君が生きた証 第2章 #104 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 9月下旬のある日

 
 ユミとマナツは都内のカフェで食事をしていた。


 ユミ  「そういえば私たちも今年で27才になるんだよね~。」

 マナツ  「そうだね。最近私たちの周りで結婚ラッシュが始まってるしね・・・・・・。」

 ユミ  「確かに・・・・・まいやんはリュウくん、ななみんはヒロトくん、さゆりんはショウくん、なぁちゃんはハルトくん、生駒はカズヤくん、まいまいはタクヤくん、いくちゃんは織人くんと結婚したからね~。」

 マナツ  「私も早くユウタくんと結婚したいな~。若月はコウタくんと結婚したいの?」

 ユミ  「もちろんしたいよ!でもコウタが早くプロポーズしてくれないからちょっとイライラしてる!」

 マナツ  「イライラしてるって・・・・・コウタくんは確かに結婚したいと思ってるけど収入が若月より下だから結婚に踏み切れないんじゃないの?若月は売れっ子のデザイナーで高収入だけどコウタくんはスポーツ新聞の記者だからね。」

 ユミ  「そんなの関係ないから!人生はお金じゃないし!それにお金で幸せは買えないから!

 マナツ  「若月、すごい良いこと言った~。かっこいい❤」←自分のハートがずっきゅんされた。

 ユミ  「私、決めた!私は決めたよ!マナツ!」

 マナツ  「えっ?何を決めたの?」

 ユミ  「私、コウタに逆プロポーズする。」

 マナツ  「え――――――!!!!逆プロポーズするの!?」

 ユミ  「うん!」

 マナツ  「すごいね・・・・・・若月。で、プロポーズの言葉は考えてあるの?」

 ユミ  「全然考えてない。だからマナツ一緒に考えてよ。」

 マナツ  「私も考えるの?そこはレイカと一緒に考えないの?」

 ユミ  「もしレイカに私が逆プロポーズをするって話したら「やだ―――――!!!!わかちゅが人妻になるのやだ――――――!!わかちゅは私の恋人なのにーうえぇぇえん!。゚(゚´Д`゚)゜。」ってなるじゃん。

 マナツ  「・・・・・・ありえるね。レイカは若月がコウタくんと付き合い始めただけで悲しんでたからね・・・・。」

 ユミ  「レイカもタツヤくんと結婚出来ればいいんだけどね・・・・・・。」

 マナツ  「カナもカズマくんと結婚出来ればいいね。」

 ユミ  「でもレイカとカナは一人っ子だから結婚するためには婿養子にならなきゃいけないからハードルが高いから当分は結婚出来ないと思うよ。」

 マナツ  「確かに・・・・・。私も若月の話を聞いてたらユウタくんに逆プロポーズをしたくなってきちゃった!だから今度一緒にダブル逆プロポーズしようよ!」

 ユミ  「ダブル逆プロポーズはやめようよ・・・・・本当マナツはあざとい女なんだから・・・・・。」

 マナツ  「ちょっと!失礼だから!」

 ユミ  「ダブル逆プロポーズはしないけどマナツのも考えてあげるからほら一緒に考えよ?」

 マナツ  「うん!」

 
 それから2人はお互いの逆プロポーズの言葉を考えた後、カフェを後にした。





 つづく





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