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デジタルとオーディオとポケモンと

最新のデジタルガジェットと気軽なオーディオ機器レビュー。そして少しのポケモンのゆるーいおはなし。

当ブログでもアクセス数の多いコンテンツ、その続報です。

 

非常にコンパクトな筐体に、Quallcomの最新Bluetoothチップ QCC5121を搭載し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を実装した世界最先端のTWSのひとつ、それがこの夏に中国、EU各国で発売された、Libratone Track Air+。ついに日本でも正式発売開始です。

   

 

まずはAmazonで発売を確認。定価は¥24,860で、5%還元対象です。色は白もあります。

 

製品特徴として、

  • クアルコム社の最新型高性能チップを搭載。Bluetooth 5.0 入力、aptXをサポート。
  • 最大約30dBのノイズキャンセリング機能
  • Red Dot Award 2019のWinner を受賞。イヤホン1本当たりの重量がわずか5.6g
  • 本体はフル充電で約6時間の連続再生を実現、更に充電ケースで3回の充電が可能
  • 充電ケースは可愛いデザインでUSB-Cケーブルまたはワイヤレス充電が可能
  • 防水・防汗仕様:IPx4 防水規格をクリア
このような記載がありますが、私にとって最大のセールスポイントであった、QCC5121搭載について販売ページでも、メーカー製品説明でも明示しておらず「最新型高性能チップ」とぼかしています。なぜだろう?
 
aptX対応も、「aptXをサポート」と掲載しており、QCC5121がサポートしている、aptX HDやaptX adaptiveへの記載がありません
 
ただ販売ページに気になる記載も:
 
※AACのサポートは11月になります。(ソフトウェアアップグレードが必要
ん?これはちょっと期待か?
 
いずれにしても現段階で、SONYのWF-1000XM3など現在販売中の「それなりの」ノイズキャンセリング機能搭載のTWSとしては群を抜いて小さく軽い無二の存在。連続再生時間も長く、ケースはワイヤレス充電のQi規格に対応しています。
 
これからAmazonではセールスシーズンに入りますので狙い目かも知れませんが、EU各国では販売当初は売り切れ続出で入手困難だっただけに、早めに確保というのも手かもしれません。

まずは速報ベースとしてお伝え致しました。
 
それでは今日はこのへんで。

我が家に女王陛下がおこしあそばれました。

 

中華の新興メーカーのひとつ、TFG = The Fragrant Zither の新しいイヤホン。神々しいその名も、TFZ QUEEN LTD が届きましたのでファーストレビューをお伝えいたします。

 

TFZは私のお気に入りのメーカーの一つ。とても美しい製品をリリースしています。そして今回その美しさに磨きをかけて、「イヤホンはファッションだ!」といわんばかりのキレイ目の新製品をだしてきました。サーフェイスの中央にスワロフスキー調のアクセントを光らせた、女性にも受け入れてもらえそうなデザインを施しています。

   

 

今回購入したのはAliExpressのBright Audio。クーポンなどを使って$70弱の非常にお手頃な逸品。いつものお気に入りのお店ですが、今回は何らかの手違いで中国国内で再送になってしまったとかで、一ヶ月弱かかっての到着です。ただ再送の連絡はきちんとくれましたし、梱包は丁寧で、遅れたお詫びとしてでしょうかSpinFitのイヤーチップをおまけにつけてくれたので許してあげちゃいます

 

外装はいつものようにおしゃれなパッケージ。期待感が増しつつ、いよいよ開梱です。想像通り美しいブルーに包まれるように中央のスワロ風のジェムが大きなアクセントとなっています。

   

 

同梱物は大きな変化はありません。シルバーメッキ無酸素銅の白いスッキリとしたケーブルが付いてきます。TFZは同じ2pinでもKZの0.75mmに対して0.78mmと微妙にサイズが違うので注意が必要です。使いまわしできるっちゃできますが。。。

   

 

女性の耳にもフィットさせるためか、比較的小ぶりの筐体で装着時の違和感は少ないほうです。今回も子供につけてもらいましたが、やはり見栄えはとても良いです。

 

肝心の音ですが。。。

 

感動しました。

 

産毛がさわさわしました。 ビビらず空に抜けるようなスッキリと繊細で、それでいて重厚な拡がりをもつというか、とにかく聞いていて気持ちがいい音が突き抜けていきます。 今まで常備のエースクラスには以前ご紹介した BGVP DMG が定位置にいたのですが、存在が脅かされたかも知れません。

 

好きな女性ボーカルのファイルセットのパートで多くのイヤホンはビビリ音というか少し割れ気味に聞こえてしまうのですが、このイヤホンで聞くとそのパートもすんなりと抜けていきます。大好きな曲だけにいつも気になっていたところなので、それがクリアになる喜びは例えようもありません。

 

