マイケル・コンラン vs ソフィアン・タコウシュ | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
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メインがフランプトンの興行のセミファイナルです。 ニキチン に打ち勝ち、 五輪での雪辱を果たしたたコンラン … の 最新試合。 ( ※ メインのフランプトンは何故かライト級契約 … 中途半端なアウトボックスから強引なチャージの繰り返しのみで内容は今一つ。 身長165㎝のフランプトン、 Sバンタムが適正だと思いますので、 さすがに これ以上の階級アップは無謀かと。)





▼ マイケル・コンラン vs ソフィアン・タコウシュ







今回は明らかな格下とあって、 コンランが最初から効かせて倒しに行く展開。 タコウシュがサウスポーなので、 倒しに行く態勢のコンランもサウスポーを選択 ( 逆に間を開けたい場面ではオーソにスイッチ → いつもと逆のスタンス選び )





今回の進化ポイントはミドルレンジからの変幻自在なボディショット。 クロスレンジからでなく、 右ジャブの距離からフェイントを交え多角的にタコウシュの急所を捉えていきます。





肩を右にズラしてから二軸左を見せ右ボディショット、 右ジャブを打ちタコウシュが顔面ディフェンスの反応を見せた瞬間にスリップ&ステップイン → 右ボディショットなど、 右ボディへの繋ぎが多彩かつ美しい。 タコウシュも物凄い粘りを見せますが、 パンチが交錯する度にボディを削られて … ラストはTKO葬。





コンラン … シュ・ツァンやサンタクルスとは相性悪くなさそうですが、 王者レベルと比較すると 決定力の部分でまだ劣っているように思えます。 コンランにはワーリントンタイムを凌ぐまでの地力は付いていないように感じます。 もう一つ上のレベルでの闘い … ガラハドとの空間支配能力対決なんか見てみたいですけどね ^





結果 : コンラン 10R TKO勝利