小学校と同じように全員が食べる中学校給食に! 市教育委員会は、法律を守れ | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

3月個人質問。昨年12月議会に引き続き中学校給食を全員喫食にを取り上げました。

今回の論戦のメインは「教育委員会は法律を守れ」です。

 

これまで市教育委員会の中学校給食に対する見解は

①「学校給食法」に基づいて行っている

②「弁当を基本」にする。

③愛情弁当には親子の絆、コミュニケーションの手段等の教育的意義がある。

④何らかの理由で弁当を持ってこれない子どもに対して、栄養バランスの良い選択給食を提供する。

といったものです。

 

さて学校給食法とは、いかなるものか

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO160.html

 

1条では、学校給食の普及充実と食育の推進を目的とし、全員の児童生徒を対象にしています。

生活保護法の1条では、生活に困窮した国民が対象とされていますが、学校給食法の対象は「弁当を持ってこれない子ども」ではありません。「学校給食を全員にが基本」です。

 

2条では、教育の目的を7つの角度から豊かな学校給食のありかたを定めています。適切な栄養・食習慣・・・等です。どこにも「親子の絆」を深めることなどに類することが教育の目的とは定めていません。

 

4条では、学校給食が実施されるよう努めなければならない。と定めています

 

10条では、学校給食を教材にするよう定めています。

 

河内長野市の中学校給食はどれをとっても「学校給食法」にのっとっていません。その事実を詰めていくと当局は答弁不能に陥りました。そこで教育長が手を上げて言った答弁は・・・「うちがやってる中学校給食は教育にのっとった食育にのっとった学校給食ではない」という開き直りでした。

 

この答弁は暴言ですが、これまでの教育委員会の見解は「学校給食法」のっとっていないと教育長が認めざるを得なくなったものです。

 

私が「法を守る気があるのか」と質問すると、

教育長は「時間がいる」「尊重するが、今はその気は無い」と答えました。

 

3月議会の論戦を通じて

これまでの教育委員会の論理は破綻しました。

学校給食法を守ることが前提となりました。

小学校で出来て中学校では出来ない河内長野市特有の理由も定かではありません。

 

引き続き中学校給食が全員喫食になるように頑張って参ります。

 

今議会の論戦、詳しくは以下をぜひご覧下さい。とても面白いです。

 

録画がUPされています。(Windows Media Playerでしか見れません。現在改善中)

議会録画中継。3月13日(月)一般質問の11番目です。

http://www.gikai-web.jp/dvl-kawachinagano/2.html

 

動画が見れない方は、以下のおこした議事録をご覧下さい。

 