実際に、

  • The new 3rd generation graphene unit
  • Equipped With Upgraded 3rd Generation Tesla Unit Technology
  • Double cavity, double voice coil, diamond diaphragm, Tesla magnetic group

このような高級イヤホンに搭載するテクノロジーや素材が使われているようです。 

   

 

いかがでしたでしょうか。

機械工学の世界から芸術の域へと踏み出そうとしているかの如くの美しさの筐体から、7000円ほどのイヤホンというイメージを遥かに凌駕するを提供してくれているTFZ Queen LTD

 

女王陛下の名前は伊達じゃありません

 

それでは今日はこのへんで。

太いです。軸が。とっても。

 

さて、本土中国では先月末に発売されたXiaomiのTWS大本命(?) Xiaomi Airdots Pro 2が届きましたのでファーストレビューをお伝えいたします。

 

Xiaomi Airdots Pro 2はApple AirPodsをパクリスペクトしたXiaomiのオープンタイプのTrue Wireless System (TWS)イヤホン。第一弾のAirdotsも販売されておりましたが、あまり話題にはなってなかったような。。。

 

今回は本命Apple AirPods Pro(?)発売に先駆けて、Xiaomi独自の先進テクノロジーを搭載して世に送り出してきました。

 

Bluetooth 5.0対応はもちろん、昨今は当たり前となったロングライフバッテリー(1時間の充電で単体4時間、Box入れると14時間)、ダブルマイクによるENC=Emvironment Noise Cancelling機能搭載、ダブルタップで操作し、Xiaomi独自のAIアシスタントに対応します(中国のみ)。

 

それに加えて今回の目玉は、昨今の標準Bluetooth接続のコーデックSBCの3倍の伝送力を誇り、日本オーディオ協会のハイレゾオーディオワイヤレスロゴ対象コーデックに認証された、LHDC=Low latency and High-Definition audio Codecを搭載してきました。ただ当初は同時に発表されていたスマホXiaomi 9 Pro 5Gのみが対応し、他へは順次対応とのことです。

ニュース

ファーウェイ「HWA」のベースでもあるSavitech社開発コーデック

日本オーディオ協会、「LHDC」を「ハイレゾオーディオワイヤレスロゴ」対象コーデックに認証

日本オーディオ協会(JAS)は、ワイヤレス接続における“高音質”を定義するライセンス「ハイレゾオーディオワイヤレスロゴ」に対応したオーディオコーデックとして、新たに「LHDC」を認証したと発表した。 (Phileweb)

 

で、届いたものを開封してみました。AliExpressからの購入ですが相変わらずあっさりとした梱包です。いいのか中華。。。

 

耳の中の輪っか+ケース付きのものを購入しました。輪っかとケースは超安っぽいです。。。

 

  

USB Type-C対応ケースは小柄でいい感じです。一方、冒頭の通りイヤホンの軸はぶっといです。 自分の耳元は世に出せるほどのものじゃないので、子供に装着してもらいましたが存在感たっぷりです。見た目でAirPodsじゃない感がありますw

 

それではいよいよ接続です。愛用のXiaomi Redmi K20 Pro (Mi 9T Pro)に接続です。

  

ボックスの蓋を開けて少しすると上の左の図のように自動でK20 Proがイヤホンを見つけ出しました。画面の指示に従ってボックス脇のボタンを3秒ほど押すと、上の右の図のように接続が完了です。 しかしこの図の右下にある「設定」ボタンを押しても全くの無反応。恐らくXiaomiのUIであるMIUIのバージョンアップが進むか、対応のMi 9 Proで接続すると設定画面に入れるのかも知れません。念の為言語設定を中国語に変えてみましたが変化はありませんでした。

 

とはいえ接続は無事完了し、音が聞こえる状態になりました。但し上の右の図のとおり接続コーデックはAACです。噂のLHDCではありません。。。 で、肝心の音質ですが、、、当方この手のオープン型のイヤホンになれてないというのもあるのかも知れませんが、どうも軽いというか音が抜けちゃっていっているような心もとなさが拭いきれませんGizmoChinaにもレビューがありますが今回のウリのひとつでもあるENC、ノイズキャンセリングも効きをあまり感じられません。やはりこれもアプリ待ちなのでしょうか。LHDCコーデックの到来とともに本領発揮を心待ちにといったところです。

 

いかがでしょうか。 実際の所有感というか触り心地やマテリアル感は悪くないです。進化というか正式対応を待ちたい気持ちになります。 かれこれしっくりくるノイズキャンセリング対応TWSを探し求めておりますが、

  • SONY WF-1000XM3 = ANCは上出来、でもデカイ、さり気なさがない
  • Libratone Track Air+ = ANCはそこそこ、軽くてクール QCC5121フル対応を待つ
  • Xiaomi Airdots Pro 2 = ANCもついてTWSでハイレゾ対応、、、になりますように
道のりはまだまだですね。
 

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それでは今日はこのへんで。