6月10日(日)、長野市で開催された Heroes & Future2018 in NAGANOを観てきました。
といっても、自分の中では当初行く予定ではなかったです。今年は、絶対コンペで出費がかさむと思っていますので、アイスショーにかける金額は削減方向だったのです。
しかし、その思いはあるスケーターがこのショーに出演する、ということで打ち砕かれてしまいました。

その名はエルビス・ストイコ。長野オリンピック銀メダリストのカナダ人です。
名前は聞いたことあるけど、あまりよく知らない・・・といった私に友人の一言、「一生見るか見られないかと思っていたスケーターですよ」と。
確かに、近年のアイスショーでは観たことがないお方・・・日本にはあまり来ない方なのかも・・・となれば、見たくなるではないですか!そして、その後のアニペーのIN。アニペー、実物を見たかったんですww

ということで、急遽、チケットを購入。S席だったけど、3階の貴賓席側ロングサイド真ん中付近という席( ̄▽ ̄;) この際、贅沢は言わない、遅かったんだから。

で、当日はなんの打ち合わせもないまま、友人となぜか高崎から同じ新幹線に乗ることが出来たというミッションの後に長野に到着。昼食をそこそこに食べ、シャトルバス開演前最終便でギリギリ着いたという・・・あいかわらずの限界挑戦でした(コラコラ)

 

アイスショーは、基本、あまりメモをとらないで観るので、エレメンツより印象的なことだけ綴っていきたいと思います。ジャンプについてはメモをしていますが、見間違いが多いです。

 

一番見応えがあったのは、私にとってはやはりLegendsでした。本田武史くん、エルビス・ストイコさん、アニペー、ロロさんの順だったと思います。

4人は演技の前に、それぞれビデオによるインタビューがありました。ストイコさんだけよく覚えているんだけど、当時、ケガをしていてEXに参加できなかったから今回参加したとか。なるほどー、そういうことだったのか、と。20年間の忘れ物を届けに来た、そんな感じでしょうか。演技は力強くてとても40代のスケーターには見えない。ジャンプも跳ぶし、何よりスケーティングが滑らかで強い。現役の頃の動画を拝見させてもらって、その力強い演技はある意味惹き込まれました。で、現在は少し柔和になった感じだけど基本変わらない感じで、そういうのっていいなぁと思いながら見ました。

 

同じようなことをロロさんこと、フィリップ・キャンデロロさんにも感じました。もちろん、EX用と競技会用ではプログラムの中身は全然違うけど「らしさ」というものは変わらなくて、素敵!と思いました。ロロさんは、キャンデロロスピン、バックフリップ、そして、超盛り上がるStSq、客席の女性とダンスもして、まあ、これだけ多彩に観客を楽しませてくれる演技をしてくれると笑顔が止められなくて(笑)とにかく、ずっと楽しかったです。

 

それにしても、このおじさん達(40代でおじさん達は失礼かしら?)、楽公演だったからか、フィナーレの時はスマホで撮影しまくったり、メダリストと写真を撮ってもらったり、一番最後までリンクにいましたね。なんかやりたい放題みたいだったけど、それすらも愛嬌があるように見えて楽しかったです。

 

アニペーこと、 マリナ・アニシナさんとグェンダル・ペイゼラさん。ああ、アイスダンスってダンスなのよね。二人の息の合ったSBSのミッドラインとか見ていると懐かしい気分になって、ちょっとホッとしました。現行のルールになって、多彩なリフトで魅せることは、スポーツとしてのアイスダンスとしてはありだと思います。が、6点満点時代のリズムをツネに感じさせる氷上の社交ダンスという面はずっとなくならないで欲しい、と思わせるような素敵なダンスでした。

 

ロロさんはFaOIでほぼ毎年のように来てくださっているけど、ストイコさんとアニペー、長野に来てくれて本当にありがとう!!!もちろん、ロロさんもありがとう!

