タンクキャップの錆に始まった今回の不良

 

最初はお気軽に考えていたのがどんどん

 

深みに嵌り、漸く出口が見えたのが7月でした。

 

その後キャブクリーナーで詰まったジェットを

 

漬け置き洗浄し汚れが総て取れたのを確認。

 

元通り組み上げたものの酷暑襲来でそのまま

 

放置状態が続いていました。

 

 

しかし此処に来て僅かながら気温も下がり

 

日影なら何とかなりそう、という訳で先日から

 

思い切って作業再開しました。

 

作業内容としては外してあったキャブレターを

 

元通りセットするだけなのですが以前から

 

機会が有れば、と準備していたこちらの

 

交換もする事としました

 

 

キャブとエンジンを繋ぐインシュレーターです

 

40年間交換してなかったゴム部品なので

 

硬化しているのは確実で思わぬトラブルの

 

原因となったりします。

 

交換は簡単でタイヤレバーで根元をこじれば

 

簡単に外れてくれます。

 

4番から作業開始

 

 

作業はこんな感じです

 

 

外したインシュレーターはカチカチで

 

ひび割れは無かったもののレバーを

 

欠けた部分は変形してしまいました。

 

 

今回は同時にこちらも交換します

 

 

インシュレーターのバンドで以前予備部品を

 

再メッキした物です。

 

新品のインシュレーターは流石に柔軟性が

 

有るのでシリコングリスを軽く塗るだけで

 

手で押せばスポッと嵌ってくれます。

 

ただし・・・4連キャブとなるとそう簡単には

 

装着できません。

 

押しながら上下に何回も振ってやって漸く

 

定位置に収まってくれました。

 

 

文章に書くと簡単なんですが実際は別。

 

此処までの作業で自分は体力を使い果たし

 

汗も出て来ません。

 

以前なった時と同様の熱中症気味を感じ

 

作業中断。

 

入道雲が夕陽に輝いていました。

 

 

今日は朝食後直ぐに作業再開。

 

と言っても山場は終わっているので

 

エアクリーナーBOXを取り付けて

 

各バンドのネジを締めたらいよいよ

 

タンクの登場です

 

そして最後に燃料ホースを繋いだら

 

いよいよエンジンスタート!

 

 

・・・のはずが此処で問題発生。

 

燃料がキャブに落ちた途端オーバーフロー

 

チューブから燃料が漏れ出します。

 

こちらはチャンバーをプラハンで叩き問題解決。

 

すると今度はチャンバーから燃料漏れが。涙

 

こちらもあるあるなのでそのまま1時間放置。

 

これで漸くエンジンを掛けられます。

 

 

緊張の結果は・・・多少ぐずった物の

 

無事に始動成功!

 

以前は片肺になったりもしましたが

 

今回はそれもなく無事に4気筒総て

 

問題なく点火しています。

 

この時には既に陽も高くなり始めていたので

 

急いで試走スタート。

 

取り敢えず5Lだけ給油して横浜方面まで

 

走ってみる事に。

 

しかしアイドリングの回転数がちょっと低い。

 

エンジンが温まれば上がってくると思った

 

回転数は500回転くらいのままです。

 

まぁ逆に言えば500回転でも安定して回る。

 

ともいえるのですが。

 

そうは言ってもアイドリング回転が低いと

 

油圧が上がらずそれはそれで問題有りなので

 

信号待ちの間に微調整。

 

規定の1100回転で安定して回る様になりました。

 

それ以外は以前にも増して快調そのもの

 

まるで水冷エンジンの様に淀みなく

 

回るのでタコメーターの針は停止状態で

 

殆ど動きません。

 

これはフロートバルブを交換した効果で

 

油面が適正地に戻ったからかも知れません。


 

すっかり気を良くして記念撮影

 

 

実は今回が今年の走り初めでした。苦笑

 

熱対策も有ってアンダーカウルは外したままてすが

 

フロートレベルが下がった事で燃料が薄くなったのか

 

油温の上昇も早くなった様です

 

高速を100キロで走っていても油温はグングン上昇。

 

僅かの時間で100℃オーバーしてしまいました。

 

風が良く当たる様に前走車との車間を十分に

 

取って走ったの・・・

 

まぁ外気温が30℃を越えていたので無理も

 

無いのですが、以前は高速を走行中に

 

100℃オーバーする事は無かった様な。

 

 

という訳でまだ様子見状態では有りますが

 

長らく胸につかえていた案件が漸く

 

クリアになりました。

 

そして久しぶりに乗ると新鮮で楽しい!

 

今回はコロナも有って眠らせ過ぎました。

 

乗る事(走らせる事)はやはり最高のメンテナンス

 

今回の反省を忘れることなく

 

今後はどんどん乗ってやろうと思います。

 

 

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