●駄場中大介
先週の私たちの代表質問に対する教育長の答えありましたけども、これは非常に驚くべきものでした。
まず1つめですね、喫食率の目標について大阪府の補助金をもらうために形の上だけで設定したという事を言われました。これは大阪府がまず平成21年度からスクールランチ事業というのを行いまして、その後23年度から中学校給食導入補助事業というのを行っておりますが、この趣旨をまったく無視している。いわば補助金詐欺、こういうような状況だという風に思います。これを河内長野市の教育委員会が組織だって行ってきたと言う事を明言されたのかなという風に思っています。
2つめにですね、学校給食法に基づいて行われている河内長野市の中学校給食ですけども、教育としての給食ではなく福祉給食であると言う様な発言もされました。これは学校給食法あるいは食育基本法、学習指導要領が定めている教育としての給食を教育長自らが踏みにじるというものであります。私こういうね、ルール違反を繰り返す教育委員会ホントに許せないという風に思っています。今日の質問はですね、色々給食について考え方が違いますねとか、教育長が言ってるのは古いですよとかそういうつもりは毛頭ありません。法律を守りなさいよとこういう立場で質問させてもらいます。
まずお聞きします。先ほど言いました大阪府が行ってきましたスクールランチ事業や中学校給食の導入補助事業この目的や趣旨お聞き致します。
■西田理事
大阪府がいわゆる中学校給食の補助事業と言う事で平成24年度から補助金と言う事でその制度化した一番の大きな、いわゆる全国的ないわゆる給食の推進の中で大阪が非常に中学校給食の実施率が非常に低かったと言う事、これが一番大きな要因でございます。あわせて当然食育基本法であるなり食育、子ども達のいわゆる朝食の欠食であったり個食であったり、色んな問題が大きく議論されてきた。その中で当時の大阪府の知事が、いわゆるやっぱり大阪問題と言う事を大きく大阪の色んなそのしんどさって言うんですかね、その根底にやっぱりこう言った子ども達のやっぱり給食そのものの実施率が低いて言う事も大きく影響してるんではないかていう、そういった考え方の中でこの補助制度を当時制度化されたと言う事です。その大きな趣旨は、府は学力、体力はじめとするいわゆる中学生の成長の源となる食を充実させると言う事、結果的にはそれが大阪の教育力の向上、これを図るためであると言う事。このあたりを持って府内で地域の実情に応じたと言うところの趣旨がございます。地域の実情に応じた中学校給食の実施を出来るだけ支援するため、こう言った形で補助金を交付金を交付すると言う様な趣旨だったかと思います。
●駄場中大介
だいたいそう言う事です。1つは大阪で非常に中学校給食が遅れていると言う事。そのために最終的にはこれはスクールランチの目標ですけれども、最終的には学校給食法に基づく中学校給食の開始につなげる事を目的とする。つまり学校給食法が定める中学校給食をね行うために、府がサポートしましょうとこう言うものだった訳ですね。基本的な考え方、これは23年度からの導入補助金ですけども、中学生の食の充実や中学校給食を生きた食材(教材の言い間違い)として食育をすすめる観点からは全員喫食が望ましいと基本的な考え方は示しているのはご承知でしょうか。
■西田理事
一応そう言う趣旨であると言う事はわかっているとこでございます。
●駄場中大介
ですから大阪府はね、いわゆる河内長野市が行っている5%のお弁当を持ってこれない人が利用する福祉給食のためにこの補助金を事業を行っているのではないのです。その辺は理解されているでしょうか。当然選択制にする場合は目標を掲げなさいと言いました。計画も立てなさいと。喫食率向上のための計画も立てなさいと言う事言いました。計画立てられましたか。
■西田理事
一応その当然この補助金を受けるに当たりましていわゆるうちの中学校給食を実施して行くに当たっていわゆる利用率喫食率を目標として当然少しでも上げていくて事が1つ計画の中には入れ込んでいるところでございます。
●駄場中大介
20%で始まって35%の目標掲げて今5%ですよね。挙げ句の果てに教育長がやね福祉弁当やゆうて開き直っている訳ですよ。もう、大阪府の趣旨とまったく外れてるじゃないですか。大阪府は、国がね、大きな流れの中で今中学校給食もやらなアカン、給食自体の食育を考えなアカンと言う事で喫食率も上げてそして完全給食、完全喫食の給食に育てていくとこれが趣旨ですやんか。それに違反してると思いません。
■西田理事
当時この大阪府の補助金制度が導入されるにあたって、府の方からの説明の中でも、いわゆるこの今議員がおっしゃった様に、中学生の食の充実であったり、中学校給食を生きた教材として食育をすすめる観点から、まあ、全員喫食が望ましいと。今おっしゃったとおりでございます。しかしながら実施主体で有ります市町村において最も効率的効果的な、またそこの地域の実態に即した実施形態運営形態を導入される必要があると言う事で、つまり給食の提供の仕方については市町村の判断に任せていると言うような、この、あの、その当時のご説明がございました。以上でございます。
●駄場中大介
これはね、非常に補助制度をするに当たってそういうのを対象から除外しないと、いう風にサブ的に行った物なんですよ。ですから私は河内長野市がやっているのはほぼ補助金詐欺やというような状況にあると思います。まったく趣旨から外れてお金もらっている訳でしょ。違いますか。私はこの問題はやはり河内長野市がこの給食をどう捕らえているかと言う事に大きな問題があると思っています。
そしたら給食の本題に入っていきたいという風に思うんですけども。
まず1番最初にお聞きしておきたいのは、再度お聞きしますけども、本市の中学校給食はですね、学校給食法に基づいて行われている給食なんでしょうか。
■西田理事
本市の中学校給食は学校給食法に基づいた給食でございます。
●駄場中大介
そうなんですよね。私そこで学校給食とは何たるかと言う事がね、まったく理解してるんやろけど無視されてると言う風に思っています。誰を対象にしてるのかという事ですよね。本市の給食は、お弁当を持ってこれない子どもを対象にしてる訳ですよね。例えば生活保護法ではですね、生活に困窮する国民を対象にしていると言う事を述べております。学校給食法は1条で何と述べていますか。
■西田理事
第1条は法律の目的が書かれているところでございます。学校給食がいわゆる児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであると言う事。かつ児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で、重要な役割を果たすものであると言う事。学校給食及び学校給食を活用した食に関する指導の実施に関し必要な事項を定めていると言う事。もって学校給食の普及充実及び学校における食育の推進を図る事を目的とすると言うふに書かれてあるところです。
●駄場中大介
どこにもお弁当を持ってこれない子どもの福祉の栄養をフォローするとか、そんな事書いてませんよね。これは全生徒対象にするものでありますし、学校給食そのものを推進していくというのが目的じゃないですか。
■西田理事
本市の学校給食そのものはいわゆる中学校給食を導入するに当たって、確かにこの補助制度もあったと言う事もあるんですけども、中学校がながいこと給食をやってこなかった中であらためて今回平成21年に中学校給食について検討した時に、当然全員喫食をするべきでかどうか、これも含めて色々と議論をしていただきました。結果としてはその検討委員会の中で当然色んな地域性、それから子どもや親の願い、それから色んなそう言った事を、全て先ほどの答弁で申しましたけども、総合的な形での判断でございます。これにつきましては、いわゆる学校給食法の基準という部分においても、一定その地域の実情に応じた形、もしくは生徒の活動に応じて色々配慮されなければならないところがございます。このあたりも先ほどの中学校における当時導入して行くに当たって全員喫食の形が本当に学校教育の教育活動に大きな支障はないのかどうか。こういったことも全部ふまえて総合的な形で今の本市の中学校給食の一番いいやり方を提言いただいた訳でございます。それを受けて導入に当たって、そしてそれも、毎年1年ごとに導入をしていく中で、色々検証もしていただきながら取り組んできたところでございます。
●駄場中大介
質問に答えて下さい。私は学校教育法(給食法の言い間違い)の1条の目的にね、弁当を持ってこれない子どものための給食をするのが学校給食の目的て書いてるんかいう風に聞いてるんですよ。全然ちゃう事やってるじゃないですか。そもそも。なんかあったらあり方委員会にこんな答申があったってね。あり方委員会の責任にする訳ですよ。
次行きます。教育の目的ですね。これについて2条で書いてると思うんですけども、それはどのように書いてますか。前文だけでも結構です。
■西田理事
今の話は学校給食法の中の第2条の事をお伝え..はい。学校給食の中の目標が第2条では書かれております。いわゆる学校給食を実施するに当たっては義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、いくつかの項目がある目標をですね、達成する様にまあ務めなければならないという努力義務が書かれております。
●駄場中大介
つまりここには教育の目的を実現するためにと言う風に書かれております。つまり学校給食は教育であると言う事を述べてる訳ですよね。違いますか。

