ウィルスと地球カレンダー; R2-6-15, 月曜 | Haragurokoalaのブログ

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昨日の日曜日、ぼんやりとTVスイッチを入れたら、ウィルス学の権威・山内一也氏のレクチャーといふか呟きがあった。

「敵対と共生のはざま」

 

20世紀はウィルス根絶を目指し、21世紀は「ウィルスと共生」と語る。

それはどういった意味なのか。

 

46億年の地球。

30億年前にウィルスが出現し、20万年前のホモサピエンスが出現した「生命の1年歴(地球カレンダー)http://www.ne.jp/asahi/21st/web/earthcalender.htm」からみると、

5月のウィルス、6億年前にオゾン層が形成され有害な紫外線が遮られると

大型の多細胞生物が出現するのが11月14日。

12月31日の午後11時37分になって、ようやくホモサピエンスがアフリカに出現する。

 

つまり、ウィルスは、ヒトを含む生物全てよりも、遙か以前から存在している物質(生物とは別)であるから、

あらゆる変化に適応してきた。換言するなら、環境の変化についていけないものは「消え去った」ことにほかならない。

 

新型コロナウィルスを、「したたかで賢く、やっかいだ」と評するのではなく、「したたか」なものが次の生体細胞に移動してきただけのこと。

 

「ポリドナウイルス」は芋虫に巣くう寄生バチの卵巣に感染する。

寄生バチが芋虫に卵を産むと同時に芋虫に侵入し、寄生バチの卵や幼虫を芋虫の免疫から守る物質作りに一役買う。

芋虫のホルモンを乱してサナギになるのを防ぎ、寄生バチの誕生も助ける。

 

「ポリドナウイルス」はハチと共生してきた歴史を持つ。

 

「細胞内共生」については、https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/seibutsukiso/archive/resume007.html#:~:text=%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%81%E8%91%89,%E3%83%90%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%92%E5%8F%96%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

約20億年前、ある真核生物が、プロテオバクテリアを取り込み、
共生する相手を取り込んだ生物を宿主(しゅくしゅ)と呼ぶ。

宿主の細胞の中で、プロテオバクテリアがミトコンドリアへと変化。

 

さらに「ミトコンドリアを介した細胞内抗ウイルス 自然免疫の調節機構」 については、後日へhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/51/4/51_4_174/_pdf