 

そして、忘れちゃいけない日本人のLegend武史くん、演じてくれたのは「アランフェス」で当時の衣装でしてくれました。冒頭の2A、でかい!というか、回転おかしくない!?と思っていたら、後ほど現地にいた八木沼さん曰く、朝の練習では3A跳んでいたとか・・・あー!あれはやっぱり3A狙いだったのね!と納得。日本の、本当の、3Aジャンパーレジェンドですね、武史くん。見たかったなぁ(笑)これもEXVersionで、武史くんの今の代名詞「Yes!」イーグルもありました。今年はPIWに行ってないので、ここがお初になりました。武史くんらしい演技でカッコよかったです。

 

そして、Future。

一番最初は長野県スケーター、中学1年生の大久保正宗くん、同じく中学1年の井口せなさん。彼らの生まれる前にあった長野オリンピック。でも、育っているんです、未来のオリンピアンは。

 

三宅星南くんはEX。3AはFallしたけど、会場全体へのアピールはO.K.!

 

白岩優奈さんはツインテールでEX。3Lz、3Lo3Lo?3F3T。ジャンプよりも滑りの良さに惹かれました。

 

山本草太くん、SP「G線上のアリア」力強さと祈りを感じました。滑りの上手さはあいかわらず。一蹴りがよく伸びて、気持ち良すぎます。

 

紀平梨花さん、紫衣装のFS「BeautifulStorm」。2Afall、3Afall、タノ3Lo、タノ3Lz、タノ3F、ChSqで氷上で1回転したけど何事もなかったかのように滑り続けたのはびっくり。fallなんだけど身体能力の高さに本当にびっくりしました(°°) 3Lz2T2Lo、3S。so気味も多かったから、まだ本調子でないのか、たまたま不調だったのか・・・ちょっと心配になっちゃいました。

 

須本光希くん、FS「 Mi Mancherai」3A<、3T、3Lz3?、2A、イナからの3F、イーグル、2A、見落とし多数ごめん。でも、凄く雰囲気が良くて魅入ってしまった。こういうスローな曲はよく合う。

ここまでが、Legends前。

そして、第1部終了。

 

第2部は、オリンピアンやワールド出場者。

楽しみたかったのでジャンプメモほとんどなし( ̄▽ ̄;)

 

友野くんは、EX「 Daft Punk 」。ロボットのような動き。これって、なにげに難しい。静と動がはっきりしているから。でも、さすがThe Entertainer。そう言えば、友野くんを全日本で見たのは長野が初めてでした、私は。

 

樋口新葉さん、EX「MJメドレー」。ずっと動き続ける5分ぐらいのプログラム。体力半端ない。欲を言えばMJのEXだから、ステイショナリーダンスがあってもいいように思うけど、もっと体力を消耗するかしら(@@;)

 

村元哉中さん、クリス・リードくんはEX「Unsteady」。競技プロとは別に魅せられるプロ。パッションと優しさが混在して素敵。

 

田中刑事くん、EX「Just Like Fire」これをここで滑ってくれるのは嬉しい。磯崎くん振付でMOIでも滑ってくれました。キレや刑事くんにしか出せない色気がすごく出ていると思いました。

 

宮原知子さん、SP「SAYURI」。このプロは好きだなあ・・・( ´ ▽ ` )

 

ネイサン・チェンくん、「ネメシス」。4T、3Lz、2F。切れの良い動き。ポージングの美しさ。いつ見ても、素晴らしいです!

 

ハビエル・フェルナンデスくんは、「ラ・マンチャの男」。ジャンプの調子は今ひとつだったけど、オリンピックで銅メダルを獲ったプログラムであり、スペイン人の話であり、思い入れもあるでしょう。再び見られたことは感無量でした。

 

マイア・シブタニさん、アレックス・シブタニくんはコールドプレイの「FixYou~Paradise」。実は「FixYou」と言えば、私にはシブタニズである。(かじけんくんは、実は次点^_^;)彼らの力強く美しいツイズルはこの曲と共に忘れがたい。来季は休養と聞いていたような気がするから、埼玉ワールド2019では見られないのでは・・・と思っていただけに、ここで彼らの代表作をメドレーで見られたのは本当に嬉しかったです!