■和田教育長
以前から懸案の学校給食なんですけど整理しておきたいのはね、うちがやってる中学校給食は教育にのっとった食育にのっとった学校給食じゃないちゅうことなんです。私思ってるのは。福祉て言う言葉で言うてるのはそういうことであって、ホントに言うのは駄場中議員が言われるように全員喫食してそしてみんなにねそういう風な形で食育をする中で教材としてやっていくちゅうのが当然中学校給食のあり方やし、府が目指したのもそういうことで行った訳ですけども、うちの場合のやってるのは議員は質問の中でうちの理事から答弁させていただきましたけども、色々そのとき検討させてもらった。府が制度化設計する前に検討会があってほして、答申も頂いて、その答申の中には、当然子どもたちはホントにいらない。保護者はやってくれって言うふな形で答えが出てきてね、それもあった。あるいは学校教育に影響を及ぼすような色んな部活の問題とか残食の問題とか色んな角度から狭山の給食も見てきた。そう言う中で給食検討委員会の識者と保護者とほして地域の声やら学校の声やら聞きながらまとめたのが、今回の河内長野の学校中学校給食なんです。私思うのは中学校給食という今やってる部分は議員が言われるように、給食法とかねそれにのっとった給食って言い切れないちゅうのが私思ってる訳ですよ。せやからあるべき姿っちゅうのは当然、議員が言われるような中学校給食、全員で喫食せないかなわかりませんけども、ある程度5年前に答申いただいた形で総合的に判断してこうやっちゅうことで今進めている訳ですから。その部分で今回保護者からの要望が当然あった。保護者は6・7割の方がやってくれちゅうふな話が出てきてますから。でも子どもはいらない。教職員の9割近くはこんなんすれば生徒指導も色んな問題がいっぱい派生するから、そう言うことではやるべきじゃ無いちゅうふな議論の中で一つの結論を得た形で。せやから福祉給食ちゅう言葉は定義づけありませんけども、でも今やってるのは学校給食で胸を張れるような形でやっている訳じゃ無くて、持ってこれない子どもがやはり給食をせめて弁当を食べれるような形で持って行きたい。て言う形で福祉的な側面が非常に強いとゆうふな事で今やってる訳です。
●駄場中大介
もうほぼ暴言に近いなと言う風に思ってますけどね。あのね、学校給食法に基づいて本市の中学校給食は行われてて、それに基づいて交付金なり何なりお金ももらってる訳ですよ。かたやね、法に基づいてやってる言うてやね、教育長がイヤイヤ法とちゃいまんねんと。無茶苦茶や無いですか。ルールもへったくれも無いですよ。でね、僕色々用意してきたんですけども、教育長がそない言いはるんやったらちょっと質問変えますけどね。確かに私の質問要旨も今の河内長野市の中学校給食は学校給食法に基づいた給食じゃ無いじゃ無いかという質問です。そうですって事ですんでね。なぜ、こう言うね学校給食法が改正されましたよね。その前には指導要領も改正されましたし、そもそも教育基本法がありましたね。その中でなぜそういう風になったと言う風に認識されてますか。大きく変わったんですよ。
■教育長
法の趣旨の流れからすれば教育基本法なり人格の完成なり社会の形成者を育てる大きな流れの中で法体系ちゅうのは出来てる訳ですけども、その中で当然給食法も入ってます。給食って言うのは努めなければならない、努力義務て言う形でね、ある意味、一定の努力義務着せながら各市で出来るならやってもろたらいいっちゅうふな形で私は判断してる訳でね。ただ単に食べるだけじゃなくて給食に関わる子どもの人格が形成される部分ていうのは非常に色んな部分がある訳ですね。食育・食育ちゅう部分が食育基本法に書かれてますけども、学校の食育基本法の学校の教育の部分で食育の指導は指導要領に基づいて行っている訳です。指導要領の中でね、学校給食って言うのは、ほんの一部で、参考にすればええってな形で書いるわけで。今うちがやってるような中学校でやってるように、ここに文言書いてますけどね。学校における食育の推進は保健体育の時間はもとより技術家庭、特別活動、そういうものにおいてそれぞれの特質に応じて適切に行うように努めなさいちゅうのが、まあ言うたら教育基本法に基づく指導要領に基づいた食育の考え方なんですよ。その中でもし市として食育の中に学校給食というのを一斉の給食というのをやってるんだったらそれを教材として使えばよろしいというよな形でとらえてますから、一概に法を無視したような流れになってるとは思ってなくて、教育全体の流れからはそういう風な一本筋が通ってるという風に認識してるわけでございます。

