![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200114/00/dagekilab/21/44/j/o0560035314695801172.jpg?caw=800)
丁度一ヶ月前の試合ですが、 やっと観る事が出来ました 汗 リオ五輪での因縁の対決 、 ついにプロのリングでのリマッチです ! !
▼ マイケル・コンラン vs ウラジミール・ニキチン Ⅱ
試合開始からコンランがサウスポーを選択、 ミドルレンジをキープしながらニキチンと睨み合う。 喧嘩四つのスタンスでの鬩ぎ合い。 ニキチンがジワジワとプレスを掛ければコンランはバックギアに入れキッチリとレンジキープ。 元オリンピア同士ならではのキリキリするような空間戦。
但し序盤のリングジェネラルシップとクリーンヒットを奪ったのは明らかにコンラン。 左ロングアッパーや、 ニキチンの左に合わせる右フックカウンターが的確に決まる。 ニキチンの一挙手一投足を見逃さぬように集中力を高めているのが表情からも見て取れる。 ニキチンもコンランが完全なサウスポースタンスで始めるとは想定していなかったのでは … 。
ニキチン、 4R終盤のアタック、 6Rにもプレスを強め一気に距離を縮め有効打を集める。 しかし距離が詰まるとコンランもオーソドックスにチェンジし、 どっしりと迎え撃って来る。 ニキチンのアタックが一段落すると再びサウスポーに構えてミドルレンジキープに戻る。 実力伯仲の両者ではあるが、 ボクシングIQと陣営の戦術において、 ややコンランにアドバンテージがあるか … 。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200114/00/dagekilab/b9/81/j/o0560044814695801169.jpg?caw=800)
高いレベルでのボクシングスキルだけでなく、 両者の気迫にも満ちた好勝負、 フルR戦い抜き、 勝利を上げたのはコンラン ! 4年越しでリオ五輪の雪辱を果たしました。
※ 公式採点は大差過ぎ ! 管理人の採点では 1R、2R、3R、5R、9R、10Rがコンラン、 4R、6R、7R、8Rがニキチンの、 96-94でした。
結果 : コンラン 10R 判定勝利 ( 98-92、98-92、99-91 )