 

宇野昌磨くんEX「Time After Time」は、メリハリのある振りは昌磨くんらしいけど大人っぽい雰囲気。

 

エフゲーニア・メドヴェージェワさん、「TheWindmilsOfYourMind」は一人遊びをするもの悲しさが伝わってくる。コンボが自然な感じになったように見えました。

 

エフゲニー・プルシェンコくん、「ニジンスキー」。圧倒する帝王。

 

羽生結弦くん、「Hope&Legacy」EX版。3Loやや乱れるも着氷。少しずつ回復しているのでしょうか。この曲は長野パラリンピックの開会式で使用された曲なので、この場で演技する事はふさわしいと思いました。

 

 

 

 

あれからだいぶ時間が経ってしまったので、忘れているものが多いのですが、忘れられないのはおじさんパワー。会場を巻き込んでいくあのパワーはどこから来るんでしょうね~思うに、スケートが好き、ということだと思うのですが。

そんな彼らを見ながら、フと思ったのは、ここに田村岳斗くんがいたら・・・岳斗くんも彼らに負けず劣らずの会場を巻き込む力を持ったスケーターですからね。長野オリンピックには、武史くんと一緒に出たし。復活して欲しかったなぁ・・・と思いました。

 

 

 

会場でもらった巨大なチラシとパンフレットです。

 

 

 

 

 

この会場は、当時はアイスホッケーの会場だったのですが、今は、フィギュアスケ-トの会場としても使われています。

 

で、フィギュアスケートの会場だったホワイトリンクは、翌年1999年に体育館に生まれ変わり、バレーボールやバスケットボールの試合会場として使われているそうです。

http://www.wr-nagano.jp/

 

そう言えば、会場内のエントランスにあったチャコットのブースの前には、宇野昌磨くんのラベンダーの衣装がありました。休憩時間ギリギリだったので、撮るだけ、になりました。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、ちょっと横道。

 

 

長野駅周辺には、長野オリンピックの面影がチラホラ。

 

 

 

 

駅に隣接する建物にある明治亭のソースカツ丼は、友人に食べさせたかった一品。

 

 

 

その友人からもらった東京土産と、自分用の長野土産。

 

 

 

 

 

 

久し振りに話した友人との会話もまた、楽しかったです。

 

 

 

 

 

未鳥

 

 

 

 

 

 

 

 

6月9日(土)に新潟アサヒアレックスアイスアリーナで開催されたアイビススケーティングクラブ発表会を見に行って来ました。

前年より早い開催にびっくりしましたが、幸い他のアイスショーと被ることがなかったのはありがたかったです!

 

今回のゲストは、日野龍樹選手、大庭雅選手、竹内すい選手、服部瑛貴くんでした。

https://www.facebook.com/1427427987500651/photos/pcb.2145663542343755/2145663455677097/?type=3&theater

 

https://www.facebook.com/1427427987500651/photos/pcb.2145663542343755/2145663512343758/?type=3&theater

 

クラブ員全員とゲストの演技、そして、お楽しみコーナーや恒例の紅白リレーなど内容盛りだくさんで長時間でしたが、楽しくてしょうがなかったです。

印象的だったことを書いていきます。

 

吉住澪南選手の「リトル・マーメイド」はスピード感があって良かったです。2F2T、2Loは安定していましたね。

武田結仁選手の「コーラスライン」は、あいかわらず踊っていてカッコよかったです。

丸山彩花選手の「キャッツ」はStSqが曲調に乗っていて素敵でした。

グループナンバーの「千本桜」はアピールが強かった(≧∇≦)

三川里聖羅選手の「エル・チョクロ」。雰囲気のある演技が良かったです。

第1部最後は、ゲストの竹内すい選手。FS「Romeo and Juliet」。

3A2ft 4Sfall 2Lz 3F2T 3Lo2T2Lo 1Lz 3S3T

王道の、ジュリエットが最後に死んでしまう感じのものでした。それにしても、3Aきた!4Sきた!?うわー!となっていました。

ツルツルスケーティングもすごく気持ち良かったです( ´ ▽ ` )

 

第2部の最初はランドセル姿の女の子達が可愛い「ベリシュビッッ」から。

岡本和彩(かい)くんは「映画ヒックとドラゴン2」。北日本大会でノービスB優勝したので、どんな演技をするのか楽しみでした。2Lz 2Lo 2F イナバウアーイーグルありのStSq 2Lo1Lo2S 2T1T。最後のCCoSpのfallは惜しかったです!確実なジャンプは頼もしかったです。