●駄場中大介
またまた驚愕です。教育長がね今の大きな教育の流れ食育の流れをまったく理解されてないなというのがほんとにどうしようもない事だと思います。まず事の発端は平成20年度の中央教育審議会の答申が出されました。これは学習指導要領を変えたりする、中身的には僕らとしてはどうかなと思うんですが、ただ食育の面に関してはやはり朝を食べていない子どもがいる、偏った栄養バランスになっている肥満の子どもがおる、ダイエットする女の子がおる、こういう所をやっぱりただしていかなアカンという風に述べてるわけです。中でもこれは答申の中では子ども達が実際に食する学校給食を教材として積極的に活用することが重要であるという事が述べられています。それから食に関する指導の手引き、これは教育長はこんなん読んだりしはるんですかね。そこをどう読んだかてね、要は学校給食法に基づく豊かな給食をやりなさいという事を書いとる訳ですわ。指導要領にはちょこっとしか書いてないですけどね。給食の時間は義務教育の9年間を通して計画的、継続的に指導を行うものですという風に書いてるわけですね。学校給食法の2条に教育の意義というものが7つほど書かれています。当然栄養に関することから、どんな風に作られてるかとか、みんなと楽しく食べなアカンよと言うことも書かれてます。これが国が示している給食なんですよ。教育の目的はここにあるんですよ。河内長野市が教育の意義を感じているのは親子の絆であったり感謝の気持ちであったり、後なんですか、保護者が弁当を作ると言うことに教育的な意義があると言うてるんですね。大きくずれてますよね。こんな事どこにも書いてませんよ。どういう事ですか。
■教育長
中央教育審議会の方で色々な議論がなされてそれのあり方ちゅうことで答申が出て、そしてまとまった物が学習指導要領と言うこういう冊子なんですよ。この冊子に基づいて各学校は指導をしておるて言う事で、この中に学校給食って言う言葉でね今言われたような言葉がどんなふうに整理されているかっちゅうのがここに書かれていましてね、今言うてる食育の部分でも先ほど申し上げましたような指導で特別教科、色んな教育活動の中で食育ちゅうのは指導しなさい。うちの市で各中学校でやっている食育指導ていうのは、ほんと胸の張れるようなええ事やってます。食育指導がなされてないという訳じゃなくて給食て言う教材を使ってするにはあまりにもうちの市の中学校給食は教材が出来ない。小学校は出来る訳ですよ。小学校は全員食べてますからその中で小学校の給食を生きた教材として使いながら食育指導できてる訳です。ところが中学校の場合は全員食べてないですから持ってくる子がおる、持ってこない子がおる、9割近くが9割8分ぐらいが持ってきてない、あと7、8%位の子どもが弁当持ってきて食べてるて言う中で、それを教材にするちゅ事はやはり食育の指導の中ではなかなか工夫がいります。ただ指導要領にはそんな事書いてなくて、指導要領はどういう風に書いてるかと、今言うた様に、保健体育科とかそういう風な指導の中で、あるいはうちの栄養教諭が各学校行ってメニューの大事さとか、ふる里の地産地消とか、そう言う指導をしてくれてる。て言う事で食育について給食してないから食育が出来ないと言う理論は私は成り立たないと思います。当然うちの実態を視てもらえれば食育指導はよその市以上に出来てる。残飯なんかでもよその市なんか残飯が非常に多い中学校給食した事によって。それに対して指導が非常に大変なんですね。そう言う部分でも残飯もそれはマイナスの部分でも教材になりますけども。指導要領で答申なりで出てきた部分ちゅのはこの指導要領に基づいて学校というのは教育課程を実施してるちゅう事でね。そういう風な事で考えれば、私らの学校がよるべき教育のよりどころと言うのはこの指導要領なんです。で、これが教育課程の法的な権限を持つちゅな、もうこれはもう法的な裁判の中でもはっきりしてますけどね。ていう風なとらえ方で今議員がその参考にしてはる様な色んな答申なりっていうのは、学校の部分に整備されたらこのような形になってるちゅうことです。以上です。
●駄場中大介
色々言うてはりますけど、なんで中学校給食にね中学校で全員喫食にして中学校給食を教材にしないんですか。

