A: 世界最先端(たぶん)のTWS買いました。 //Libratone TRACK Air+// | デジタルとオーディオとポケモンと

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日本人は他国の人と比べて、よりスペックを注視する傾向があるそうですが、私もご多分に漏れずスペックヲタの端くれで「最新のSoCを採用!」とかにかなり弱いです。

 

今回購入したのはappleのAirPodsあたりからかなりメジャーになってきた完全ワイヤレスBluetoothイヤホンTWS (True Wireless Stereo)分野の恐らく最先端で、取り分け日本では手に入りにくさMaxの製品です。

 

製品はこちら、Libratone TRACK Air+ 実のところ全く知らないメーカーだったのですが、日本でもBluetoothスピーカーなどを売っているらしいです。ではなぜこの製品が最先端かというと、この製品はQualcommの最新SoCを搭載しているから。Qualcommはスナドラでお馴染みのAndroidスマホの心臓部:SoCで知られていますが、BluetoothイヤホンのSoCでもTopメーカーでAndroidスマホなどで「高音質で、無線も途切れにくいヨ!」とうたう aptXというコーデックを搭載したチップセットを提供しています。iPhone用にはACCね。

 

で、このTRACK Air+はQualcomm Bluetooth SoCの最先端中の最先端 QCC5121を世界初(自分調べw => Libratoneも明言)で採用し、aptXの上位版aptX adaptiveに対応。さらにSONY対抗(?)のアクティブノイズキャンセリングも搭載! 最新のスナドラ855搭載のスマホなどと一緒に使えば、ハイレゾクラスの高音質と途切れにくい快適さのバランス、そして少しの静寂を併せ持った、夢のような世界を提供してくれるのです(半分願望)。

 

このTrack Air+はこの春に中国、先月7月にEU市場で発売されたばかり、今の所日本から一般的に買えるルートではEU Amazonでの独占販売(?)で1~2ヶ月待ちの超人気商品となっています。 で、私はこれをAmazon.ukから購入。発売初日に購入したにもかかわらず、「ごめん、遅れちゃった。てへ。。。」というメールが後日届き、結局一ヶ月以上経った今週ようやく手に入った次第です。

 

Track Air+ 01   Track Air+ 02

 

早速装着し、東京の街を練り歩いてまいりました。いやぁー途切れない。音も悪くない。耳の収まりも丁度いい。いつものイヤホン試し聴き用アルバムHD Jazz Volume 1を聴いてもTWSらしからぬキレッキレの抑揚と余裕ある音幅が飛び込んできました。カウント・ベイシーの跳ね返るようなノリノリの演奏とジョー・ブルースの低音が両方とも気持ちよかったです。SONYやBOSE程ではなかったですがちゃんとしたノイズリダクションも搭載されていて、Libratoneのモバイルアプリ経由でNRの効き具合の調整もできました。 またそのアプリ経由のタッチボタンカスタマイズでダブルタップで外音取り入れができて、話しかけられたときなどにいちいちヘッドホンを取り外す手間がかからなくて快適でした。

 

ただこの製品Amazon.ukで購入はできるものの日本に直送はどうしてもしれくれませんでした。なので英国からの転送サービスforward2meで輸入しました。Amazonでの製品代金が£175.33(VAT込)、転送料金が最安のUPSで£40.49、計 £215.82 = 約27,800円也。。。 

奇しくもSONYの最新完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3と同じ位の値段ですね。VATは何とか免除にならないか、現在Amazonと鋭意交渉中です。

 

でもこのご時世UKからの荷物が2日もかからずに届いちゃうのね。中国からは1ヶ月もかかるのにw

 

それでは今日はこのへんで。

 

追記: すごく快適に使っているのですが、ふとandroidの開発オプションで確認できるBluetooth接続状況をみてみたら、通常のaptXでかつLow Latencyモードで接続しているみたい。家の中で目の前にスマホはある状態で。あれ今回の最大の売りのaptX adaptiveはどこいっちゃっったの??? aptX adaptiveモードに強制的にしても戻っちゃうし?