昨日、4月2日は、メッチャ寒い一日だった。
お花や野菜苗をどうしようかと思案しつつ、9時半には老人ホーム、
そして車を走らせて、ショッピングモールへ。
何となく、パンなどの食料をゲット、DIY店をぶらつき家庭菜園関連のものを購入したが、
この寒さで、結局買った苗は下ごしらえ済ませた苗床には植えず、そのままネグラ内。
車の出し入れが面倒なので、徒歩で東に進む。
YMH楽器店がある。入り口にあるポスターを眺めてから暖房の入った店内に入る。
目指すは、左奥の楽譜棚。柄にも無くショパンの楽譜を探す、
ざっと、スタンダードのやや厚めテキストを見るが、即興曲なし。ならばとスコアを探すもなし。
仕方無いので、それと思しきピアノ曲集を適当に選んで、レジに向かう。
ストーブの前に佇む女性と眼が合って、数語雑談、知人の意外な情報も入る。
気ままに昼前に自宅に戻るが、天候は不変。
ふと、先日ラジオで聞いた内田ヤヤコの小説朗読を思い出した。
19歳の作品だといふ「ペーパームービー」。はて、、誰だろうなあと聞き流していたが、
父親の有名ロックミュージシャンの名前と、同様超有名な樹木希林の名前が出て驚いた。
流れる文章は、彼女の父親の「意外な一面」だった。
長い別居状態にあった主人公が、留置場で父親と再会するといふ破天荒な場面の描写である。さらーっと、普通の言葉で淡々と親子の会話内容を、文章化できるなんて・・・・・・。
私と正反対の率直な文筆には、警察面会室の殺風景な風景での出来事が、ありありと眼にみえるようだった。
父親が投げかけるぶっきら棒な言葉、そのひとつひとつに、限りない愛情が込められている。
亡くなった母親についても、ちょこっと調べてみた。
https://www.sanspo.com/geino/news/20181001/geo18100105040011-n1.html
>>離婚はせず奇妙な家族関係を続ける母に、ある日、「なぜこの関係を続けるのか」と問うと、「だってお父さんにはひとかけらの純なものがあるから」と平然と答えが返ってきたという。
これだけで、充分この家族のことがわかった、そんな気がした。
外はまだ薄暗く、暖房を入れた部屋の気温が徐々に上がってきた。
けふは、これから上京、