A Day in Our Life #24 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

乃木坂46・櫻坂46・日向坂46の小説と画像集を更新しています!
ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 1回表、市川総合はあっけなく三者凡退に抑えられたが1回裏に二宮がお返しに敬愛学園を三者凡退に抑えた。

 2回表、市川総合は4番長野がヒットで出塁し、5番二宮がバントで二塁に送ったが、6番今井が三振してしまった。7番ヒロトがヒットを打ち、2アウトランナー一塁、三塁のチャンス。

ウグイス嬢  「8番セカンド北山くん。」

タクヤ  「よし!行くぞ!」

タクヤはネクストバッターズサークルからバッターボックスに向かう。

「タクヤ、頑張れよ!!!」

リュウはネクストバッターズサークルからタクヤに声援を送る。

タクヤ  「お願いします!」

タクヤはバッターボックスに入りバットを構えた。

審判  「プレイ!!」

相手投手が振りかぶって投げた。

ピシュッ!パシッ!

審判  「ストライーク!」

ヒロト  「よしあの球は打っても凡打だ!」

一塁ベースの上で小さな声で呟くヒロト。

相手投手は二球目を投げた。

ピシュ!カキーン!

タクヤが打った球は惜しくもファウルゾーンに入っていった。

ショウ  「追い込まれたか・・・・・・」

カウントノーボール2ストライク。相手投手は一球をあえて外した。そして4球目。

ピシュ!ブン!パシッ!

審判  「ストライク!バッターアウト!スリーアウトチェンジ!」

「ああ~」

タクヤの第1打席は三振に終わった。チェンジとなり、ネクストバッターズサークルのリュウはすぐにヘルメットを外し、野球帽と外野用のグラブを手にはめ、ライトに向かう。途中、タクヤに話しかける。

「タクヤ、どんまい!まだチャンスがあるからさ。」

タクヤ  「リュウ、励ましてくれてありがとう。」

2回裏、敬愛学園はヒットでランナーが出塁したが市川総合の守備でダブルプレーとなり、二宮に三振をとられチェンジとなった。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3回表、市川総合の攻撃は9番のリュウから!

「いよいよリュウくんが打席に立つね!」

サユリ  「そうだね!どうなるんだろ?」

観客席ではマイが大興奮していた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ベンチ


ショウ  「リュウ、肩の力を抜いてスイングするんだよ!」

「おう!あっ監督!」

山口  「なんだ?岡田。」

「俺、必ず塁に出ます!」

山口  「わかった!頼んだぞ!」

「はい!」

リュウはバッターボックスに向かった。

山口  「あいつ、絶対出塁するな。」



「あっ!リュウくんが出てきた!リュウくーん!頑張って!」

バッターボックスの前で素振りをするリュウに声援を送るマイ。

ナナミ  「しーちゃんの声大きい・・・・・」

リナ  「リュウさん、集中してますね。」



ウグイス嬢  「9番ライト岡田くん。」

「お願いします!」

リュウは審判に挨拶した後、バッターボックスに入り、バットを構えた。

審判  「プレイ!」

プレイがかかったと同時に相手投手は振りかぶった。

 「(最初は何が来るんだ。ストレートかスライダーかカーブか?)」

1球目はストレートを投げてきた。

ビシュ!パシッ!

審判  「ストライーク!」

 「(このピッチャーはコントロールがいいな。次は変化球だな。)」

2球目はスライダーを投げてきた。

リュウは打とうとバットを出しかけたがストライクゾーンに入らなかったためバットを止めた。

審判  「ボール」

ヒロト  「あいつ、ボールが見えてるな。」

何を思ったのか、リュウはバットを短く持った。

「リュウくんがバットを短く持った・・・・」

ピッチャーは4球目のストレートを投げた。リュウはそのストレートを見逃さなかった!

リュウの打った球はレフト前に落ちるヒットとなった。

「やった!リュウくん、さすが♪」

一塁上でリュウは小さくガッツポーズを作った。

山口  「ナイスバッティングだ!岡田!」

山口先生はリュウに盗塁のサインを出した。

 「(あれは盗塁のサインだ!)」

相手投手が投げた後、すぐにリュウは盗塁した。

相手捕手はボールを捕った後、セカンドに送球したが悠々セーフとなった。

タツヤ  「リュウ、足早いな・・・・・」

その後1番山下がバントで送り、リュウは三塁まで進み、二番塚田が犠牲フライを放ち市川総合が先制した。

長野  「塚田、ナイス犠牲フライ!」

ショウ  「リュウ、ナイスバッティング!」

ヒロト  「いい走塁だったぞ!」

「ありがとう!」

ベンチに戻ってきた塚田とリュウをハイタッチで出迎えるメンバー達。

その後3番坂本が凡退し、チェンジとなった。

リュウがライトに向かっている最中。

「リュウくん、ナイスバッテイング!このあともがんばって❤」

マイがリュウに向かって声援を送ったらリュウは声援に答えるように歩きながら片手を上げてガッツポーズをした。

「見てみて!リュウくんがガッツポーズをしてくれたよ!かっこいい!」

ナナセ  「よかったな~まいやん。」

ナナミ  「しーちゃん、いちいちうるさい・・」

サユリ  「いいじゃん、ななみんもヒロトくんが打った時、大興奮してたじゃん!」

ナナミ  「だって嬉しいんだもん。」

プク顔をするナナミ。



つづく





いいね!も良いけど皆様の"コメント"をお待ちしてます!