デジタルとオーディオとポケモンと -3ページ目

デジタルとオーディオとポケモンと

最新のデジタルガジェットと気軽なオーディオ機器レビュー。そして少しのポケモンのゆるーいおはなし。

先日の投稿で速報した楽天モバイル(MNO)回線のOppo Reno Aですが、5日間使っての使い勝手や製品・回線・サービスの品質などをお伝えしたいと思います。

 

数日間、東京都心部を中心に港区六本木エリアなどでも使ってみました。まず楽天回線(LTE Band 3)の掴みやすさは想定していたほど悪くない気がします。空が見えているところでローミングのau回線を掴むことはほぼありませんでした。(ルールだから?)回線自体もまだ混んでいないからか非常に高速で、夕方でも30Mbpsオーバーで接続できることもあります。

 

 

地下鉄内に入ると問答無用にau回線(Band 18)に移行します。地下鉄搭乗中は安定のau回線のまま。地下鉄を降りて地上に出るとほぼシームレスに楽天回線に移行。切り替えで戸惑ったことはありませんでした。

 

   

 

ただ、まだ準備不足なのかな?と思えるのが楽天モバイルのサポート体制です。回線契約社専用のサイトの情報が「え、これだけ?」とつぶやいちゃうほどあっさりとした情報量なのですが、それを補うべく、チャットによる24時までのオンラインサポートをしています。それは良いのですが、何しろレスポンスが悪い。一度返信をくれても、そのレスの返答があるのはさらに半日後ということもしばしば。まったく話が進みません。しかも帰ってくるテクニカルな答えはマニュアルに書かれているような通り一辺倒の回答で端末メーカーへのたらい回しを即すような「投げ」の姿勢。ここはドコモやKDDIと肩を並べる社会の礎を目指すのであれば早急に実力とリソースを増強していただきたいものです。

 

 

一方、楽天を始め各所で売り切れとなり、局地的に販売販売台数トップにまで上り詰めているOppo Reno A画面内指紋認識もストレスなく顔認証も爆速クラスでログイン可能です。やはりFelica=おサイフケータイは便利この上なく、昨今のQRコード決済にありがちなレジ前のもたつきがなくストレスフリーです。

 

5日間使っていて、今の所 噂の「おせっかい」OSといわれるColorOSによる被害(?)にもあっておりません。パソコンを使用してadbコマンドによる強制機能停止という手法も一部では推奨されておりますが、当方はプリインストールされているOppoのフォンマネージャー内の「自己診断の頻度」をオフにだけしています。今のところそれでオッケー。ただ定期的なキャッシュのクリアだけはしているようで、ドラゴンクエストウォークのマップデータなどは再ダウンロードが必要になっちゃいます。

 

回線設備の充実がどこまで進むのかがまだ未知数の楽天モバイルOSの使い勝手が今後どう日本の消費者に受け入れられていくのか、戦略的な価格で日本市場を狙ってきたOppo。もう少し使い続けて、折に触れてレポートしていきたいと思います。

 

それでは今日はこのへんで。

メインで使っていた、おサイフケータイ対応のHTC U12+の調子があまり良くなかったこともあり、手頃なおサイフケータイ対応スマホを探していたところ、グッドタイミングで待望のミッドレンジクラスでおサイフケータイ対応のSIMフリー携帯が発表になりました。その名もOppo Reno A

 

発表当初は第四のメジャーキャリア=楽天モバイルからの専売っぽさが漂っていましたが、無事様々なチャネルを通じて販売されました。当方は試しに応募した楽天のオープンβテスト無料サポーター プログラムに何故か当選したので、物は試しと来年の3月末まで毎月100GB無料のこのテストプログラム経由でReno Aを購入しました。危うく在庫切れになるところでした。。。

 

 

恐ろしく縦長の箱の中から取り出したReno A思ったよりも重いな、と感じつつ設定をはじめました。Oppoが採用しているOSはAndroidのカスタマイズOSのひとつColor OS賛否両論(セキュアだけど不自由)のこのOSと、見切り発車的な楽天モバイルの電波の具合(LTE Band 3だけ!)を試してみます。

  

 

もちろん愛用のXiaomiのMIUIに比べてカスタマイズ的な楽しみができないOSではあるものの、言われているほどの使いづらさは今のところ感じていません悪名高いタスクキルの洗礼を受けていないからかも知れません。動作もSDM855のRedmi K20 Proと比較して劣っていると感じるほどの触っていてのラグもあまり感じません。ま、こういうのって暫く立ってからジャンクファイルやバッテリーの劣化などで次第に、、、ってのなのかもしれませんが。

 

では電波はどうでしょう? 当方都内都心部が活動エリアですが屋外で電波に困ることはあまりありませんでした。スピードはまだ検証が足りておりませんが2桁MBは平均的にでているように思えます。ただ建物内の入り組んだところで一度ロストしてしまった電波状況から復帰するのに少し時間がかかったりすることがしばしばありました。ここは1500mHzの電波しか持てないが故の宿命でしょうか。 また特定のSMSが届かないというトラブルがありました。他機種からのSMSなどは無事届くのですが、設定画面にあるOPPO IDの登録画面から進んだところでの認証SMSコードが送られてこないというものです。これは楽天モバイルのサポートに問い合わせ中ですが、まだ明確な答えが帰ってきておりません

