ThaiとIndonesiaのFintech事情 | OldLionの備忘録

OldLionの備忘録

年老いたライオンは錆びない。狩りを続け、振る舞いは日々深みを増していく。
いつまでも自分を忘れず、狩りを忘れぬライオンでありたい。
そんなライオンになるための日進月歩。

DocomoとTheoが組んでロボティクス投資を始めるそうで。ポイントを使った投資は面白いアプローチだけど、ぶっちゃけ影響範囲は狭いだろうし、投げ銭のような使い方しかされないのではないか。。。ドコモのモデルはいつもあまり好きになれない。

 

世界のFintech投資総額が2015年に220MUSDであったという記事の裏腹で2017年は8.7BUSDということで、どんだけ成長しているという感じ30倍強。2017年のインドネシアのFintechは53MUSDで、日本は100MUSDくらいかということを考えると、まさに黎明期な感じがある。インドネシアでは注目はやはりPundiPundi。モバイル決済端末と決済カードを発行し、使用者向けのローンを組むこともできる。Bridgeの段階で4Mはありえない金額。個人向けの少額融資アプリのUangtemanも12Mの調達を成功。一時期はTaraliteやKoinworksのような小規模商店向けのBtoBのレンディングが流行ったわけだが、ecommerceの流通額が思ったより伸びない今はBより直接Cに働きかけて、85%を占める現金決済の非効率性や少額融資のニーズに応えるトレンドが生まれているのだろう。

 

さて、タイのスタートアップは、サービスの内容自体は先進国的なサービスが始まっている。家計簿管理のマネフォのようなサービスやTheoのようなロボアドバイザリーの投資代行(Finnomena)、企業向けのレンディング(PEAK)、はたまたMoneytableのような企業の従業員与信のサービスを行う企業もある。トラベル分野のpenguinTなど面白いスタートアップもある。

 

ラインナップを見てみるとユニークなアプローチも存在していて海外に出ても通用しそうなものであるように思う。ただまだエコシステムが成熟していないので、海外に打って出るほどには資金力がなく、やるならシンガポールで起業するという選択肢を取らざるを得ないだろう。また、タイ単体では、十分な市場余力があるわけではなく、また外資サービスに諸々の分野が蹂躙されているイメージが強いため、国内を基盤としたグロースを目指すことが難しいのかもしれない。

 

タイでスタートアップをやるならば、早めにキャッシュが生まれそうな事業、具体的にはBtoBの大手向きの製品でかつ、Techに依存しすぎなくても使えるものでまず地盤を固め、そこから関連分野に拡大していくのが、何とかやっていける道かもしれない。

 

 

http://thebridge.jp/2017/06/thai-travel-startup-penguint-wins-spark-demo-day-2017-free-entry-into-israel-google-launchpad-20170525

 

https://www.enigma.co.jp/media/page-3676/#page2

 

http://fintechnews.sg/16877/fintech/global-fintech-funding-tops-us31b-2017-fueled-us8-7b-q4-kpmgs-pulse-fintech-report/

https://japanese.engadget.com/2018/05/15/d-theo/

https://knowledge.sakura.ad.jp/5608/

https://www.techinasia.com/state-of-indo-fintech

https://www.techinasia.com/state-of-indo-fintech

https://e27.co/thai-fintech-startup-finnomena-raises-3-mn-funding-500-tuktuks-20170918/

https://e27.co/thailand-startups-recently-funded-20170302/

http://fintechranking.com/2017/02/20/indonesia-turn-to-e-payment-services-as-the-sector-takes-the-lions-share-in-local-fintech-market/

https://fintechonline.jp/archives/100754