「ライオンキング 王様になるのが待ちきれない」は服部瑛貴くんのフィーチャリング。振付は昨年と同じようでしたが、ブラッシュアップされた感じでした。瑛貴くん自身もライオンキングで登場。2A2ftでしたが、ジャンプ跳んでくれたのは嬉しかったです。あいかわらずスケーティングとスピンがうまい。インストラクターや振付師としてご活躍で、競技会で選手の帯同でお姿を見ることはありますが、演技している姿を見ることが出来るのはここだけ。嬉しかったです( ´ ▽ ` )

大庭雅選手はEX「Luv Letter」。白い衣装は美姫ちゃんから借りたそうです。春から就職しながらアスリートをしている雅ちゃん。ジャンプの調子はまだまだでしたが、スケーティングと曲調に合わせた切々とした表現が素敵でした。特に後半の盛り上がりでのスパイラルはきれいでした。

日野龍樹選手はFS「ラ・ボエーム」。4Tfall 3Lz 3Aフワリ 1A 3F? 3F。途中、音源が止まるというトラブルがありました汗 3Aの高さ幅が素晴らしかった!何より、姿勢が良くなった感じ。スラリとした姿から繰り出されるスケーティングとジャンプはそれはもう素敵でした。それと、龍樹くんにクラシックが合うことも私としては新鮮でした。近年、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」はありましたが、龍樹くんと言えば、「ロビン・フッド」とか「キング・アーサー」とか壮大な感じの映画音楽の印象が強いです。もちろん個人的には「アルメニアンラプソディー」が一番好きですが(^-^*) ちょっと劇的でロマンチックな「ラ・ボエーム」は、容貌とも相まって今までとはちょっと雰囲気の違うフェイくんが見られそうで、今後が楽しみです。

 

そして、ここでいきなり、ゲストとアイビススケーティングクラブの渡部幸裕コーチによるジャンプ大会。この後の紅白リレー準備で壁にショートトラックのクッションを設置する時間が必要だったせいもあるのですが。

幸裕くん3T 瑛貴くん2Lo抜け そして2Aクリーン 雅ちゃん3Lo すいちゃん3Lz3Tさらり! 龍樹くん2Aで渡部泉先生からダメ出しされる笑 幸裕くん2Fイエーイ! すいちゃん3A! 龍樹くん3A! 雅ちゃんと瑛貴くんによるSBSの3Loはfall、惜しい!すいちゃん3A ここで、泉先生から龍樹くんの挑戦とアナウンスありで4Tfall すいちゃん4Sfall? 
すいちゃんの4Sトライを見られて興奮しました!龍樹くんも4T頑張ってる!それが何より嬉しかったです。

でも、一番印象的だったのは渡部泉先生でした。アナウンスですごく興奮してて、熱かったです!「見た!?ねー、みんな、見た見た!?4回転だよ~!すごいよね!!」泉先生が一番楽しそうでした(^-^*) でも、先生自身が楽しんでいると、生徒さんもきっと楽しいんだろうなあ、と思いました。

 

恒例の紅白リレーは、あれよあれよと進み、途中、ショートカットもあり(!)などハチャメチャでしたが、楽しかったです!結果は白組優勝でした。

 

そして、Finは「This Is Me 」こちらのナンバーもPIWに負けず劣らず、カッコよかったですよ!

 
 
 

パンフレットは、協力金100円でいただきました。

 

ちょっとだけ会場のお写真。

入り口から客席まで、飾り付けされています。クラブの方や選手の保護者の皆さんが作られたのかな?と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

facebookのアイビススケーティングクラブのページにお写真がたくさん来ていました↓

https://www.facebook.com/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96-1427427987500651/

 

大庭雅選手のInstagram↓

https://www.instagram.com/p/Bj1KYe8D1_2/?taken-by=miyabi_oba

 

日野龍樹選手のtwitter↓

https://twitter.com/Vnagar_juna/status/1006755591073816576

 

今井遥ちゃんは観に行っていたようです↓

https://www.instagram.com/p/Bj1vuWoAhmj/?taken-by=haruka_imai_831

 

 

今年もほんと、楽しかったです!

