君が生きた証 第2章 #105 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 2日後、ユミとコウタはデートで横浜に来ていた。


 コウタ  「ユミちゃん、最初はどこ行く?」

 ユミ  「私、横浜ランドマークタワーに行きたい。」

 コウタ  「ランドマークタワーか~OK!一緒に行こう!

 ユミ  「うん!それにしても二人きりでデートするの久しぶりだよね。」

 コウタ  「そうだね。俺とユミちゃんも仕事が忙しかったからね。今日は思いっきり楽しもう!

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 コウタ  「ユミちゃん、見てみて!横浜ベイブリッジ、MM21、東京方面が見えるよ!おっ!富士山も見える!

 望遠鏡を見ながらはしゃいでいるコウタ。

 ユミ  「あのさコウタ!もう私たち27才の大人なんだから子供のようにはしゃがないでなよ!」

 コウタ  「ご・・・・・ごめん。」

 ユミ   「子供心を忘れないのは良いけれど私たちも大人にならないと!心は少年のままだったらハルトくんみたいになっちゃうよ!

 コウタ  「ユミちゃん!さりげなくハルトのことをディスるなよ!」


 次に二人は横浜コスモワールドに向かった。

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 ユミ  「コウタ、次はあれに乗ろう!」

 ユミが指を差した方向にはコスモワールド名物
水中突入型ジェットコースター「バニッシュ」があった。

 コウタ  「えっ!ジェットコースターに乗るの!僕、ジェットコースター苦手なのに・・・・・・」

 ユミ  「そんなこと言わないで早く乗ろうよ!」

 コウタ  「ええ・・・・・・怖いよ。」

 ユミ  「あーもう!そんなことばっかり言ってるからコウタはみんなからひ弱とかオカマって呼ばれるんだよ!少しは男らしくなってよ!」

 コウタ  「ご・・・・・・ごめん。」

 ユミ  「すぐ謝らないで!少しは反論ぐらいしてよ!私、コウタが男らしくなってほしいから言ってるのに・・・・・・

 コウタ  「ユミちゃん、何か言った?」

 ユミ  「何でもない!ほら行くよ♪」

 コウタ  「ちょっとユミちゃん!引っ張らないで!」

 ユミはコウタを引っ張ってバニッシュの中に入っていった。

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 フードコートにて


 ユミ  「あー楽しかった!」

 コウタ  「・・・・・・・・・・・・・・。」

 ぐったりしているコウタ。

 ユミ  「コウタ、本当に大丈夫?」

 コウタ  「なんとかな・・・・・・。」

 ユミ  「お菓子でも食べる?」

 コウタ  「・・・・・・うん。」

 ユミはポッキーを取り出すと口にくわえた。

 コウタ  「えっ?」

 ユミ  「コウタ早く食べて。」

 コウタ  「・・・・・うん!」

 コウタはポッキーを食べ進めユミとキスをした。

 コウタ・ユミ  「「・・・・・・・・/////////」」

 お互いの顔を見て紅くなる二人。

 コウタ  「体力も戻ったし、そろそろ行こっか?////」

 ユミ  「うん////」

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 コウタ  「何度見てもこの横浜港の夕焼けは綺麗だね。ユミちゃん。」

 ユミ  「うん。」

 コウタ  「・・・・・・・・・・・・・。」

 ユミ  「・・・・・・・・・・(今すごいいい雰囲気だ。逆プロポーズをするチャンス!)ねぇ・・・・・コウタ。」

 コウタ  「何?ユミちゃん。」

 ユミ  「私たちが付き合い始めてもう11年になるよね。」

 コウタ  「うん。」

 ユミ  「この11年間いろんなことがあったよね~。私はデザイナーになれたし、コウタもスポーツ紙の記者になれたし。」

 コウタ  「そうだね。本当に楽しい11年間だったね。」

 ユミ  「これからはもっと楽しくて笑って過ごしていきないな~。」

 コウタ  「えっ?」

 ユミ  「私はコウタと一緒に笑って生きていきたいの。だから私をあなたのお嫁さんにしてください!」

 コウタ  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 ユミ  「ダメかな・・・・・・・?」

 コウタ  「ユミちゃん、本当に僕でいいの?僕は
男らしくないし、ユミちゃんより年収が低いし、絶対幸せにしてあげられないかもしれないよ?」

 ユミ  「いいの!私はコウタと一緒に入れるだけで幸せだから!」

 コウタ  「ありがとうユミちゃん!よろしくお願いします!」

 ユミ 「やったー!コウタ、絶対幸せになろうね!」

 コウタ  「うん!」

 二人は誓いのキスを交わした。

 
 ちなみにマナツのユウタへの逆プロポーズも上手くいったそうです。


 マナツ  「ちょっと!私の逆プロポーズの話も書いてよ!ナレーションで終わらせないでよ!」

 レイカ  「わかちゅが結婚しちゃった~!!!!うわーーーーん!!!!!!(涙)」

 



 つづく

 

 
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