日本特種ボディーの新型SAKURAを勝手に辛口レヴュー 車内編 | 空飛ぶわんこ

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NTBの新型サクラ勝手にレヴュー第3回\(^o^)/

 

第1回、第2回の過去ブログは下記リンクよりご覧いただけます

 

日本特種ボディーの新型SAKURAを勝手に辛口レヴュー 外観編

 

日本特種ボディーの新型SAKURAを勝手に辛口レヴュー 走行性能編

 

 

今回はいよいよキャビン内部に関してレヴューしたいと思います(#^.^#)

 

と言いながら内部ではないのですが、まずはエントランスドア

先代に比べて、かなり低い位置にエントランスドアが設定されました。

 

これにより、キャビンに乗り込むのが楽ちん(*^_^*)

オプションで電動ステップなどを装着する必要も無くGoodです。

 

今回拝見したのはオーソドックスな一段ベッドモデルとなります。

NTBでは、基準となるモデルが数種類(一段ベッドモデル、二段ベッドモデル、ダブルベッドモデル、リアエントランスモデルなど)がありますが、内装材の材質やカラーは膨大な数からお好みの物を選べます。

また、サクラαなどではユーザーの好みに合うような特注レイアウトも可能となります。

 

ここからの写真などはそれを踏まえて、ご覧いただければと思います(*^_^*)

 

 

また、項目が多いので辛口コメントを随時挟みながら書いてみたいと思いますが、このクルマはあくまでもプロトタイプであり、すでにいくつかの部分は改善する予定との事ですのでそこら辺もくみ取っていただけたらと思います(^o^)

 

 

さて、それでは車内に入ってみたいと思います。

まずはダイネット

 

先代SAKURAに比べてお洒落になったかな~(*^_^*)

アサカゼの内装のクオリティに近づいた感じでしょうか。

 

 

エントランスドアの位置が先代に比べて前よりとなったため、TV台のサイズが小さくなりTVの位置と向きは微妙・・・

アーム式のTVステーが必須かと思います。

 

 

地味だけど良くなったのが、バンクベッドを出した時の受け台。

(上の写真の中央上部に映っている白くて四角い物体です。)

先代のサクラでは取外し式で、外したのを別の場所に置いたりと結構面倒くさかったのですが、新型サクラでは折り畳み式になったので快適になりそうです。

 

我が家のサクラにもこのアイデアは頂いて快適化したいな~と思います(*^_^*)

 

 

テーブルが昇降式になりましたね~

ダイネットをベッド展開する人には、テーブルを外す必要がなくなるので便利でしょうか。

でも、座敷状態にしてテーブルを出したい時に困るかな?

たぶんどちらも選べると思うので、使い方に応じて決めるのが良いかと思います。

 

ちなみに我が家では、座敷状態にすることも多いので、取外し式のテーブルを選ぶと思います(#^.^#)

 

 

気に食わなかったのが、セカンドシート、サードシートの座り心地・・・

座面が短かくちょっと座りずらいと言うか寛げない感じなんです(>_<)

 

これに関しては、NTBも把握しているそうですので、ユーザーに渡る量産車では改善されるのだろうと思います。

足元スペース減るのかもしれないけど大丈夫かな?

ってか、ダイネットの前後長さは何cmなんだろう?

 

 

次は国産キャブコンの目玉!バンクベッドです。

キャブが標準キャブからハイキャブになりましたが、バンクベッド内部の高さは十分に確保できていました。

 

しかし、先端が高さ方向、幅方向が絞り込まれている形状によりボク的にはちょっとダメかも・・・(>_<)

(ちなみにボクの身長は174cmです)

 

まず横方向に寝る場合は、奥(バンク先端)ですと高さが低く、幅もないため寝れません・・・

手前は家具などにより幅が狭いので寝れません・・・

 

縦に寝る場合は、長さが不足していて寝れません・・・

ウチの寝方と同様に頭を前にすると先端が低く圧迫感がありさらに寝れません・・・

 

バンクベッドでボクが寝る場合は一人で斜めに寝る必要がありそうです(-_-;)

 

ベッドを長くする検討をしている様ですが、どれくらい長くなるのかなぁ?

ざっくり見たところ20cmくらい長くしないとボクは満足でき無さそうだけど、ドアの位置の関係で難しそうな気もします。

 

ウチが買い替えるならば、バンクベッドを常設ベッドとするのは諦めて、2段ベッドモデルじゃないとダメかもしれませんね~

170cmを超えてる方が購入する場合はよく確認する必要があるかと思います。

 

 

お次はリアベッドです

快適なベッドルームになってます(*^_^*)

オプションのベッドスプリングが仕込まれていましたが、マットも分厚いためあまり効果はわからなかった^_^;

 

 

シンクは先代サクラの大型の物から蓋つきの既製品になっていました。

車内で料理をしない我が家ではどちらでもOK

キッチンの作りなどは先代サクラよりもお洒落になったかな~

 

 

使いやすそうだったのは

電子レンジの位置ですね~

 

 

また、スイッチパネルが、使用する場所近くに分けられたようでこちらも使い勝手が向上しそうです。

他のスイッチもそれぞれ適切な位置にある感じですよ~

 

 

エアコンは家庭用エアコンが採用されていました。

もう「i-cool」は終了かなぁ^_^;

まだ夏は経験していないけど、家庭用エアコンの方が具合良さそうだからねぇ

 

 

で、エントランスドアから降りる時に、エアコンの室内機カバーに頭ぶつけます^_^;

エントランスドアを下げた弊害でしょうか?

 

室内機の取付、カバーのデザインなど要見直しかもしれませんね

 

 

最後の辛口は電装システムについてです。

先代サクラを数年作り、新型に切り替わっても、電装システムは基本的に同じ・・・

 

ソーラーパネルをより増強して標準は4枚(620W)ながら最大で6枚(930W)まで増やせるようにはなりましたが、電気をためるバッテリーは同じままです。

 

もちろん先代の電装システムが優れていたからってのもあるかもしれませんが、他車ではリチウム電池を搭載し始めている所もあるし、いろんなユーザーがリチウム電池に載せ替えているなかで、電気最強のキャンピングカーを謳うならば新しいシステムの提案が欲しかったところです。

 

 

ネガティブな事も多々書きましたが、冒頭に書いたように、今回見たクルマはプロトタイプ車であり、ボクの様に思う人がいることもNTBは把握しています。

なので量産タイプではかなり改善されるのではないでしょうか?

 

量産モデルが出来たらまた見たいですね~(#^.^#)

 

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