■教育長
平成22年、私が教育長になる前もこの議論はずっとしてきましたけども、平成22年に学識者あるいは保護者とか集めて色んな検討をしました。アンケートも採って保護者の思い、子どもの思いとかそういう風な思いもとりながら、最終結論づけたのが選択制で子供らの持ってこれない子どもはやはり大事にしてやろやないかと言う事だけにおさまった訳です。それがうちの今やってる中学校給食のあり方懇の結論で、それを議会にも当然、協議会かなんかに報告して、議員さんらもまあそれでいいやろちゅ事で予算化してもらっていう風な形で今すすんでいる訳で、まだ始めて5年目ですねん。そう言う中で色々議員、角度変えれば中学校給食してくれっちゅな思いもあるし、でこの部分で今そないして議論した結果をね、今変えるっちゅうことはまああまりにも早急ちゅな意識は持ってます。
●駄場中大介
まず1つは教育長のやはり考えが非常にもう20年か30年前で話し止まってるんやろなと言うのは思います。この学校給食のあり方ね、河内長野の出したやつ。これ平成22年ですよ。学校給食法、改正学校給食法これが施行されたのが21年なんですよ。だから私はここにねそう言う精神がホントに盛り込まれていないという風に思っています。この間色んな流れの中で教育の中に食育を入れていこうと言う事でこれも改訂された。これ、さっきの手引きですね、食に関する。これも平成22年ですよ。ですから河内長野市のこの学校給食については反映されてないんですよ。だからおかしな事になるんですよ。だから個人の嗜好とかね、食べたいもんを選べるのがどうのとか、まったく食育が言ってる事と反対の事になってるんですよ。その辺のずれは考えてないんですか。

