。



 「リュウくん、物凄い豪邸だね・・・・。」


 環奈と手を繋いで目の前にある豪邸を見て呆然とするマイ。


 ※今回のお話は岡田家が日奈子と出会う前の話なので日奈子は登場しません。


 「まあこの豪邸の家主は日本を代表するスーパースターなんだからこれぐらいデカくて当然だよ。」


 地元市川市の銘菓の袋を持ちながら豪邸を見るリュウ。


 「とりあえずチャイムを押して中に入れてもらおうか。マイちゃん、チャイム押してくれる?」


 「えーっ!リュウくんが押してよ!私、あの人の奥さんとは歌番組で一緒になったことはあるけどあの人とは会ったことないし・・・。」


 「俺だってあの人とは二回ぐらいしか会ったことないし!それにここはあのスーパースターの家のチャイムなんだから恐れ多くて押せないよ!」


 その後、二人は話し合いの末、二人同時にチャイムを押すことにした。



 ピンポーン♪


 ? 「はーい♪」


 二人がチャイムを押すと家の中から50代くらいのロングヘアの女性が現れた。


 ? 「あら!白石さんじゃない!久しぶりね!」


 「静香さん、お久しぶりです♪」


 ? 「隣にいる女の子と男性の方はもしかして・・・。」


 「私の夫の岡田リュウと娘の環奈です!」


 「静香さん、はじめまして!脚本家の岡田リュウです!」


 環奈 「おかだかんなでしゅ!」


 静香 「あなたが岡田リュウくんね!拓哉から聞いてるわよ!」


 この女性は工藤(木村)静香。木村拓哉の妻であり、Cocomi、Kokiの母である。


 そう今回岡田家がやってきたのは木村家の家。224坪の地上三階、地下一階建てで中庭やテラスがある約10億円の大豪邸である!


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 静香 「拓哉ー、マイちゃんとリュウくんと環奈ちゃんが来てくれたわよ!」


 ? 「おう!」


 ワンピースの単行本を置いてリビングにあるソファーから立ち上がり、リュウ達がいる方向に振り向く男性。


 木村拓哉 「リュウくん、久しぶりだな!木村家へようこそ!」


 この男性こそ元SMAPのメンバーであり、国民的スーパースターの木村拓哉である。


 「木村さん、お久しぶりです!去年の緑山スタジオでお会いした時以来ですね!」


 木村拓哉 「そうだな!確か君が脚本を手掛けたドラマとグラメゾンの撮影日がたまたま同じになって休憩時間に挨拶に来てくれたんだよな。」


 「はい!」


 がっちり握手を交わすリュウと木村拓哉。


 木村拓哉 「君がマイちゃんと環奈ちゃんか!二宮やリュウくんから聞いてるよ!」


 「ありがとうございます!うわ〜!本物の木村拓哉さんだー!」


 自分が子供の頃から知っているスーパースターと握手して感激するマイ。


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 その後Cocomi(木村心美)とKoki(木村光希)もリビングにやってきた。



  「ねぇ心美ちゃん、光希ちゃん。ご両親が超有名人で大変じゃなかった?」


 コーヒーを飲みながら2人に話しかけるマイ。


 光希「私達は小さい頃からインターナショナルスクールに通っていたし、友達のほとんどが外国の子だったからトトやマミーのことを言われることはなかったですね。」


 ※CocomiとKokiは現実でも木村拓哉さんのことを「トト」、工藤静香さんのことを「マミー」と呼んでいます。


 心美 「私は高校から女子校に通ってましたけどそんなことはなかったです。でもマスコミの人達に何度も隠し撮りされて困ってました。」


 「まあ有名人の子供はよくマスコミに狙われるもんね。」


 茶菓子を食べながら喋るリュウ。


 木村拓哉 「なぁ2人は環奈ちゃんが大きくなったらどこの学校に入れるつもりなんだ?」


 「私達は環奈は市川市の普通の小学校に入れるつもりです。環奈は人懐っこいし、すぐお友達が出来るからいじめられる可能性は低いと思うし、それに保育園からのお友達と離れ離れにするのも可哀想なんで。」


 静香 「そうよね〜。やっぱり子供はお友達と同じ学校に行きたいと思ってるもんね。」


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 「そういえばさっき玄関で明石家さんまさんと木村さん達が仲良く映っている写真を見かけたんですけどさんまさんはよく木村さんのお宅に来られるんですか?」


 木村拓哉「おじきはよく来るよ。昔インターホンの画面におじぎが貝の煮付けをタッパーに持って来た姿が映って家族みんなで大爆笑したこともあるし!」


 ※木村拓哉さんは現実でも明石家さんまさんのことを「おじき」と呼んでいます。


 静香 「そうそう!あの時のさんまさんの姿があまりにも普通だったから逆に面白かったね!」


 リュウ・マイ 「「(本当に木村さん達とさんまさんは家族ぐるみの仲なんだ・・・)」


 光希 「ところでお二人はさんまさんにお会いしたことはあるんですか?」


 「あるよ。3年前くらいに湾岸スタジオでばったりさんまさんと会ったんだ。」


 「私は日本テレビの踊るさんま御殿でさんまさんと共演したことがあるよ!」


 心美 「じゃあさんまさんとは顔見知りなんですね!」


 木村拓哉 「そういえばリュウくん、和也から聞いたけど去年ジャニーさんからスカウトされたって本当か?」


 「本当です!去年の5月にジャニーズ事務所の本社に行った時にジャニーさんと会ってスカウトされました。」


 ※君が生きた証 第2章 #90参照


 心美 「ジャニーさんから直々にスカウトされるなんて・・・。リュウさんは只者じゃないですね。」


 静香 「これは環奈ちゃんの将来が楽しみね。だって環奈ちゃんはジャニーさんにスカウトされる程のイケメンで天才脚本家のリュウくんと女神と呼ばれる美貌を持つ歌手のマイちゃんの娘だから絶対芸能界で通用すると思う!」


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 木村拓哉 「あと和也から聞いたけど君達って毎日キスを4回もしてるのか?」


 ※和也・・・リュウと友達の嵐の二宮和也さんのこと。


 「はい!おはよう、いってきます、ただいま、おやすみの濃厚キスを毎日してます!」


 「あと私達は月に一度アレもしてますし///」


 「うん///」


 顔を赤くしながら話すリュウとマイ。


 静香 「(この2人、人前で普通にアレって言ったわ・・・)」


 木村拓哉 「(和也から聞いていたとおり、この2人は超バカップル夫婦だ・・・・)」


 心の中でドン引きする木村拓哉・静香夫妻。



 その後、岡田家は木村家の豪邸の中を見学した後、市川市の自宅に帰っていった。




 おわり




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