君が生きた証 第2章 #103 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 9月中旬のある日の都内のレース場


 ブーン!ブン!ブン!ブーーン!


 コースを自分のオートバイで走行するハルト。

 後輩レーサーA  「ハルトさん、前よりもっと速くなってますね。」

 コウキ  「ああ。あいつは最近子供が生まれて守るものが二人も増えたし、今度のレース大会は意地でも優勝するために頑張ってんだよ。」

 監督  「いいぞ!!!このままのスピードで最後まで走り抜け!」

 ブーン!ブーン!ブン!ブン!ブーン!

 オートバイのスピードを上げてコースを走るハルト。

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 ハルト  「ふぅーキツかったー!!」

 そう言いながらオートバイから降りてヘルメットを外すハルト。

 整備士  「ハルトさん、お疲れさまです!今日もいい走りでしたよ!」

 ハルト  「おう!ありがとう!しっかり俺の相棒を整備しといてくれよ!」

 整備士  「はい!」

 ハルトはそう言った後、ベンチに座った。

 コウキ  「ハルト!今日の走りも最高だったぜ!」

 ハルト 「お前もなコウキ!」

 コウキ  「今度のレース大会こそ団体戦で優勝しようぜ!」

 ハルト  「当たりめぇだろ!俺らの力を全国のバイク好きのやつらに見せつけてやろうぜ!それにナナセと豊のために優勝しないとな!」

 コウキ  「お前結婚してから変わったな。結婚する前は浮気ばっかしてたのに。

 ハルト  「まあな。俺、豊が生まれてきたおかげで自分が生まれてきた理由がはじめてわかった気がするよ。」

 コウキ  「その台詞尾崎豊のパクリか?」

 ハルト  「別にいいだろうがよ!尾崎さんも息子の裕也さんが生まれた時、すごい喜んでいたんだから!

 コウキ  「そうだよな!」

 ~♪~♪

 ハルト  「おっ!ナナセからLINEが来た。」

 『ハルト、今日は久しぶりにお兄ちゃんが家に来るから晩御飯はカレー鍋やで。出来る限り早く帰ってきてな♪

 ハルト  「今日は太盛兄貴が来るのか!久しぶりに一緒に酒を飲んでゆっくり話をするか!

 コウキ  「お前ら何だかんだで仲良し夫婦だな(笑)」

 ハルト  「うるせぇな///さっさと練習に戻んぞ!」

 コウキ  「おう!」



 それより5日後、ハルトとコウキの所属するチームはMFJ全日本ロードレース選手権の団体戦で初優勝を果たした。




 つづく




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