来年もまた、行きたいです。

 

 

 

未鳥

発表会名:アイビス・スケーティングクラブ第4回発表会
開催期間:2018年6月9日(土)開場17:45 開演18:15
開催地:新潟県新潟市(日本)
会場: 新潟アサヒアレックスアイスアリーナ

http://n-icearena.com/access/

主催:アイビス・スケーティングクラブ
後援:新潟県スケート連盟、新潟市スケート連盟、新潟日報社

 

ゲストスケーター:

日野龍樹、大庭雅、竹内すい、服部瑛貴

https://www.facebook.com/1427427987500651/photos/pcb.2145663542343755/2145663455677097/?type=3&theater

 

 

クラブ発表会写真ページ:

https://www.facebook.com/pg/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96-1427427987500651/photos/?tab=album&album_id=2161090077467768

 

 

クラブサイトページ:

https://www.facebook.com/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96-1427427987500651/

 

 

 

未鳥

放送の追記です。

 

公演名:

長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業 Heroes & Future2018 in NAGANO

開催日時:

2018年6月8日(金)開場17:00 開演18:00 終演20:30

2018年6月9日(土)開場12:00 開演13:00 終演15:30

2018年6月10日(日)開場12:00 開演13:00 終演15:30

公演時間:2時間30分

会場:長野ビッグハット

https://www.nagano-mwave.co.jp/bighat/

主催:長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業Heroes & Future2018 in NAGANO実行委員会

共援:長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業実行委員会

後援(予定):公益財団法人 日本スケート連盟、長野県教育委員会、長野市、長野市教育委員会

協力:アイスクリスタル

企画制作: (株)CIC

http://www.sunrisehokuriku.co.jp/schedule/kdschevent.php?id=7455

 

 

出演予定スケーター(HP掲載順):

<長野オリンピック出場選手>

エルビス・ストイコ、フィリップ・キャンデロロ、本田武史、マリナ・アニシナ/グェンダル・ペイゼラ

<海外スケーター>

ハビエル・フェルナンデス、ネイサン・チェン、エフゲニア・メドヴェージェワ、エフゲニー・プルシェンコ、マイア・シブタニ/アレックス/シブタニ

<国内スケーター>

羽生結弦 ※8日(金)はJOCスポーツ賞表彰式に出席するため出演いたしません。

宇野昌磨、田中刑事、友野一希、山本草太、須本光希、三宅星南、宮原知子、樋口新葉、紀平梨花、白岩優奈、村元哉中/クリス・リード

 

 

チケット料金(全て税込):

プレミア席:20,000円

SS席:15,000円
S席:12,000円
A席:10,000円

車いす席:15,000円

 

チケット一般販売

2018年4月7日(土)

 

 

チケットプレイガイド:

サンライズプロモーション北陸
ローソンチケット
チケットぴあ
イープラス

セブンチケット

 

 

座席図:

不明

 

 

公式サイト:

不明

 
 
シャトルバスについて
 
放送予定
番組名:
長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業 Heroes & Future2018 in NAGANO
 
放送チャンネル:BS朝日
放送日時:
2018年7月8日(日)13:00~15:54

http://www.bs-asahi.co.jp/event/20180608/

 

放送チャンネル:CSテレ朝Ch2

放送日時:
8月19日(日)15:30~【初日】
8月25日(土)12:30~【2日目】
8月26日(日)12:30~【最終日】

http://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0304/

 

 

 

abnページ:

https://www.abn-tv.co.jp/event/%E9%95%B7%E9%87%8E%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF20%E5%91%A8%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5%E4%BA%8B%E6%A5%AD/

 

 

 

 

 

 

 

未鳥

6月3日(日)、風越公園アイスアリーナで開催された浅田真央サンクスツアー長野に行って来ました。
新潟公演では自力で獲れなかったチケットでしたが、長野公演では立ち見席に絞ってエントリー。その結果、昼公演は北側、夕方公演は南側に当選しました。
この風越公園は1月にインカレで訪れたばかり。でも、あの頃と違って、景色も気候もすっかり変わっていました。
心なしか、リンク内もそれほど寒くないような・・・そして、1月と同じ場所で立ち見をすることができました。新潟公演の時は、2回のスタンド席で俯瞰出来ましたが、長野公演の1階立ち見席は若干リンクより高く、リンクとの距離はアリーナ席があるとは言え、近くに感じることが出来ました。
公演内容ですが、おそらく新潟公演と同じ内容をしたと思われますが、私が思っていたものと少し印象の違うのもありました。そして、新たな感動も。そんなあたりを今回は書き残していきたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
「滑りたいものが全て詰まっている」というビデオから始まり。
 
