中学校給食 全員喫食の完全給食に 河内長野市 | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

 愛情弁当論を掲げる教育委員会の方針により、河内長野市ではいまだに中学校給食が全員喫食になっていません。

 現在行われている選択給食は「冷たく美味しくない」等の理由で、喫食率は5.5%にまで落ち込み、市PTA連絡協議会からは完全給食にしてほしいとの要望書が上がりました。


 学校給食法は「学校給食の実施に努めなければならない」と定めています。今議会で私が「なぜ努めないのか」と質問すると、市教育委員会は選択給食開始の理由を「これまで弁当文化をつちかってきたから」と答えました。とんでもありません。給食が行われていないのだから弁当を持って行くしかないのです。あり得ない文化をあるべき姿とする極めて歪んだ教育行政です。


 子どもたちが選択給食を食べない理由は、「冷たい」や「並んで取りに行く時間がもったいない」などです。これらの理由は、心と体を育てる「食育」からはかけ離れています。保護者からは、「小学校の食器の改善」との要望もあますが、給食を通じて、温かい物・季節の物・集団の中で食べること、楽しい豊かな食事こそが食育教育のあるべき姿であり、保護者の願いです。
 保護者の願いを無視し、法律も無視して事実を歪める市教育委員会は、食育教育を放棄するものであり許されません。