君が生きた証 第2章 #102 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 ストーリー原案 瀧太郎


 9月上旬のある日


 都内の某高級フレンチで織人・エリカカップルが食事をしていた。

 エリカ  「おいしーい!織人、ここのフレンチ最高だね!」

 織人  「そ・・・・そだな。(至極幸せそうだ・・・・・)」

 エリカ  「そういえば織人、何か話があるって言ってたけど・・・・・・・・。」

 織人  「ああ!エリカ、俺たちが付き合い始めてもう9年になるよな・・・・・」

 エリカ  「うん。」

 織人  「付き合ってからいろいろあったよな。俺は写真家になれたし、エリカも歌手になれたし・・・・・・」

 エリカ  「そうだね・・・・・・辛いこともあったけど楽しいこともたくさんあったね。」

 織人  「これからはもっと思い出を作っていこうな・・・・・。」

 エリカ  「えっ?」

 織人  「俺とけっこ・・・・・・・・・・」

 女の子  「(ドテ!)キャッ!うわーん!あーん!」

 エリカ  「あっ!女の子が転んで泣いてる!」

 織人  「本当だ!」

 二人は母親と一緒に女の子を泣き止ました後、席に戻る。

 エリカ  「で、さっきの話って?」

 織人  「(さっきはまさかのアクシデントがあったけど今度こそ!)エリカ、俺とけっこん・・・・・」

 店員  「お待たせしました。メインディッシュの牛肉の赤ワイン煮です。」

 二人の目の前にメインディッシュが運ばれてきた。

 エリカ  「メインディッシュが来た!ほら織人一緒に食べよ♪」

 織人  「あ、ああ・・・・・・・(まさかこのタイミングで料理が運ばれてくるなんて・・・・・)」

 その後、二人はメインディッシュ、デザートを食べ終えた。

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 エリカ  「おいしかったね~織人!」

 織人  「うん。そうだな。(よし!今度こそ決めるぞ!)あのさエリカ、俺とけっこ・・・・・・」

 ~♪~♪

 エリカ  「あっ!電話だ。マネージャーさんからだ!」

 エリカは電話に出る。

 織人  「(二度あることは三度あるのかよ・・・・・・)」

 またプロポーズ出来なかったので俯く織人。

 エリカ  「そうですか!わかりました!では失礼します。」

 エリカは電話を切った。

 織人  「なんて?」

 エリカ  「今から新曲の打ち合わせをするからソニーミュージックに来てって連絡があったの。

 織人  「えっ?今からソニーミュージックに行くのか!?」

 エリカ  「ごめんね!急に仕事入っちゃって!詫びにディナーの代金半分払うから!」

 織人  「いいよ!俺がエリカの分の代金も払うから!早く仕事に行ってきな!」

 エリカ  「織人、ありがとう!」

 エリカは大急ぎで店を出た。

 織人  「はあ~結局言えなかったか・・・・・・・。」

 がっかりしている織人。

 織人  「早く会計を済ませてここを出よう・・・・・。」

 織人は会計を済ませて店を出るとスッキリしない気持ちで車を運転し、自宅マンションに帰っていった。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 翌日の夜、カズヤのバーにて・・・・・・・


 織人  「はぁ・・・・・・・・・・・」

 溜め息をつきながら酒を飲む織人。

 カズヤ  「織人、どうしたんだ?溜め息なんかついて。」

 織人  「カズヤさん、昨日エリカと一緒に高級フレンチを食べに行った時にプロポーズしようとしたんですけど・・・・・次々とアクシデントが起きて出来なかったんです。

 カズヤ  「エリカちゃんにプロポーズするつもりだったのか~。」

 織人  「はい。」

 カズヤ  「どんなプロポーズの言葉を送るつもりだったんだ?俺に聞かせてくれよ」

 織人  「絶対にエリカに言わないですか?」

 カズヤ  「言わないよ。俺、口堅いから。」

 織人  「じゃあ行きますよ・・・・・・エリカ、俺と 結婚してください。もし君が断っても、僕はもう二度とこの言葉、誰にも言わないから。」

 エリカ  「いいよ。」

 織人  「えっ?」

 織人が後ろを振り返ると満面の笑顔でエリカが立っていた。

 織人  「エリカ、何でここにいるんだ?」

 エリカ  「仕事終わりに街を歩いていたら織人を見かけて後をつけてたの。」

 織人  「そうなんだ・・・・・・・。」

 エリカ  「織人、私は料理とか家事はほとんど出来ないけどこれからも織人だけを愛しているからよろしくお願いします♪」

 織人  「よっしゃー!やったー!」

 カズヤ  「織人、エリカちゃんおめでとう!」

 お客さん一同  「結婚おめでとう!!!!!」 

 二人に向けて祝福の拍手を送るカズヤとお客さん達。

 織人  「エリカ、これからもよろしくな。」

 エリカ  「うん!よろしくね。織人❤」


 ・・・・・・・チュッ


 二人は誓いの口づけを交わした。


 それから4日後、二人は家族や友人達や関係者に結婚の挨拶を済ませ、入籍した。




 つづく




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