「This Little Light of Mine」 では黒い被り物をしたスケーターが入り口付近でトレースを描く。
真央ちゃんが言うには、これは引退後の自分の姿。どこに進んだらいいのか迷っている様子なんだそうです。
やがてフードを外した真央ちゃん、金色に輝く衣装は、新たな道を進もうとする力強い意思を感じます。
リンクいっぱいに滑り、2A。高い!流れにのった素晴らしいアクセルでした。
そして、反対のロングサイド側でも2A再び。イーグル、リップジャンプも軽やか。
そして、姉の浅田舞ちゃんと二人でシンクロ。舞ちゃんのシルバーの煌めく衣装も素敵。
そして、無良崇人くん、颯爽と登場。こちらもシルバーの衣装がカッコイイ!
最後にメンバー全員が登場してのダンス。
Fin後に真央ちゃん舞ちゃんが挨拶。舞ちゃんがほとんどMCをするのは、その後の「スマイル」で真央ちゃんが滑るからだと思いました。少しでも息を整える時間を作っているのかな、と思いました。夕方公演では、舞ちゃんが「初めて見に来た方~!?」と聞いたら、半分ぐらいの方が挙手。舞ちゃん真央ちゃん大喜び!サンクスツアーは、こういう方たちのためにしているのだから、喜ぶのは当然かな。でも、その喜ぶ真央ちゃんや舞ちゃんを見て、嬉しい気持ち&ごめんなさいの気持ちがハーフハーフになった私でしたけどね(^^ゞ
 
スマイルは群舞からの真央ちゃんソロへ。
私にとって「スマイル」はPIWでお隣の席の人が真央ちゃんから握手をしてもらい、間近で真央ちゃんを見ることが出来たというある意味名作。
爽やかな色気が気持ち良いです。
 
舞ちゃんの「シェヘラザード」。今回はじっくりと見ました。
曲は真央ちゃんが使っていたものと同じかな。あの音源は結構好きです。
舞ちゃんはスパイラルがとても素敵。あんなに足が上がってブレがなくて。舞ちゃんも鍛え直したんだよね、と本当に思いました。夕方公演では2Aに気合いを感じてバッチリ。新潟公演の感想でも書きましたが、舞ちゃん演じる「シェヘラザード」は大人の魅力。これはこれで、真央ちゃんとは別の魅力を感じて、好きになりました。
 
真央ちゃんの「踊るリッツの夜」、ハットとステッキを渡していたのは橋本誠也くんでした。この演技は、真央ちゃん、楽しんでいる感じがしました。現役の時のEXで観た時より、はじけた感じがしたのは私だけでしょうか。でも、それが素敵。ステッキキャッチは無良くん。2公演ともナイスキャッチでした。
 
「素敵なあなた」は真央ちゃんと男子スケーターとのコラボが楽しい。真央ちゃんの恋多きスターッぷりがカッコいい。
ここは男子達が気を惹かんとばかりにいろいろと。無良くんはどでかい3Lz。誠也くんはバレエジャンプ。エルネスト・マルティネスくんがローテーショナルリフト。川原星くんが3Lo。みんな得意技かな?
ペアのシンクロ要素がたっぷりのStSqはミラーだったり、SBSだったり。
最後のアピール後に真央ちゃんが選んだ彼氏は、昼公演では星くん。夕方公演では誠也くん。誠也くんのガッツあり喜びっぷりが、とても楽しかったです!
 
