11月10日(土)、東大和スケートセンターで開催された東日本学生フィギュアスケート選手権大会、東インカレに行って来ました。

 

この記事では、私的ハイライトを書きたいと思います。

ですから、全選手を取り上げるわけではありません。

印象的だったことを述べていくだけなので、エレメンツも詳しくはありません。

 

宮田大地選手 

グラディエーター

雄大な滑りは、それだけで魅了する。

いつまでも見ていたくなるスケーティング。

一番のお気に入りはChSqのリサ・ジェラルドの歌うリフのところでパンと手拍子入れてから滑るところ。

大地くんの歌うような滑りがすごく好き。足元で歌が見える。

震えるほどいつも感動する。

ジャンプはインカレまでお預け。

 

鎌田英嗣選手

月光

今日一番、全日本を感じる演技をしてきた。

第2楽章の音のセンスは白眉。

今まで一番素敵な足元の音だった。

ジャンプも構成が上がってきた。

 

佐上凌選手

ドラゴン

冒頭3Aot。 でも、高さのあるいいジャンプ。

前半のジャンプはどれも美しかった。

2A3Tのfall後、少し演技に乱れが。

引きずるかと不安がチラリ。

が、ラスト3Sをしっかり跳んだあたりに意地を感じた。

これが佐上凌のスケート。

 

菅原生成選手

ラ・ラ・ランド

3Lzを標準装備できそうな勢い。

3Lzは跳びきってのfall。

3Lz2Tは1stにやや詰まった感はあったがこちらも跳びきって2Tコンビ。

急成長。

今季は残りの試合が楽しみ。

 

石塚玲雄選手

ポエタ

とても色っぽい雰囲気を醸し出してきた。

ChSqのパルマが合っていてカッコよかった。

拍手は必ず合わせてほしいから。

リカバリも入り全日本戦闘状態。

カッコいい!

 

唐川常人選手
A lovely night

あれ、視線が来たぞ!と。

さりげなく来たんだけど、このプログラムだったら観客席とのキャッチボールはありだとずっと思っていたから、いい感じ!
全日本では堂々と跳ばしてほしい。
ツルスケ健在。

 

有江克生選手

ゲティスバーグ

冒頭3Lz!Fallしたけど来ましたー!

後は立つだけ!がんばー!

 

鈴木元気選手

我が母の教えたまいし歌 ドヴォルザークのSymphonyNo.8

衣装が英雄とは違う・・・なんの衣装だっけ・・・?とずっと6練の間、考えていて、曲がかかった途端、ああ、昨季のプロだ!と。

冒頭3Aは元気くんのこだわり。soしたけど下りた。

StSqの歌うような調べ。私的には英雄より、こちらの方がしっくりときた。

 

佐藤弥桜選手

ムーランルージュ

カッコいい!とにかくカッコいいのだ!
スピード感があってグイグイ押してくるものがあって。

弥桜さんにしか出せない、カッコよさ満載!

リップから入るStSqは特に好き。

スピンの速さ、軸のぶれなさもすごく好き。

 

大矢里佳選手

フォレストガンプ

フリー番長里佳ちゃんはやはり強かった。

ジャンプほぼノーミス。

 

川西萌音選手

美女と野獣

無駄な音がしないきれいなスケーティング。

それだけで見られる。感動する。そこから繰り出されるジャンプももちろん素敵。

FSもいいけど、SPが今季は好き。

 

中道実喜選手

カルメン

これほどアクトレスな演技のカルメンはないだろう。

今季必須、一度は必ず見て欲しいと思う。

 

松丸夏未選手

アディオスノニーノ

ジャンプ構成パーフェクト!ご本人もフィニッシュ後は涙ぐむ。

このプロは儚げなそれでいて凜とした美しさがあって、すごく好き。

ところどころにタンゴの所作やフッと立ち止まって肩でリズムをきるところとか素敵。

 

佐藤江玲奈選手

2人でスローダンスを

この日一番の大声援。

あ、重松コーチもいらっしゃった。溢れんばかりのリンクサイドの学生達。

エモーショナルな空気を作り出す視線と上体。江玲奈ちゃんの醸し出す空気は優しい。

そして、ジャンプも最後までがんばった!

