唾棄できない唾液と免役;R2-5-16,Saturday | Haragurokoalaのブログ

Haragurokoalaのブログ

ブログの説明を入力します。

朝から雨、テレビをぼんやり眺めていたら、10時からお店がオープンするとのこと。ウィンド無礼カーを羽織って車に乗る。いつもは通らない道を通って、結局は一回りしただけで、近所の郵便局へ行く。

 

あれこれして、LINE チェックしてたら 娘から下記あり;

 

 

>>ウイルスや細菌の繁殖を防ぐ「IgA」が唾液中に

https://www.mylohas.net/2020/04/strategy69.html

 

>>唾液中には、健康に大切な成分がわかっているだけで100種類以上。その代表は、ウイルスや細菌の繁殖を防ぐIgA(免疫グロブリンA)と呼ばれる免疫物質、それに細胞老化を防ぐラクトフェリンなどは、その代表格。

さらに、粘膜保護成分ムチン、脳や体の細胞の栄養源となるグロースファクター、メラトニン、コラーゲン、ヒアルロン酸など多くの物質が含まれている とのこと。

 

>>IgA(免疫グロブリンA)、リゾチーム、ペルオキシダーゼ、ラクトフェリンなど、さまざまな抗菌・抗ウイルス物質が含まれています。

>>人間の体には、免疫系という機能があります。そこでは、さまざまな抗体が働いていて、細菌やウィルスなどの異物を見つけると、ただちに排除し、私たちが病気にかかるのを防いでくれます。

 

>>またIgAは、腸の分泌物にも含まれていて、腸内で悪い細菌を除去する作用があり、腸内環境の改善を促して、体全体の免疫力を高める手助けもしている

 

>>健康な成人の唾液量は、1日1000~1500ml。人間が1日にかく汗の量が500~1500mlとされていますから、唾液は平常時でも酷暑の中で汗だくになったときの汗と同じ位の量が出ています。そのため、水分をこまめに摂ることが大切で、1日1~1.5Lの水分補給が目安です。

ドライマウスや喉が渇くのは、唾液力低下の危険信号です。ほかにもストレッチやウオーキングなどの軽い運動も、IgAの増加につながります。

 

>>健康な成人の唾液量は、1日1000~1500ml。人間が1日にかく汗の量が500~1500mlとされていますから、唾液は平常時でも酷暑の中で汗だくになったときの汗と同じ位の量が出ています。そのため、水分をこまめに摂ることが大切で、1日1~1.5Lの水分補給が目安です。

ドライマウスや喉が渇くのは、唾液力低下の危険信号です。ほかにもストレッチやウオーキングなどの軽い運動も、IgAの増加につながります。

 

以上から、IgAについて、再チェックをすべきだが、先ずは基礎から;

>>http://chuo.kcho.jp/original/clinicallabo/kentai/menekiguroburin.html

免疫グロブリンは血液や体液中にあって抗体としての機能と構造を持つ蛋白質の総称で、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5クラスに分かれています。 
IgG 5種類の免疫グロブリンのうち血中にもっとも多量に存在しています。
侵入してきた病原体やウイルスの抗原と結合して、白血球の働きを助けたり、ウイルスや細菌が出す毒素と結合して無毒化します。
IgA 喉の表面、腸の内側、気管支の内側の壁などの粘膜の表面に存在し、侵入してきた病原菌やウイルスなどの侵入を防ぐ働きに関与しています。
IgM 感染した時に初期段階で産生される抗体です。
補体という蛋白質と共同して病原菌やウイルスなどの抗原を破壊したり、白血球がこれらを食べるのを助けます。
IgD リンパ球の成熟、分裂になんらかの役割を果たしているものと考えられていますが、今のところまだよくわかっていません。
IgE 免疫グロブリンとしては最も量が少なく、アレルギー反応に主要な役割を果たしており、アレルギー性疾患、寄生虫感染症などで増加します。

https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/life-science/antibodies/antibodies-learning-center/antibodies-resource-library/antibody-methods/immunoglobulin-iga-class.html

によると、

>> IgA は、血清中に単量体および二量体の形態で存在し、総血清 Ig の約 15% を占めています。二量体である分泌型 IgA は、粘膜分泌物 (例: 唾液および涙) 中に豊富に存在するため、一部の局所感染に対する一次防御機構となります。分泌型 IgA の主要な機能は、抗原を破壊することではなく、循環系への異物の侵入を防ぐことです。

 

では、どうやって侵入を防止するのだろうか。

 

>> リゾチーム (これも多くの分泌液に存在) とともに作用し、細菌細胞壁中の糖鎖を加水分解することによって、免疫系による感染除去を可能にします。

 

なるほど、細菌では有効だろうが、ウィルスではどうだろうか?

 

インフルエンザのワクチンについては、https://www.amed.go.jp/news/seika/kenkyu/20150609.html によると

>>注射型ワクチンは全身の免疫系を刺激し血清中のIgG抗体を誘導するものの、気道粘膜上の分泌型IgA抗体は誘導できないことが明らかになっています(文献2)。

一方、経鼻ワクチンは全身の免疫系のみならず抗原投与局所及び感染の場での粘膜免疫系を刺激し、血清中IgG抗体に加えて気道粘膜上の分泌型IgA抗体を同時に誘導することができ、その結果として注射型ワクチンよりも高い有効性を持つと考えられています。

 

>>多量体の分泌型IgA抗体の生体内における役割と、その形状については全く分かっていませんでした。今回の研究により、ヒトの呼吸器粘膜には2量体に加え、3量体、4量体、4量体よりも大きな多量体を形成する分泌型IgA抗体が存在することと、それらの大きな分泌型IgA抗体は2量体よりも高いウイルス中和活性を有しており、さらに抗原性の離れたウイルスに対しても中活性を持っていることが明らかになりました。また、高速原子間力顕微鏡により抗体分子を1分子レベルで解析することにより3量体、4量体IgA抗体はアスタリスクもしくは四葉のクローバーのような形状をしており、抗体外周部に存在する多数の抗原結合部位でウイルス抗原を効率良く捕らえていることが明らかになりました。

 

CoVID-19 については、まだわからないが、一応参考になるだろう。