画面に映る満月から始まる「月の光」、からの「虹の向こうに」までは、真央ちゃん以外の女子スケーターによる群舞。
青いベルベットの衣装を近くで見たらとても素敵。
「月の光」が白い球、「虹の向こうに」が傘とリボン。こう書いてみると、新体操のよう?
昼公演の北側から観た時(ビデオ画面のある側からすると左手側)、ライティングがとても美しいシルエットを作っていました。
ちなみに、傘の模様は晴れた空。憧れの傘です、私には。
 
「チェロスイート」は足元しか見ていませんでした。
それで充分なんです。それを見ているだけで、とても幸せな気分になれました。
音に合わせては当然ながら、それどころでないぐらい基本的なステップの数々。
ローリー・ニコルさん、なんというプログラムを真央ちゃんに贈ったのだろう!
真央ちゃんのスケートの足元の美しさをこれでもかこれでもかと見せてくる。
素晴らしすぎます。
 
「ポルウナカベサ」は舞ちゃんと男子スケーターとのコラボ。
赤いベストの男子はお洒落。舞ちゃんのタンゴは女のカッコ良さ。
無良くん、星くん、誠也くんで舞ちゃんをシンクロリフトも素敵でした。
 
「マスカレード」は氷上のワルツ。
堂々たるワルツで、素敵なんです。
無良くんの3Tはディレイドで素敵でした。そして、星くん、TRにイナバウアー。星くんのイナバウアー、意識して見たのは初めてかな?
 
「蝶々夫人」は、いつ見ても涙を誘います。
衣装の袖や裾の長いのは、芸者の蝶々夫人らしい。真央ちゃんのこだわりを感じずにはいられません。そして、士族の誇りとともに愛しい人を待ちわびる歌「ある晴れた日」は、気高さと切なさと愛しさが一気に爆発したかのようであり、袖と裾を翻して舞う姿に心底、感動するのです。
 
圧倒的な空気を感じずにはいられない「鐘」。
滑り出しの鐘を形作る振りに大きな大きな鐘が見えるよう。冒頭ジャンプは3A。2個目は、幅のある3A3T。SSpはレベル取れてます。真央ちゃんがスパイラルをしたところは、イーグル、イナ、ハイドロ。3F(?Lzかも)も大きく、StSqの激しさたるや!肩周りなどがっしりしている無良くんの上体の動きは惹きつけられます。CoSpもポジションよく速い!そして、ラストポーズでテンに両手を突き上げるあのポーズ。そして、暗転。まるで雷鳴が響いているかのよう・・・それは私の空耳なのだろうけど、それぐらい、荘厳な鐘の音を氷上に響かせていったように思います。暗転後の大きな拍手、その後の客席のざわめき。それだけで、「無良崇人の鐘」が人々の胸に深く残ったことを感じずにいられません。
 
「ジュピター」。なぜか、このプログラムも泣いてしまいます。
舞ちゃんと女子スケーターのコラボなんだけど、真央ちゃんの衣装をイメージしたかのような白とブルーの差し色の入った衣装は、腕を広げると鳥の羽ばたきのようでした。それが、シンクロしていて、とてもきれいなんです。女子スケーターが一人一人中盤でスパイラルなどを披露するのだけど、お顔とお名前が一致しなくて申し訳ないですが、記名なしで。一人目の方はY字バランスからの足持ちスパイラル。柔軟性だけでなくその姿勢も美しかったです。2Lzは理紗ちゃんかな。しっかりと跳んでいました。そして、次の方のフリーレッグが高く美しいフォアのスパイラル。最後の方は両手持ちのこれまた柔軟性のある美しいレイバックスピン。スパイラルは、個人的に好きです。そして、柔軟性良いレイバックスピンは誰もが出来るわけではないのです。このプログラムもライティングが美しく、光のシャワーが溢れていました。
 
「リチュアルダンス」。黒リチュは、鳥。そう、これは良くない鳥っぽくて(笑)でも、昼公演ですごく惹かれたのが誠也くん。丁度目の前に来たので、ボーッと見ていたんですが、止まる寸前のちょっとした腕と顔の動きがすごく鳥っぽくてドキリとしました。しばらく、誠也くんを見ていると、メリハリもしっかりしていて、雰囲気がすごく出ている。この演目に限らず、新潟公演の時は真央ちゃんしかほぼ見ていなかった(苦笑)ということが振り返った時によくわかったので、今回、目の前にある光景とか真央ちゃん以外の出演者を観るようにしました。そうしたら、個々のスケーターの持ち味とか、強みとか、そういうものが結構見えるようになってきました。それはまさしく、真央ちゃんが言うところの「いろいろな色を持つ子達」。カラフル。もちろん、メインは真央ちゃんなんですけど、そういう見方もできるなぁ、と思いました。
 
