Kさん撮影:東武鬼怒川線 SL大樹 その3 大雨のち晴れ 2019.10.27 | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

Kさん撮影の東武鬼怒川線、全3回のラストです。

みなさん、前回の「このあとかなりひどい目にあった」というのが気になっていましたね(‘’_’’) タイトルでネタバレしてますが(^^)

今回の最後の「今週末にはD51338さんの新作登場」は今週末アップは間に合わないでしょう(^^)  代理投稿 by D51338 

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Kです。SL大樹の撮影記録、全3回のラストです。

 

 今回は10/26-27の2日間の出撃でしたが、出発前の天気予報が良かったので傘は持って行きませんでした。

27日の朝出発前、日光の天気予報を見ると午後3時ころに傘マークが。あれ?と思いながらも降水量1mm予想だったので、まあ大したことないかと、あまり気にしてませんでした。

 大樹4号を待ち、大桑駅から大谷向方へ1kmほど歩いたところにおりましたが、前回の最後にご紹介したリバティが通過してからSL大樹の時間までは約15分。

ポツポツと降り出した雨がやがて本降りになり、勢いはさらに強くなるばかり。空は暗くなり、遠くでしたが雷の音も2回ほど鳴りました。田んぼの真ん中で雨宿りする場所もありません。

登山用のフード付きウィンドブレーカーとザックカバーはあったので、体もカメラや荷物も全部ズブ濡れという最悪事態は避けられたのですが、三脚につけた動画用カメラは上にタオルを置いて雨をしのぐだけ。通過直前には曇ってきたレンズフィルターを取り外しました。

ようやく機関車のドラフト音が聞こえてきましたが、視界に入ってくるまでの時間の長いこと長いこと・・・。

 

① 林の中から飛び出してきた機関車。

いい感じの白煙が上がっているのですが、機関車の前には強く降る雨が線となってハッキリと写っています。

② ここが背後の建物もちょうど隠れる、狙いの機関車の位置なのですが、天気はどうすることもできません。

機関車のところは雨でモザイク状になっていて、何だか画像処理ソフトで下手くそに加工したような状態ですねぇ。

③ 最後は広角で。わずか15分の降雨で、刈り取りの終わった田んぼの表面に水が浮いてきました。

水滴でひどい画像となっていますが、動画もご覧ください。

https://youtu.be/IEWSSdL1pxA

こんな雨の中で撮影しているバカがおる~と、SL列車の乗客の方々はあきれたことでしょう。

 この後もしばらく雨は止まず、濡れながら歩いて大桑駅へ撤収。

カメラの上に乗せていたタオルを絞ると結構な量の水が流れ落ちました。本来は5号を鬼怒川鉄橋付近、6号を鬼怒川温泉の転車台と夜景の発車シーンを撮影する予定だったのですが、雨で体が冷えてメゲたので早めに帰ることに。

 電車が下今市駅に着くと雨は止み、雲の下から近くの日光連山も明るく見えてきました。それならば濡れたモノを乾かすついでに16時06分発の大樹5号を撮ってから帰ろうかと、ちょっと元気を出して、以前も撮影したことのある大谷川橋梁へと登る右カーブの築堤の下に行ってみました。下今市駅から歩いて5分少々です。

 

④ 上り下今市方面へ行くスペーシアの後追いで練習。

この角度だと日光連山は見えませんが、少し戻ってきた青空をバックに撮れそうです。 

⑤⑥ そして大樹5号の発車です。

以前撮ったときには背後の杉林が少し入ってしまいきれいなシルエットにならなかったので、立ち位置を少し調整しました。日没(16:50頃)にはまだ少し時間があったので、シルエットというよりは青い空白い雲と機関車の白煙のコラボとなりました。これから先の季節、この付近の日の入りは16時25分頃まで早くなりますので、条件によっては西日や夕焼け空バックのシルエットが撮れるかもしれません。

⑦ 青い14系客車と最後尾のDE10です。

⑧ その後 下今市16:35発の特急リバティで早めの家路につきました。下今市駅の旧跨線橋の中はレトロなしつらえとポスター展示などがしてあります。下今市の転車台上のC11はまだ見ていないので、こんどは雨に降られてメゲないような日に行きたいと思います(笑)。

 以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今週末にはD51338さんの新作が登場するというウワサが。

楽しみになさってください。