 

次は気になるミドルレンジクラスのOppo Reno Aの処理能力です。 当方はあまり重いゲームなどはやらないので、いつものポケモンGOですw 通常は最強クラスのSDM855を搭載したRedmi K20 ProでポケモンGOを快適に楽しんでいますが、Reno AはSDM710、一世代前のミドルクラスのSoCを積んでいます。 結論から言うとぜんぜんおっけー。 もちろんまだ重さが出てくるほど使い込んでいないがゆえかも知れませんが、いわゆるカクツキは今の所なし熱くなってガクガクになることもまだありません。 ただ良いのか悪いのかが微妙ですが、GMSのつかみがいまいちかも知れません。屋内だと結構ぶれて、K20 Proほど早く屋外でGMSをつかむということがありません。といっても実用レベル内で、困っているわけではありません。 またゲームターボのようなゲームをする際に環境を最適化する機能もついているようです。

 

最後にオーディオ関連です。 Oppo Reno Aは嬉しいことに3.5mmヘッドホンジャック搭載です。 Bluetoothも最新のv5.0に対応しているので、簡易的に音楽を楽しむ環境は整っています。今回は3つのケースで試してみました。 

  1. TWS: Libratone Track Air+ 
  2. BTレシーバー SHANLING UP2KINBOOFI KBF MX3
  3. 中堅リケーブルイヤホン TFZ T2 Galaxy
  • 無事というか予想通りというか、Track Air+はキチンと(?)aptXで接続しました。安定の接続性と自然なノイズキャンセリング感での音質は損なわれていません。
  • UP2経由でのMX3 => 最高です。聞き惚れます。安心感に包まれながら艶のある音楽の世界に浸れます。 キチンとLDAC接続です。但し何故か開発者ツール上ではLDAC表記がされませんでした。プレーヤー上ではLDAC表記が出ます。
  • 残念だったのがイヤホンジャック経由の音質。いつもK20 ProでT2Gを聴く際の色っぽくも力強い音楽が聞こえてきません。いわゆるスカスカな音になってしまう。なぜだろう。安いDACとかなのかな。これはもう少し検証してみます。イコライザー機能もあるようなのでこれとの相性ももう少し試してみます。
      
 
いかがでしたでしょうか。Reno Aのファーストインプレッションでした。今回は取り上げていませんが、
  • アウトカメラ1600万+200万、インカメラ2500万画素というインカメラのほうが高画素という珍しいカメラ性能 (カメラ性能はケータイWatch参照
  • 中華形態としては稀有な防水防塵対応
  • 3600 mAhというちょっと心もとないかなというバッテリー容量
  • ミドルレンジには珍しいAMOLED=有機液晶
  • LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 + LTE TDD: Bands 38/39/40/41という楽天モバイルにはもったいないほどのバンド対応
  • クリアケース、はじめっから貼ってあるフィルム、イヤホン付きとおまけも充実

 

などなど基本性能も充実しており、思ったよりも悪くはないがクセがあるな。といった感じです。 結局は肝心のおサイフケータイ機能には何も触れておりませんがw ポケモンGO & 音楽プレーヤーとしてはそこそこいけそうです。もう少し触ってみて追加の感想があればまたお伝えします。

 
それでは今日はこのへんで。

全くもって納得はしていないが、了承した。という結末で終えました。

 

前回のご報告通り、「ごめんね、$2返金するよ」「じゃあ$3でどう?」という、明らかに正しい製品を再度送るという気もない(送るものがない?)状況に業を煮やし、"Open Dispute" = 紛争開始を選択しました。

 

その後、週末だから週明けに返信する旨の連絡があった後、"dispute"画面を通じて、「では$5を返金します」という提示がありました。

  • 返送する手間
  • 返送金はもしかすると買い手側負担
  • 正しい製品を恐らく入手できそうもない
等の情況を踏まえて、ま、紛争開始という貴重な経験もできたということで納得し、この提案を受け入れることとしました。"disputee"画面上で"Accept"ボタンを押せば調停終了です。あとは本当に返金されるかのチェックです。
今回は、都度都度の返信が遅くジリジリしたものの、一応毎回きちんとした返信と3回の上昇提案 => 10%返金から25%返金提案 があったというラッキーな展開だったかも知れません。
 
送られてきていた間違った製品もワイヤレス機能が無いだけで、製品としては恐らく問題なく使えるだろうという判断もありました。つまり代替品をそれまで強く求めるものではない、と。
 
良い経験でした。数十回のAliExpressからの製品輸入の中で初めてのトラブル。一度はあると思っていましたが、AliExpressの補償制度=>買い手が納得するまで相手に代金が支払われないというプロセスが役に立った気がします。
 
これでまた安心して次の獲物の物色ができるというものです ♡
 
それでは今日はこのへんで。