「ラフマニノフのピアコン2番」は男子スケ-タ-と真央ちゃんのリレーショナルプログラム。トップはエルニくん、2Aクリーン、2SO.K.。誠也くん、3TO.K.、イーグル、クリムキン、お手本のようにフリーレッグが高いCSp、スローパートで星くんとシンクロ交換。3LzO.K.、3Loも決めた!無良くんは昼公演と夕方公演でジャンプを変えてきました。昼公演は3Lz(Fだったかも?)3T、3Lz。夕方公演は抜けの2F、そしてスピードを上げてからの4Tキター!高く上げた互いの手を力強く握って真央ちゃんと交代。鮮やかな3Loを決めた後でStSqはまたもや涙。でも、今回はソチを思い出しての涙ではなく、今回のツアーのハイライトとして感動した涙、が出たような気がしました。
 
フィナーレは、万感の思いが込められた 「Wind Beneath My Wings~愛は翼に乗って~」 。
ああ、これで、この公演も終わりなんだな・・・と自分自身も万感の思いでした。
 
 
 
開演前にバックステージから聞こえてきた気合いの入ったかけ声。
そして、終演後にも歓喜の声が。
そういう声って、フィギュアスケートのコンペだろうとアイスショーだろうとあまり聞くことはないと思います。
ちょっとした団体競技の体育会系っぽさを感じます。
でも、それだけ、10人の思いが一つになっているのだろう、と思いました。
 
 
 
そして、その思いは確実に客席に届いています。
私は、新潟公演から計3回見る機会を得ましたが、観れば観るほど楽しく味わい深いショーだな、と思いました。
だから、より多くの人に見てもらいたい、とも思います。
新潟公演でチケットが手に入らず、隣県の長野公演でチケットが獲れれば・・・と思っていた私だったのに、結果は3回も観ることが出来たのは本当にラッキーでした。
だから、もう、私自身は観に行かない予定です。
 
 
 
 
 
だから、この感想も最後になります。
だから、ちょっとだけ、このツアーで思っていることを書きたいと思います。
 
 
 
 
より多くの人に見てもらいたい、そのためには、より多くの公演をして欲しいです。
このツアーは常設リンクや季節リンクの開始時期に合わせて行うことで、リンク敷設の費用負担がなく、それがローコストでチケット料金の低価格の要因の一つではないかと思っています。チケット料金の低価格は大変いいと思います。が、逆に、客席数が制限されるので、チケットの入手を困難にしています。私の周りにはチケットを獲ることができなかったので諦めたという方が多かったです。ある意味、この点がこのツアーのウィークポイントになっています。
今回は、10都市開催でそれぞれ4公演ずつするようですが、できれば来年も続けて欲しい、そして、再び新潟の地に来て欲しい、と思っています。
 
そして、真央ちゃんを見たい人が多いのはもちろんですが、ツアーを一緒にしたい、というスケーターさんも多いと思います。これは私個人の考えですが、もし、プログラムを変えるようなことがあれば、それと同時にメンバーも変えるなどあってもいいのかな、と思っています。そうすると、より多くのスケーターさんが真央ちゃんと一緒に滑ることができるのでは、と思っています。真央ちゃんと一緒に滑る、ショーを作り上げる、それはスケーターの一つの夢になるのでは、とも。オーディションをするのは当然として、真央ちゃんのお眼鏡にかなうスケーターはまだまだ、いると思うのです。
 
プログラムを変える、って大胆に言ってしまいましたが、今回のツアーにはない名作がまだまだあると思うのです。個人的にはEX「カプリース」、結構好きです。入れ欲しいなあと思ったり。
 
 
と、書きたい放題しちゃいましたが、私の妄想です。
 
 
 
 
 
定点観測で撮ってみました。
若干ずれてる?若干どころではない・・・(⌒-⌒; )
 
 
 
遠征の終わりに、真央ちゃん達が行ったお蕎麦屋さんに友人と一緒に行ってきました。
胡桃そば、美味しかったです!
 
 
 
 
 
 
 
 
未鳥