生存権、再び。 | 生きづらさの末に摂食障害になった主婦の回復記録

生きづらさの末に摂食障害になった主婦の回復記録

二児の母の日常を記録していきます。

以前もブログに書いた

拒食症から回復してきたら人間に戻れてきたお話です。


拒食症のときは生きることで精一杯でした。


頭の中は一日中『食べたい』『食べたくない』『食べちゃったから運動しなきゃ』で埋め尽くされていました。


自分は人間より動物に近い思考になっていると自覚はあって、人間に戻りたいと切に願っていました。



拒食症から回復しつつある今、ようやく人間に戻りつつあり、その変化がとても快適です。


昨日の仕事帰りふと

あ、今日は朝から食べることに取り憑かれてないなって気づきました。


その時の頭の中を書き出してみました。


保険の見直しせなあかんけど難しい話は苦手やなぁ。


目の下のクマとしわがひどすぎるけど

メイク厚塗りするとひび割れるしなぁ。


息子の部活の遠征、送るのめんどくさいから自力で行かせる方法ないやろか。


ミスターシャチホコにファンレター書きたいけど

家族にバレたら恥ずいし

そもそも貰って嬉しいのって手紙よりお金よね。

でも現金送るのはいやらしいから、QUOカード?図書カード?シャチホコさんって本読む?


なんと文化的なお悩みでしょうか。


この変化、私にとってはすっごく嬉しいこと。

生きてるなぁって感じられるから。


日本国民に与えられている

健康で文化的な最低限度の生活を送る権利。


中学の時に覚えた『生存権』。


私、何年も自ら手放していたんですね。