A Day in Our Life #159 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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第56話 「あるカップルのデート!!」


11月上旬のある休日


本八幡駅前


ハルト  「ったくナナセのやつまた寝坊したのかよ・・・・もう約束の時間より5分遅れてんぞ!!ふざけんなよ!」

ハルトはイライラしながら駅前の広場でナナセを待っていた。


10分後・・・・・・


ナナセ  「ハアハア・・・・ハルト、ごめんな。遅なって・・・・・」

ハルト  「おせぇーぞ!!もう約束の時間より10分遅れてんだぞ!何で遅れたんだよ!」

ナナセ  「遅くまで絵を描いてたから寝坊したの。」

ハルト  「また夜遅くまで絵を描いてたのかよ!!でもよかったよ。ナナセが事故に遭ってなくて・・・・・・」

ナナセ  「ハルト、ありがとう////じゃあ早速に行こか!」

ハルト  「おう!」



ハルト  「で、ナナセは最初何処に行きたいんだよ?」

ナナセ  「なな、上野動物園に行きたい!」

ハルト  「上野動物園に行きたいのか!お前本当に動物好きだな~!!!」

ナナセ  「うん♪動物はかわいいから❤だから上野動物園に行こうや?」

ハルト  「わかったよ!じゃあ早速切符を買って上野に行きますか!」

ナナセ  「うん!行こ行こ♪」

二人は電車に乗り上野に向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナナセ  「ハルト!見てみて!キリンや!キリン!」

ハルト  「ナナセ、はしゃぎすぎだ!少しは落ち着けよ!!」

上野動物園に到着し、ナナセは早速大好きな動物達の前ではしゃぎ回っており、ハルトは落ち着かせようとしている。

ナナセ  「すごい!象や!象!大きい~!」

ハルト  「象なんかひさしぶりに見たな~。」

ナナセ  「うん!ハルト一緒に写真とろ♪」

ハルト  「ああ!」

ハルトとナナセは近くにいた飼育員にカメラを渡して写真を撮ってもらった。


ナナセ  「早くパンダが上野動物園に帰って来ないかな~。」

ハルト  「パンダは確か来年に来るんだろ?ゆっくり待とうぜ!」

ハルトとナナセは園内を歩きながら話をしていた。

ナナセ  「うん!パンダが帰ってくるのホンマに楽しみ!」


※A Day in Our Lifeの現在の時系列は2010年11月上旬でまだパンダは上野動物園に帰ってきていません!


ハルト  「ナナセ、次はどの動物を観に行きたいんだ?」

ナナセ  「なな、あそこ行きたい!」

ナナセが指をさした所にあったのはなんと爬虫類と触れ合えるコーナーだった!

ハルト  「お前・・・・爬虫類とふれあいたいのかよ!大丈夫か!?」

ナナセ  「うん!だって爬虫類かわいいやん❤」

ハルト  「マジか・・・・・・」


二人は早速爬虫類触れ合いコーナーに向かった。


ナナセ  「ハルト~!見てみて!このトカゲめっちゃかわいい❤」 

ナナセはトカゲに触れながらハルトに話しかけている。

ハルト  「そうだな。」

ナナセ  「カメレオンもかわいいで♪」

ハルト  「ああ。」

ナナセはカメレオンを笑顔で触っている。

ナナセ  「あっ!あのカゴの中の蛇触っても良いって書いてある!!早速触ってみよ♪」

ハルト  「ナナセ、蛇はやめろ!もし毒があったらどうすんだよ!危ないぞ!」

ナナセ  「大丈夫やって!看板にも毒はないって書いてあるし!じゃあ触ろっと!」

ナナセは早速蛇を触り出した。

ハルト  「ナナセは本当すごいな・・・・・。普通の女なら絶対触ることに躊躇する動物に触れるなんて。」

ハルトが心の中でそう思っていると・・・・・・

ナナセ  「ハルトー!」

ハルト  「うん?・・・・・・!!!!!」

ハルトがナナセに呼ばれてその方向に振り向いてみると・・・・・ナナセが首に蛇に二本巻いて立っていた。

ナナセ  「見てみて!飼育員の人に「せっかくだから蛇を首に巻いてみますか?」って言われたから巻いてみた!」

ハルト  「バカ!やめろ!窒息するぞ!」

ナナセ  「大丈夫やって~そうや!ハルトも記念に巻いてみたら?」

ハルト  「何の記念だよ!!巻くわけねーだろ!!!」

ナナセ  「遠慮せんでええやん!!ほら~!」

ハルト  「バカ!来るな!!殺す気かむかっ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナナセ  「あ~楽しかった❤」

