2026年9月25日、この日は十五夜なので岡田家は家の縁側で月見をしていた。
環奈 「お月様きれいだね〜!」
「本当だね〜環奈。ねぇリュウくん、今日は夜空に雲が一つもないからお月様が一段と綺麗に見えるね。」
「そうだね。でも俺にとってはお月様よりマイちゃんの方が綺麗だよ。」
「もうリュウくんってば・・・・♡」
日奈子 「お父さんとお母さんは十五夜の日でもラブラブだね・・・・(苦笑)」
リュウとマイのラブラブっぷりに苦笑いをする日奈子。
環奈 「ところでママ、いつから十五夜にはお月見をすることになったの?」
「えっ・・・・何でだろ・・・?ねぇリュウくんいつから十五夜の日はお月様を見ることになったの?」
「確か平安時代に中国から日本に伝来して貴族や天皇家がお月見を楽しんでいたらしい。それで江戸時代に庶民の間にもお月見が伝わったんだって。」
環奈 「お月見って昔からあるんだね〜。」
日奈子 「お父さんって本当いろんなこと知ってるんだね!」
「父さんは平安時代を題材にした映画の脚本を執筆する前に平安時代の文化を勉強したからな。」
環奈 「ねぇみんな見て!お月様のもようがおもちをついてるうさぎさんに見える!」
「確かに見えるな!」
日奈子 「私いつか月のうさぎさんがついたお餅を食べてみたいな〜。」
「そうだね。いつかみんなで月のうさぎさんがついたお餅を食べようね!」
当時9歳の日奈子の夢を壊さないように喋るマイ。
岡田家がお供物の月見団子を食べていると秋の虫の声が聞こえてきた。
環奈 「あっ!スズムシとキリギリスがないてる!」
日奈子 「コオロギとクツワムシもないてるよ!」
「秋の虫の鳴き声を聞きながらお月見って風流だね〜。」
「そうだな。」
環奈 「ねぇパパ!どうして秋の虫さんはないてるの?」
「秋の虫が鳴いているのはメスの虫に結婚してくださいってアピールしているからだよ。虫たちも自分の子供が欲しいんだよ。」
「秋の虫達ってハルトくんみたいに女好きなんだね(笑)」
「そうだな。まあもしハルトが秋の虫だったらギターで尾崎豊の曲を弾き語りしながらナンパすると思うな(笑)」
「ありえるね(笑)」