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身長2m近いスーパーウェルター級の大巨人、 “ タワーリング・インフェルノ ” セバスチャン・フンドラ 対 “ タイソンが認めた超強打者 ” エリクソン・ルビン の対決。 大いに勝負論あり。
▼ セバスチャン・フンドラ vs エリクソン・ルビン
フンドラは超高身長の骨力をオフェンスにのみ特化したドファイタータイプで、この階級でこの身長でこのスタイルというのはボクシング史に類を見ない。最初のダウンを奪った右アッパーも、しっかりと踵を付けテイクバックを取ったもの。
ただ ( その圧倒的強打の前に これまでジャモンティ・クラークくらいしか試せていないが ) ゼロ距離に近い超接近戦での鬩ぎ合いにはさすがにウィークポイントがあるのではないか ? とも思う。 ヘッドムーブもボディワークもなく上空に頭部だけを晒したまま戦う事の多いフンドラ … 。
長い両腕を器用に折り畳み、或いは梃子使いして繰り出す強打は確かに恐ろしいが、コンビネーション自体はダブルやトリプルがある訳でもなくリズムも均一だ。 超遠距離か超接近を切り替え、打ち合いの中でカウンターを選ぶ事が出来る選手なら勝機はある。 7Rのルビンは正にそれを体現しようとしていたが … あと一歩 … 結果は御存知の通り。ただ、敗れたルビンも大巨人退治の大きな光明を後続に知らしめたのでは。
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結果:フンドラ 9R TKO勝利