前々回の記事「B活再開」の際に
マスターにお勧めいただいた
Arran
ピートが強くない
フレッシュな味わいは
スライスしたての生ハムにもよくあいました😋
だーちょー的には
ノンピートのシングルモルトと言うと
「GLENGOYONE」
ほんのりとした甘みとまろやかな舌触りは
それはそれで病みつきになります。
こちらについては
だいぶ前にご紹介しています🥃
ちなみに「ピート」とは泥炭のこと。
麦芽を乾燥させる際に、この泥炭を使うことで
そのいぶした香りがつき
ウイスキーの香りを特徴付けます。
あまりウイスキーに馴染みのない方は、
こちらをご覧下さい。
逆にこのピートが強ければ強いほど
「スモーキー」と称される
個性的な味わいになります。
このスモーキーなウイスキーの
聖地とも言えるのが
スコットランドのアイラ島(Islay)
この島で作られる
ウイスキーのほとんどは
他のスコッチウイスキーと比べても
遥かにスモーキーなことで
知られています。
面積は約600平方キロメートルで
日本の淡路島と
ほぼ同じ大きさのこの島には
8つも蒸留所があり
シングルモルトも
ブレンデッドも
さまざまな銘柄があります。
これまでも色々トライしてきましたし
どれも美味しいのですが
いまいちその違いがわかっていない。
(豚に真珠である🤣)
ワインや日本酒などと違って
開けたからといってすぐに
飲み切らなくてはいけない
と言うようなことはありませんが
やはり
ワインを比較検討したように
好きなアイラも
きちんと比較検討しなくては!
(そんなことはない😜)
ただ2種類を飲み比べるのでは
「うん、違うねー」
で終わってしまいかねないので
今回比較したのは
この2種類
「ARDBEG」
公式サイトはこちらから↓
並み居るアイラの中でも
とりわけピート臭が強いとされる
「ARDBEG」のラインナップから
「TEN」(10年)と
「UIGEDAIL」(ウーガダール)
両者の違いは熟成に使う「樽」
ウイスキーを熟成させるにあたり
10年はバーボン樽を使用しているのに対し
ウーガダールは、
バーボン樽で熟成したものと
オロロソシェリー樽で熟成したものとを
ヴァッティングしたもの。
オロロソシェリーは
様々なシェリーの中でも
かなり濃厚な味わいと色合いの
フルボディタイプ
以前、スペインバル風に
チャレンジした時に飲んでた
淡い金色の軽い口当たりのタイプの
Finoとは全然異なります。
シェリーはシェリーで
面白いでのですが
今日は割愛✂︎
まずはスタンダードモデルの
10年から。
ゴールドの色合い
トップノートは
力強いスモーキーな香り
その中にフレッシュな果実味のある香り
「柑橘」と評している方も多いですが
自分にはりんごっぽく感じました
ま、あくまでも素人の乾燥ですので
ご容赦ください😅
味わいは、
香りの通りスモーキー
遅れてくる
スパイシーな味わい
全体に広がる
アイラ特有?ともいえるような
ソルティな感じ
この複雑な味わいが
だーちょーを
アイラの虜にしている所以でも
あります😋
続いてウーガダール
10年とは異なり
琥珀色
オロロソシェリーの色合いが
出ているのでしょうか
トップノートは
10年よりも甘い蜜のような香り
スモーキーさは少し控えめ
味わいは
レーズンのような甘み
香り同様
スモーキーさは抑えられていますが
それが全体的に
まろやかな感じになっています。
アルコール度は54%と
10年の46%よりも遥かに強くなっていますが
そこまでの強さは感じさせません。
同じアードベッグでも
樽の違いでこんなにも違いが出る
というのは面白いですね。
どちらも単品で
飲んだことはありましたが
やはり同時に比較をしてみると
より違いがわかっていいです👏
使われているのは
バーボン樽とオロロソ樽なのでね
一緒にワイルドターキーと
シェリーのオロロソも
味わってみます。
もっとも
どのバーボンやどのシェリーの樽を
使っているかまではわからなかったので
雰囲気だけ😆
それぞれのアードベックを
じっくり検証したあとは
ペアリングを検証
といっても、
ワインや日本酒のように
食事に合わせる感じではないので
おつまみを検証する感じです。
スモーキーには
スモーキーをということで
まずはスモークサーモン
これがうまいっ😆
10年のスパイシーさもあうし
ウーガダールの
甘味もサーモンの塩気とマッチ👏
続いては日本が誇るスモーキー
いぶりがっこと
初めてアイラを飲んだ20年前
今はなき仙台の路地裏のバーで
味わった時から変わらない
鉄板の組み合わせ
と言っても
香港のバーでこの組み合わせが
飲めるとはちょっと思いませんが
こういうのは
おうちバーならではですね🥃
そしてネット検索をしていて
書かれていた組み合わせが
生牡蠣🦪
生牡蠣に
ウイスキーを垂らして
味わった後
そのウイスキーをキュッと飲む
半信半疑で
トライしてみましたが
これが絶品
今回の牡蠣は
フランス、ノルマンディー産を。
ミルキーな生牡蠣に
スパイシーな10年が合わさり
絶妙な味わいに
また牡蠣のしょっぱさと
ウーガダールの甘みも
甘い→しょっぱいの
無限ループに入れる組み合わせ🤣
その後も
少し加水をしながら
味の開き具合等をみたりも
しましたが
だんだん酔っ払ってきて
違いとかどうでもよくなり🤪
ただただうまい😋
と飲み続けて
結局寝落ち😪
と、
樽のことを知るべく飲み比べたものの
足ることまったく知らず
結局いつも通り
ただの飲んだくれになって
しまいましたとさ😜