キャンピングカーの悩みの種「サブバッテリー」
インドアキャンパーにとって快適生活のため必須となるのが電力です。
しかし、変な使い方をして負担をかけてしまうと寿命が短くなり、交換にはかなりの金額がかかるため注意しなければなりません。
「鉛バッテリーの寿命を延ばすためにはしっかり満充電させることが必要」との情報から、我が家のキャンピングカーでのサブバッテリーの充電方法などを検証し、充電電圧を変えたりしてきました。
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キャンピングカーのサブバッテリーの充電状況はどうなった? 満充電? それとも不具合が?
結論から言うと、すぐれもの充電器の充電電圧を27.8V(12V相当では13.9V)⇒28.8V(12V相当では14.4V)とすると、我が家のキャンピングカーでは過充電となってしまうようです。
これは、すぐれもの充電器の充電モードが「バルク充電」から「フロート充電」に移行する仕様に問題がある様です。
すぐれもの充電器では充電電流が1.5Aまで低下した場合に移行するようですが(24V充電器の場合)、我が家のバッテリー24V380Ahの容量だと電流設定が小さすぎるようで、フロート充電に移行できなくなるようです。
移行する電流値を4Aくらいに設定できれば解決するのかもしれませんが、設定変更することは出来ないので、充電電圧の設定を元の値に戻すことにしました。
元に戻した場合(27.8V)だと、お出かけから帰ってきた場合のサブバッテリーの充電状況は走行充電によりほぼ満充電になっているため、充電開始から数時間でフロート充電に移行しておりました。
その際のバッテリーの温度は全く問題なし、周囲の温度相当で熱を持っている感じはありません。
サーモグラフィーカメラでも確認
バッテリー上部が熱くなっているように見えますが、1度以下程度の温度差しかありませんでした。
<外部充電器での充電に関する結論>
外部充電器の充電電圧を上げて、過充電に対しては充電時間を制限することで運用しようと思っておりましたが、過充電となってしまうリスクが大きく危険なことが分かった。
充電電圧設定は元の設定値、27.8V(12V相当では13.9V)で運用することにする。
充電電圧が27.8Vだと、冷蔵庫などのon/off(パワーソーススイッチon/off)を問わず、すぐにフロートに移行し27V程度を維持するようなので、充電させっぱなしでも大丈夫そうである。(絶対とは言えないので、今後継続して確認していく予定)
次回は、ソーラー充電のバルク電圧を28.0V⇒28.8Vに変更した結果を書いてみたいと思います。