メインで使っていた、おサイフケータイ対応のHTC U12+の調子があまり良くなかったこともあり、手頃なおサイフケータイ対応スマホ を探していたところ、グッドタイミングで待望のミッドレンジクラスでおサイフケータイ対応のSIMフリー携帯 が発表になりました。その名もOppo Reno A 。
発表当初は第四のメジャーキャリア=楽天モバイル からの専売っぽさが漂っていましたが、無事様々なチャネルを通じて販売されました。当方は試しに応募した楽天のオープンβテスト w無料サポーター プログラム に何故か当選したので、物は試しと来年の3月末まで毎月100GB無料のこのテストプログラム経由でReno Aを購入しました。危うく在庫切れになるところでした。。。
恐ろしく縦長の箱の中から取り出したReno A 。思ったよりも重い な、と感じつつ設定をはじめました。Oppoが採用しているOSはAndroidのカスタマイズOSのひとつColor OS 。賛否両論 (セキュアだけど不自由)のこのOSと、見切り発車的な楽天モバイルの電波の具合 (LTE Band 3だけ!)を試してみます。
もちろん愛用のXiaomiのMIUIに比べてカスタマイズ的な楽しみができないOSではあるものの、言われているほどの使いづらさは今のところ感じていません 。悪名高いタスクキルの洗礼 を受けていないからかも知れません。動作もSDM855のRedmi K20 Proと比較して劣っていると感じるほどの触っていてのラグもあまり感じません 。ま、こういうのって暫く立ってからジャンクファイルやバッテリーの劣化などで次第に、、、ってのなのかもしれませんが。
では電波 はどうでしょう? 当方都内都心部が活動エリアですが屋外で電波に困ることはあまりありませんでした 。スピードはまだ検証が足りておりませんが2桁MBは平均的にでている ように思えます。ただ建物内の入り組んだところで一度ロストしてしまった電波状況から復帰するのに少し時間がかかったりする ことがしばしばありました。ここは1500mHzの電波しか持てないが故の宿命でしょうか。 また特定のSMSが届かないというトラブル がありました。他機種からのSMSなどは無事届くのですが、設定画面にあるOPPO IDの登録画面から進んだところでの認証SMSコードが送られてこないというものです。これは楽天モバイルのサポートに問い合わせ中ですが、まだ明確な答えが帰ってきておりません 。
次は気になるミドルレンジクラスのOppo Reno Aの処理能力 です。 当方はあまり重いゲームなどはやらないので、いつものポケモンGO ですw 通常は最強クラスのSDM855を搭載したRedmi K20 ProでポケモンGOを快適に楽しんでいますが、Reno AはSDM710、一世代前のミドルクラスのSoC を積んでいます。 結論から言うとぜんぜんおっけー 。 もちろんまだ重さが出てくるほど使い込んでいないがゆえかも知れませんが、いわゆるカクツキは今の所なし 。熱くなってガクガクになることもまだありません 。 ただ良いのか悪いのかが微妙ですが、GMSのつかみがいまいち かも知れません。屋内だと結構ぶれて、K20 Proほど早く屋外でGMSをつかむということがありません。といっても実用レベル内で、困っているわけではありません。 またゲームターボのようなゲームをする際に環境を最適化する機能 もついているようです。
最後にオーディオ関連 です。 Oppo Reno Aは嬉しいことに3.5mmヘッドホンジャック搭載 です。 Bluetoothも最新のv5.0 に対応しているので、簡易的に音楽を楽しむ環境は整っています。今回は3つのケースで試してみました。
TWS: Libratone Track Air+
BTレシーバー SHANLING UP2 & KINBOOFI KBF MX3
中堅リケーブルイヤホン TFZ T2 Galaxy
無事というか予想通りというか、Track Air+はキチンと(?)aptXで接続 しました。安定の接続性と自然なノイズキャンセリング感での音質は損なわれていません。
UP2経由でのMX3 => 最高です。聞き惚れます 。安心感に包まれながら艶のある音楽の世界に浸れます。 キチンとLDAC接続です。但し何故か開発者ツール上ではLDAC表記がされませんでした 。プレーヤー上ではLDAC表記が出ます。
残念だったのがイヤホンジャック経由の音質 。いつもK20 ProでT2Gを聴く際の色っぽくも力強い音楽が聞こえてきません。いわゆるスカスカな音 になってしまう。なぜだろう。安いDACとかなのかな。これはもう少し検証してみます。イコライザー機能もある ようなのでこれとの相性ももう少し試してみます。
いかがでしたでしょうか。Reno Aのファーストインプレッション でした。今回は取り上げていませんが、
アウトカメラ1600万+200万、インカメラ2500万画素という インカメラのほうが高画素 という珍しいカメラ性能 (カメラ性能はケータイWatch参照 )
中華形態としては稀有な 防水防塵対応
3600 mAhというちょっと心もとないかなというバッテリー 容量
ミドルレンジには珍しい AMOLED =有機液晶
LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 + LTE TDD: Bands 38/39/40/41という楽天モバイルにはもったいないほどのバンド対応 w
クリアケース、はじめっから貼ってあるフィルム、イヤホン付きと おまけも充実
などなど基本性能も充実しており、 思ったよりも悪くはないがクセがある な。といった感じです。 結局は肝心のおサイフケータイ機能には何も触れておりませんがw ポケモンGO & 音楽プレーヤーとしてはそこそこいけそう です。もう少し触ってみて追加の感想があればまたお伝えします。
それでは今日はこのへんで。