父島(後編)
今朝の朝食はJAの「小笠原アイランズ」内のカフェで頂く島カレー。
「南国フルーツチキンカレー」父島で色々な島カレーを食べたがこれが最高でした。

コクと甘みと酸味が少々でフルーティー。

るるぶとコラボのカレー。商品化されています。
本日はこの島旅の目玉
唯一予約して組んだ「南島ツアー」
父島隣の無人島。植生保護のためガイド付き、2時間滞在、1日100名迄の制限。

小型のボートで揺られること約30分で南島到着。
本日はおが丸出港中もあり参加者は我々2人のみ。上陸も我々のみということ
こんなラッキーは2度とないだろう

桟橋などなく、小型船は手すり階段が届かず舳先から赤線部の崖をよじ登ります。

こんな感じ。後方からよじ登る船長兼ガイドさん。

崖を登ったところの目の前にカツオドリが営巣していて威嚇してきました。デカっ
ここはまさにジェラシックパーク

歩行ルートのすぐ横の穴にオナガミズナギドリの雛が巣ごもっていました。
天敵がいない無防備な大自然
素晴らしい

快晴の南島、本日この大自然独り占め
上陸しているのは私とマスターとガイドさんだけ。

扇池。砂浜には無数のウミガメの足跡。あちらこちらで産卵している。

扇池の中はこんな感じ。透明度超抜群です

扇池でシュノーケリングを堪能してこの大自然の無人島を後にします。
現代から取り残されたジェラ
そのものでした。

出入り口の狭い岩場、ここが難所。風波があると通れず上陸も出来ません。波にあおられ岩に接触しないよう船はスピードを上げて通過します。船長の腕の見せ所

南島が遠ざかる。流石、東洋のガラパゴス
とても良い経験をしました。

入島禁止期間11月~1月 「竹ネイチャーアカデミー」のツアーでした。

感動した青

帰りに立ち寄った父島の端の陸路ではいけないジーニービーチ。簡単に行けないからか?こんなに綺麗な海と浜は見たことない
(写真加工無し)

何ですか
この美しさ
(写真加工無し)

ヤラセではないのでショート動画を貼っておこう
本日昼前におが丸入港。そして年1回の硫黄島24時間クルーズで夕方出航。

島に上陸は出来ないが行きたかったなぁー

船中1泊。大人23,000円2等和室、食事代含まず
入港中父島は活気付きます。出港中休みだった中華屋「海遊」は激混み行列。
昼食に人気の「アカバらーめん」を所望。アカハタを出汁に切り身を添えたもの。

独特の魚の臭みが有り骨も多くらーめんには合わないと思う。私は苦手。
「ミルクバターにんにくらーめん」こちらの方が甘くすっきりで美味でした。


メニュー豊富で創作中華料理の店です。
港の横にある大村海岸で半日シュノーケリング。
街中の海岸なのにこの透明度は素晴らしい

フィンが壊れ漂い珊瑚にあちこち傷つけられた
汚ねえ足。

入港中は店が混むので夕食を急ぎます。
「まんた」広くて感じのいい店。名物「かめ煮」は少々臭み有、ヤギ汁に似ている。

「オナガダイ」の刺身。八丈島でも食べたがたっぷり脂がのっていて旨し。


「茶里亭」にて、魚に飽きて...。
あぁ、肉が喰いてえ~、肉が喰いてえなぁ~


落ち着く空間の店。ただ、酷く冷房が効きすぎ。
何故みんな平気なのだろう??
今夜も懲りずに二見港で夜釣り決行です。

マスター偉業達成
目標からほど遠いが刺身サイズの
ノコギリ鯛をゲット

ふざけたTシャツを着ていますが根はいい奴デス
あっさりとした白身で大変美味しかったです。

翌日はお土産の買い物をしがてら街中散策。
港の上の
「大神山神社」で今更ながら島旅の無事を祈る。

神社に鳩間島にもあった「セイロンベンケソウ」が鈴なり。外来種ということでビジターセンターの許可を貰い採取。

珍しくて可愛いので皆に喜ばれる最高のお土産なのです
しかも¥0円。

水に浸せば葉っぱの縁から芽が出てきて栽培もし易い。詳細は鳩海島のブログ③に

「ウチダシクロキ」は父島のみ生育。過酷そうな場所に生育すると聞いてたが神社のそばに生えているとは。葉がくるんと巻いているのは暑さから守るため。

「グリーンアノール」外来種で悪いヤツ。固有種小笠原シジミチョウを絶滅させた。
母島でもよく見かけもう駆除は不可能だと思う。

観光地でありながら小笠原には流石に外国人観光客はいません。
こちらは固有種の日本人が守られています

小笠原諸島の危険動物
小笠原には蛇はいません。特に危険な動物は陸上にはいません。
強いて危険な生き物を挙げるならオオムカデとのことです。
暑すぎるので人気店「チャラ日和」でかき氷。
所望したのは自家製みつの「信玄」。あの信玄餅の氷Ver.餅が入っててこれは美味い。


居酒屋「チャラ」の姉妹店。
明日はとうとう帰路に着きます。
最後の晩餐は宿主経営の宿隣のレストラン「ブーゲン」で打ち上げ。乾杯

宿主お勧めの
ステーキ
ブロックで寝かせた貴重部位。確かに美味い
魚がなんでえ~
やはり肉だよ肉


こちらも店主お勧めのバナナエビのフライ。

ブーゲンには若い女性店員が数名。来日したてのネパール人
が給仕をしていた。
店内の雰囲気から昔はフィリッピンパブとかだったのでは
おじさん達ご満悦。
凌ぎにフルーツパパイヤ。生涯食べた事無し
これは旨い
酸味が無くて甘さ抑え目。一番好きなマンゴーを抜いたぜ

荷造り開始。ご当地のTシャツにタオル。
今回買ったお土産です。

ネームを入れてもらったキーホルダー。

竹ネイチャーアカデミーで購入。(出来るまで約1日)
本日の15時に父島を出ます。
郵便も出港に合わせて10時に締め切りです。
送る荷物はそれまでに郵便局に届けましょう。

父島最後の食事は「あめのひ食堂」Again
「サバの冷や汁ご飯」。冷たくさっぱり美味いんだこれが。実はこの冷や汁2度目。


おがさわら丸待合所で乗船券を買って待機。待合所の席は少なく早めに行かないと座れません。年配者が多いので椅子を増やすべき。関係者の方、是正を

臨時でお土産販売が出店しますが品数少なく期待外れ。母島の方が品数多かった。
南の果ての小笠原 ⑤へつづく
私が気付いた小笠原と沖縄との違い
・海の色 / 沖縄はエメラルド色 VS 小笠原は明るい紺色
・珊瑚礁 / 沖縄は色がカラフル VS 小笠原は茶色系
・シュノーケル / 沖縄カラフルな魚で小型 VS 小笠原は単色で大型
・サーファー / 沖縄多い VS 小笠原はいない
・サーフショップ / 沖縄多い VS 小笠原は無い
・ジェットスキー / 沖縄よく見る VS 小笠原見ない
・バナナボート / 沖縄よく見る VS 小笠原見ない
・客層 / 沖縄は若者が多い VS 小笠原は年配者が多い(時間を持っているから)