今回の議会での大物は、子ども子育て新制度による各条例政でした。
日本共産党は市の裁量で「安心して子育てを」と各条例の修正案を出しました。
まずは学童保育編です。
市が提出してきた原案は、現状すらも下回る、国の例文をコピペしたものです。
追及すると国が示した標準などと言います。
とんでもありません。国が示しているのは最低基準であり、市町村の自主性が問われています。
具体的な修正案の中身は
学校休日
原案、8時間
現状、9,5時間(8:30~18:00)
共産党修正案、11時間(8:00~19:00)
平日
原案、3時間
現状、5,5時間(12:30~18:00)
共産党修正案6,5時間(12:30~19:00)
開設日
原案、250日
現状、290日
共産党修正案、290日
障害児加配
原案、記述なし
現状、加配あり
共産党修正案、加配を明記
と時間延長と障害児加配明記の大きく2点です。
今年も各児童会から切実な要望が出されており、
中でも大きな願いは「時間延長」です。
最終本会議の修正案の結果は
賛成=日本共産党5人+中林議員の賛成少数で否決となりました。
反対討論を行ったのは2会派で以下の内容です(要約)。
公明党 国からの財源も含めた詳細がまだわからない。(市は)国以上の時間と日数でやっているので、これ以上の人員や体制、財政確保が課題となる。国の基準以上の条件を定める修正案には反対。
未来創造 市は近い将来さらに時間延長実施する方針と聞いている。条例で縛ると今後の対応に柔軟性を欠く。理事者側の前向きに問組む姿勢を評価し、修正案には反対。
のこりの議員は反対討論せず黙って反対です。
議会は言論の府ですから、賛成場合は良いとしても、反対するときはその理由を述べるのが議員として当然の仕事です。
また原案に対する賛成討論もありました。
山本議員 時間延長を求めて賛成
・・・・修正案に黙って反対したのにナゼ?(だ)
今議会を通じて時間延長については、当局を追い詰めてきていると思います。
今後も引きつづきみなさんと力を合わせてがんばります。
以下修正案の新旧対照表です