■教育長
その審議会で議論した中身っちゅうのは、大いに教育的な目的を重視した形で結論を付けたもんで、他市町村では政治的な部分でね、当然それでって言うふな事もありますから、そう言う部分の視点ちゅのは非常に薄いのはわかりますけども、当然前に改訂されたそういう風な考え方っちゅうのは、その中では議論されてるはずですから、議事録あたりをもう少し検討していただければわかると思いますねんけどね。以上です。
●駄場中大介
いずれにしましても、学校給食法に基づいた給食やってない訳ですよね。それやって下さいよ。学校給食法を守る気はあるんですか。
■教育長
時間がいると思います。
●駄場中大介
一定、学校給食法に基づいた給食はやらんなあかんと言う気持ちは持ってると言う風には理解させてもらって良いですか。
■教育長
先ほどから言うてます様に、当然色んな立場からの考え方ありますし、他市町村の動きでも、学校給食法、食育基本法で、そういう風な流れの中で食事っちゅうのは非常に大事にせないかんちゅうな動きがありますから、そう言う流れの中では当然その法的な部分の流れの中では尊重する必要があるとは思いますけども、ただ今の時点でそう言うことに変更していく思いはまだ持ってないと言う状況でございます。
●駄場中大介
もう教育長として失格やという風に思います。学校給食法、守りなさいよ。学校給食法に基づいた給食やってるんやから。