太いです。軸が。とっても。
さて、本土中国では先月末に発売されたXiaomiのTWS大本命 (?) Xiaomi Airdots Pro 2 が届きましたのでファーストレビューをお伝えいたします。
Xiaomi Airdots Pro 2 はApple AirPodsをパク リスペクトしたXiaomiのオープンタイプのTrue Wireless System (TWS)イヤホン。第一弾のAirdotsも販売されておりましたが、あまり話題にはなってなかったような。。。
今回は本命Apple AirPods Pro(?)発売に先駆けて、Xiaomi独自の先進テクノロジーを搭載 して世に送り出してきました。
Bluetooth 5.0対応 はもちろん、昨今は当たり前となったロングライフバッテリー (1時間の充電で単体4時間、Box入れると14時間)、ダブルマイクによるENC=Emvironment Noise Cancelling機能搭載 、ダブルタップで操作し、Xiaomi独自のAIアシスタントに対応します(中国のみ)。
それに加えて今回の目玉は、昨今の標準Bluetooth接続のコーデックSBCの3倍の伝送力 を誇り、日本オーディオ協会のハイレゾオーディオワイヤレスロゴ対象コーデック に認証された、LHDC=Low latency and High-Definition audio Codec を搭載してきました。ただ当初は同時に発表されていたスマホXiaomi 9 Pro 5Gのみが対応し、他へは順次対応とのことです。
ニュース
ファーウェイ「HWA」のベースでもあるSavitech社開発コーデック
日本オーディオ協会(JAS)は、ワイヤレス接続における“高音質”を定義するライセンス「ハイレゾオーディオワイヤレスロゴ」に対応したオーディオコーデックとして、新たに「LHDC」を認証したと発表した。 (
Phileweb )
で、届いたものを開封してみました。AliExpressからの購入 ですが相変わらずあっさりとした梱包です。いいのか中華。。。
耳の中の輪っか+ケース付きのものを購入しました。輪っかとケースは超安っぽいです。。。
USB Type-C対応 のケースは小柄 でいい感じです。一方、冒頭の通りイヤホンの軸はぶっとい です。 自分の耳元は世に出せるほどのものじゃないので、子供に装着してもらいましたが存在感たっぷりです。見た目でAirPodsじゃない感 がありますw
それではいよいよ接続です。愛用のXiaomi Redmi K20 Pro (Mi 9T Pro)に接続です。
ボックスの蓋を開けて少しすると上の左の図のように自動でK20 Proがイヤホンを見つけ出しました 。画面の指示に従ってボックス脇のボタンを3秒ほど押すと、上の右の図のように接続が完了です。 しかしこの図の右下にある「設定」ボタンを押しても全くの無反応 。恐らくXiaomiのUIであるMIUIのバージョンアップが進むか、対応のMi 9 Proで接続すると設定画面に入れるのかも知れません。念の為言語設定を中国語に変えてみましたが変化はありませんでした。
とはいえ接続は無事完了し、音が聞こえる状態になりました。但し上の右の図のとおり接続コーデックはAAC です。噂のLHDCではありません 。。。 で、肝心の音質ですが、、、当方この手のオープン型のイヤホンになれてないというのもあるのかも知れませんが、どうも軽いというか音が抜けちゃっていっているような心もとなさが拭いきれません 。GizmoChinaにもレビュー がありますが今回のウリのひとつでもあるENC、ノイズキャンセリングも効きをあまり感じられません 。やはりこれもアプリ待ちなのでしょうか。LHDCコーデックの到来とともに本領発揮を心待ちに といったところです。
いかがでしょうか。 実際の所有感というか触り心地やマテリアル感は悪くない です。進化というか正式対応を待ちたい気持ちになります。 かれこれしっくりくるノイズキャンセリング対応TWSを探し求めておりますが、
SONY WF-1000XM3 = ANCは上出来、でもデカイ、さり気なさがない
Libratone Track Air+ = ANCはそこそこ、軽くてクール QCC5121フル対応を待つ
Xiaomi Airdots Pro 2 = ANCもついてTWSでハイレゾ対応、、、になりますように
道のりはまだまだですね。
AliExpress.com Product - In Stock New Xiaomi Airdots Pro 2 Mi True Wireless Earphone 2 TWS Earphone Air 2 LHDC Tap Control Dual MIC ENC
それでは今日はこのへんで。