ハルト  「ハアハア・・・・そりゃよかったな。トカゲとカメレオンを触ったり、蛇、首に巻いたりしてたし。」

ナナセ  「なな、蛇をペットで飼いたくなってきたわ!」

ハルト  「絶対蘭子さんに反対されんぞ!つーか俺と結婚しても飼わせないからな!」

ナナセ  「ハルト・・・・何だかんだでななとの結婚を意識してくれてるんやな///」

ハルト  「まあな・・・・・ナナセは・・・・俺の大切な彼女だからな。」

ナナセ  「ハルト・・・・・ありがと////ななも大好きやで❤」

・・・・・・チュッ

ナナセはハルトにお礼のキスをプレゼントした。

ハルト  「お、おう////・・・・・・さてと次の行き先は俺が決めていいか?」

ナナセ  「ええよ!どこ行くん?」

ハルト  「尾崎ハウス!」

ナナセ  「ハルトはホンマに尾崎豊好きやな~。」

ハルト  「いいじゃねーか!ほらさっさと行くぞ!」

ナナセ  「うん!」



ハルトとナナセは上野動物園を後にして昼食を済ませ、東京都足立区にある尾崎ハウスに向かっていた。


ナナセ  「なぁハルト。尾崎ハウスってどんなところなん?」

ハルト  「尾崎ハウスはな。尾崎さんが全裸で傷だらけで倒れていた民家で、尾崎ファンの交流の場になっているんだ。」

ナナセ  「ハルトは行ったことあるん?」

ハルト  「もちろん!今まで10回行ったぜ。」

ナナセ  「10回って・・・・行きすぎやろ!」

ハルト  「わりぃかよ!」


歩きながら話していると尾崎ハウスに到着した。


ハルト  「(ピンポーン!)すいませーん!誰かいますか?」

ハルトがチャイムを押すと玄関から尾崎ハウスの主人が現れた。

主人  「はい。何でしょうか?」

ハルト  「今日は尾崎さんの誕生日じゃないですけど見学してもいいですか?」

主人  「いいですよ。」

ハルト  「ありがとうございます!」


ハルトとナナセは許可を貰って敷地内を見学し始めた。


ハルト  「ナナセ、ここが尾崎さんが倒れていた場所だ・・・・・・・」

ナナセ  「ここが・・・・・・。」


するとハルトはその場に座り込んで両手を合わせて目をつぶり祈り始めた。


ハルト  「・・・・・・・・・・・」

ナナセ  「・・・・・・ハルト。」


ナナセも同じように祈り始めた。


ハルト  「ところで最近新聞で知ったんですけど・・・・・尾崎ハウスを解体されるのって本当ですか?」

主人  「はい。息子たちに言われたんです。このままだと一生つきあわなければならないからと。じゃあ思い切って建て直して、『尾崎ハウス』をやめようとなったんです。」

ナナセ  「そうなんですか・・・・・寂しいですけど仕方ないですよね・・・・・」

ハルト  「今日は尾崎さんの誕生日や命日じゃないのに見学させていただきありがとうございます!」


二人は6畳間の中に入り尾崎豊のポスターやパネルし、尾崎ハウスを後にした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナナセ  「そういえばハルトは中学三年生の時に家出をしたことがあったやん。」

ハルト  「ああ・・・・あったな。中学三年生の時に高校入試の勉強をしてていつまで経っても成績が上がらなくてそれでイラついて自由を求めて兄貴のバイクを盗んで仲間と家出したんだよ。」

ナナセ  「当たり前やろ!ホンマに・・・15の時に家出をするなんて尾崎豊やん!」

ハルト  「わりぃかよ!!でも尾崎さんが家出したのは14才の時だけどな・・・・・。ちなみに俺は夜の校舎に忍び込んで窓ガラスを壊し回ってないぞ!」

ナナセ  「でも尾崎豊は窓ガラス割ってたんちゃうん?」

ハルト  「尾崎さんは割ってねーよ。実際は尾崎さんの友達が校舎の窓ガラス壊し回ったんだよ。」

ナナセ  「へぇ~そうなんや。そんな細かいところも知ってるなんてハルトはホンマに尾崎豊が好きなんやな。」

ハルト  「まあな。ちなみに俺が死ぬ時は尾崎さんのように路上で倒れて死にたいな!」

ナナセ  「そこまでせんでええから!そんでハルトが一番好きな尾崎豊の曲は何なん?」

ハルト  「やっぱ卒業だな。曲もいいし、歌詞も深い意味が込めらてるからな・・・・。」

ナナセ  「ハルトは今年の文化祭のカラオケ大会では尾崎豊のI LOVE YOUを歌ってたやん。それで来年もやるの?」

ハルト  「あたりめぇだろ!来年はピアノを弾きながら卒業を歌ってやるよ!」

ナナセ  「やっぱり・・・・・」

ハルト  「あとサビの『卒業~♪』の部分!ちゃんと歌えよ!」

ナナセ  「わかってるって!ちゃんと歌うから!」

ハルト  「絶対だぞ!」

ナナセ  「は~い。」

ハルト  「ナナセ、次はどこ行きたいんだ?」

ナナセ  「ななは渋谷行きたい!」

ハルト  「じゃあ渋谷に行くか!!!!」

ナナセ  「うん!」


二人は渋谷センター街で買い物を終えて市川市に帰っていった。




つづく




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