1月に気付いたタンクキャップの錆付き

 

 

その後何とかしなくてはと思いつつ

 

寒さも有ってほぼ放置状態でした。

 

遣った事と言えば原因と考えられる腐った

 

ガソリンを車で消費。汗

 

まぁ、他の廃棄方法が解らず量も少なかったので・・・

 

車には燃料フィルターも有りますし。

 

その後2月になって新たなガソリンを入れて

 

始動を試みるとキャブのおアーバーフローで

 

それどころでは有りません。

 

前回は4番がオーバーフローしたのが今回は

 

1番か2番でどう考えてもおかしい。

 

そこまで行って漸くタンクの洗浄を決意。

 

まずは新たに入れたガソリンを抜く作業です。

 

ライトで照らして見た限りでは綺麗なガソリンですが

 

試しにフィルターでコンタミの状況を確認してみます。

 

そのフィルターですが塗料用とコーヒー用の

 

ペーパーフィルターの2段掛けとしてみました。

 

 

総て抜き終えたら早速確認です。

 

まずは塗料用。

 

大きめのゴミがちょっと出てきました。

 

う~ん

 

 

ショックだったのはペーパーフィルター。

 

砂状のゴミがかなりの量です

 

 

これは酷い。

 

車に入れた腐ったガソリンでこれをやって居たら・・・

 

既に不具合も無くフツーに使い終えているので

 

ゴミは総てインジェクション手前のフィルターで

 

キャッチされたのでしょうが。

 

#こちらも交換したくなってきました。

 

 

と、衝撃を受けつつもまたまた1か月間放置。

 

常に気にはなっていたのですが色々とあった物で。汗

 

そして今日は漸く重い腰を上げてタンクを洗浄する事に。

 

まずは燃料コックを外します・・・

 

 

何じゃこれ!

 

此処まで酷いコックは見た事有りません。

 

こんな状態で今まで良く走っていたなぁ。

 

パイプには大量の腐れガソリンが付着し

 

 

ストレーナーから出て来た緑色の粉

 

 

リザーブ側はスラッジで半分以上埋まっています。

 

 

そう言えば先の新しいガソリンは少ししか入れず

 

リザーブ側で始動しようとしてたっけ。

 

その時に此処から剥がれ落ちたゴミが

 

オーバーフローの原因になったのでしょう。

 

 

と、問題だらけのコックですがまずはタンクを

 

洗浄して乾かさない事には先に進めません。

 

幸いにもアルミタンクなので残った僅かのガソリンを

 

総て抜いた後は水でジャバジャバと洗います。

 

滑って落とさない様に細心の注意で何回も

 

水道水を居れては抜きを繰り返すと

 

 

抜いた水を受けたバケツです。

 

ほぼ満杯になったのですが底が見やすいように

 

少しこぼした状態です。

 

バケツは事前に綺麗に洗ったのでポチポチ見えるのは

 

総てキャップから落ちた錆のかけら。

 

コーヒーフィルターで濾せばまたまた砂状の

 

コンタミが出て来たのかもしれませんが

 

量が多いので今回は止めました。

 

洗い終えたら暫しの天日干し。

 

 

気温が低いのでどの程度乾いてくれるのか・・・

 

次はいよいよコックですがこれが凄かった。苦笑

 

水洗いから始まりこびり付いたスラッジを削り落とし

 

リザーブ側をもほじくり出します。

 

出て来たスラッジはこんな感じで総て緑色です。

 

 

大きなゴミはこれで取れましたが厄介なのは

 

歯石の様にこびり付いているゴミ。

 

こちらは地道に削るしかありません。

 

粉状になったゴミが結構出ました。

 

ストレーナーは水洗いでほぼ復活。

 

 

内側を洗った綿棒も変質したガソリン特有の

 

緑色に染まっていました。

 

最後に水洗いしてエアーブローですが

 

まずはリザーブ側から

 

 

酷い・・・

 

そしてON側は

 

 

更に酷い・・・このあとバリバリに固まるし。

 

腐ったガソリンの怖さを改めて思い知りました。

 

仕方ないのでパイプの内側を再度綿棒で水洗い。

 

何回かのエアブローで一応綺麗にはなりました。

 

 

しかし良く見るとパイプにはあばた上の錆び跡が

 

 

手が届かない部分のスラッジも完璧には取り切れ

 

ませんでしたし歯垢状のスラッジも有ります。

 

 

結局苦労して掃除した物のこのコックを

 

再度使う気にはなれませんでした。

 

まぁ、前回交換して20年以上使ったものだし

 

良い機会なのでストックの新品と交換します。

 

 

バイクに乗り始めた頃に「たまにリザーブを

 

使わないといざという時に使えなくなるよ。」

 

と教えられました。

 

それ以来教えを忘れずたまにリザーブにしたり

 

していたのですが今回はあまりに乗らな過ぎた。滝汗

 

皆さんもご注意くださいませ。

 

 

ところでこの先どうするか・・・

 

タンクの方はヒートガンを使ったりでかなり乾燥しました。

 

この先数日間自然乾燥すれば使用可能でしょう。

 

問題はキャブのフロートでちょっと気になっています。

 

あのゴミだらけのガソリンを通してしまったのは

 

大失敗でした。

 

キャブの作業自体は苦では無いのですが

 

その後でインシュレーターに戻す作業が大きな鬼門。

 

寒い時期はゴムも固いのでヒートガンで

 

温めたとしても押しの一手・・・後で必ず腰に来ます。苦笑

 

 

取り敢えず再始動にチャレンジするか、車上で

 

フロートチャンバーを外して確認するか。

 

後者は1番と4番しか出来ませんが。

 

ちょっと悩ましいところですが

 

春のシーズンまでには復活させないと・・・

 

 

ご訪問いただきありがとうございました。