この日の学連のお仕事もしながらの前委員長。

その声援の多さからいかに慕われ、頼られていたかよくわかる。

きっと、苦労も多かっただろう。

その万感の思いが演技に滲み出ていた。

 

濱谷佐理選手

ロミオとジュリエット

冒頭3Tを軽くhandfall。ここに意地を見た気がした。

その後のジャンプはほぼノーミス。

序盤の激しい感情の渦に巻き込む演技は惹きつけられる。

そして、後半のStSqでは繊細な恋い焦がれるジュリエットを演じきった。

 

 

 

 

 


とりあえず、ここまで。

 

 

未鳥

大会名:

国際スケート連盟公認グランプリシリーズ2018/2019

2018NHK杯国際フィギュアスケート競技大会

ISU Grand Prix of Figure Skating 2018/2019 NHK Trophy

開催期間:2018年11月9日(金)~11月11日(日)

開催地:広島県広島市(日本)

会場:広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)

https://www.hiroshima-kankou.com/spot/3890

主催:公益財団法人日本スケート連盟

共催:NHK

後援:広島県、広島市(予定)

協力:広島県スケート連盟

 

実施概要(JSF):

https://skatingjapan.or.jp/image_data/fck/file/2018_Figure/NHK/18NHK_summary_information0720.pdf

 

 

 

実施要項(ISU):

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2018-19/gp-8/announcements-68/17805-gpjpn-2018-announcement/file

 

 

 

大会日程表:

(pdf)

http://www.isuresults.com/schedules/gpjpn2018_ColouredTimeSchedule.pdf

 

(HP)

http://nhk-trophy2018.jp/schedule.html

 

 

 

 

 

大会結果 StartingOrder/Results details:

http://www.isuresults.com/results/season1819/gpjpn2018/

 

 

 

 

Entries/Results:

http://www.isuresults.com/events/fsevent03111622.htm

 

日本人出場予定選手:

ISU Biographyからの今季プログラム使用曲(変更するかもしれません):

 

男子シングル

宇野昌磨

http://www.isuresults.com/bios/isufs00012455.htm

SP

Stairway to Heaven by Jimmy Page, Robert Plant performed by Rodrigo y Gabriela

(樋口美穂子)

FS

Moonlight Sonata by Ludwig van Beethoven performed by Vladimir Ashkenazy
(樋口美穂子)

 

佐藤洸彬

http://www.isuresults.com/bios/isufs00013830.htm

SP 

Too Close (マッシモ・スカッリ)

FS 

Symphony No. 5 (佐藤操)

 

山本草太

http://www.isuresults.com/bios/isufs00013831.htm

SP 

Air on the G String by Johann Sebastian Bach(宮本賢二、鈴木明子?)

FS 

Nobunaga Concerto by Taku Takahashi (宮本賢二、鈴木明子?)

 

 

 

女子シングル

 

宮原知子

http://www.isuresults.com/bios/isufs00012461.htm

SP 

Song for the Little Sparrow by Abel Korzeniowski, performed by Patricia Kaas (トム・ディクソン)

FS 

Invierno Porteno by Astor Piazzolla, Antonio Vivaldi (ローリー・ニコル)

 

三原舞依

http://www.isuresults.com/bios/isufs00014150.htm

SP

It's Magic (from "Romance on the High Seas) by Jule Styne (ディヴィッド・ウィルソン)

FS

Carlotta (from "The Mission" soundtrack) by Ennio Morricone
Gabriel's Oboe (Whispers in a Dream) by Ennio Morricone performed by Hayley Westenra
Vita Nostra (from "The Mission" soundtrack) by Ennio Morricone
(ディヴィッド・ウィルソン)

 

紀平梨花

http://www.isuresults.com/bios/isufs00054891.htm

SP

Clair de Lune by Claude Debussy (ディヴィッド・ウィルソン)

FS

Beautiful Storm by Jennifer Thomas (トム・ディクソン)

 

 

 

ペア

 

須崎海羽/木原龍一

http://www.isuresults.com/bios/isufs00035321.htm

SP  

Malaguena by Ernesto Lecuona (佐藤有香、ジェレミー・アボット)

FS

Turn to Stone by Ingrid Michaelson (パスクヮーレ・カメレンゴ)

 

 

 

アイスダンス

 

小松原美里/ティモシー・コレト

http://www.isuresults.com/bios/isufs00103082.htm

SD

Tango: El Sol Sueno by Gidon Kremer
Tango: Sueno de Barrilete by Susana Rinaldi
 (マリー=フランス・デュプレイユ)

FD

Une histoire d'amour performed by Mireille Mathieu (ロマン・アグノエル) 

 

 

 

チケット情報:

料金各日共通

アリーナ 14,000円

スタンドSS 12,000円

スタンドS 10,000円

スタンドA 5,000円

通し券(3日間)スタンドSSで電子チケットのみ 36,000円

※単日券は一人2枚まで。通し券は一人1枚まで。

 

 

チケット発売日:

通し券(3日間):2018年8月4日(土)10:00~8月7日(火)18:00

単日券:2018年8月25日(土)10:00~8月31日(金)18:00

上記販売後に残席が発生した場合は下記の日程にて二次販売を行う。

単日券:2018年10月4日(木)10:00~10月10日(水)18:00

三次販売

単日券:2018年10月30日(火)~

チケット販売所:

<インターネット販売(抽選)>電子チケットまたは紙チケット選択可能

チケットぴあ

ローソンチケット

 

 

<観戦ツアーについて>

近畿日本ツーリスト

スタンドS席、募集方式は抽選

2018年8月13日(月)12:00~8月19日(日)18:00

http://sports.knt.co.jp/tour/2018/11/nhk/

 

JTB

スタンドS席、募集方式は抽選

2017年8月13日(月)12:00~8月19日(日)18:00

http://www.jtb.co.jp/sports/figure-nhk_2018/index.asp

 

 

 

 

 

公式練習見学券 ※紙チケットのみ、先着順

チケット発売日:2018年10月8日(月)12:00~

料金:3,000円、車いす席3,000円

チケット販売所:

ローソンチケット

https://l-tike.com/sports/nhkfp/

 

 

 

放送予定:

NHK総合テレビ、NHKBS1にて。

 

 

 

ISUページ:

https://www.isu.org/figure-skating/figure-skating-events/figure-skating-calendar/eventdetail/11854/-/isu-grand-prix-of-figure-skating-nhk-trophy?templateParam=11

 

 

 

JSFページ:

https://skatingjapan.or.jp/whatsnew/detail.php?id=3678&kyodo=0

 

 

 

NHKサイト:

http://nhk-trophy2018.jp/index.html

 

 

 

 

 

 

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未鳥

 

 

 

 

 

 

 

大会名:

第12回東日本学生フィギュアスケート選手権大会

兼第91回日本学生氷上競技選手権大会選考競技会

開催期間:2018年11月9日(金)~11月11日(日)

(2018年6月3日(日)付け:

https://jacsif.jp/?page_id=663&page_type=event_single&event_id=180526140626

会場:東大和スケートセンターhttp://www.bigbox-higashiyamato.jp/web/iceskate/

主催: 日本学生氷上競技連盟・東京都スケート連盟

主管: 東日本インカレ兼インカレ選考競技会実行委員会

後援:公益財団法人日本スケート連盟、東京都スケート連盟

協賛:

株式会社ミニミニ、株式会社ミニテック、アミノバイタル(味の素株式会社)、

太陽生命株式会社、株式会社ココワドコ、グリーンフッド、株式会社アスリートスタンダード

参加資格および競技課題:

シングル男子

7,8級クラス男子 日本スケ連バッジテスト7・8級 FSシニア課題

5,6級クラス男子 日本スケ連バッジテスト5・6級 FSジュニア課題

3,4男子 日本スケ連バッジテスト3・4級 ノービスB課題

シングル女子

7,8級クラス女子 日本スケ連バッジテスト7・8級 FSシニア課題

6級クラス女子 日本スケ連バッジテスト6級 FSジュニア課題

5級クラス女子 日本スケ連バッジテスト5級 FSジュニア課題

4級クラス女子 日本スケ連バッジテスト4級 ノービスB課題

3級クラス女子 日本スケ連バッジテスト3級 ノービスB課題

 

 

インカレへの参加について(抜粋):

 

インカレへの東西枠は東西基本枠を5枠とし、残りの枠については前年度インカレ上位18名の結果の比例配分で算出する。

・・・つまり、基本枠はシード校ってことかな?

 

 

公式サイト:

https://jacsif.jp/

 

 

 

要項:

東インカレの要項は不明。インカレの要項を貼り付けます。

https://jacsif.jp/jacsif2016/wp-content/uploads/2018/10/15a3e53227b4f3a59397349c96aa92ed.pdf

 

 

 

インカレ枠数や出場資格などについてのページ:

https://jacsif.jp/?p=3799

 

 

 

大会日程:

競技開始予定時刻は目安です。


【10月20日(金)】

公式練習 17:00

終了 22:40


1日目【11月10日(土)】

女子6級 08:00

男子5,6級 14:05

女子6級表彰式 16:00

男子7,8級 15:20

男子5,6級表彰式 17:40 

女子7,8級 17:55

男子7,8級、女子7,8級表彰式 22:30

終了 23:00


2日目【11月11日(日)】

公式練習 07:00

3,4級男子 11:15

女子4級 11:55

3,4級男子表彰式 14:00

女子3級 14:15

女子4級表彰式 16:40

女子5級 16:55

女子3級、女子5級表彰式 19:00

終了 19:20


日程表(pdf):

https://jacsif.jp/jacsif2016/wp-content/uploads/2018/10/912ee5a734d4f546b07e971d9aa2f2cf.pdf

 

最新版↓

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060505790367158272

 

 

大会結果 Entries/Results:

https://www.jsfresults.com/non_responsive_toppage.htm?figure_top.htm%2CNational/2018-2019/fs_j/intercollegiate-e/index.htm

 

 

 

エントリー(pdf):

https://jacsif.jp/jacsif2016/wp-content/uploads/2018/10/61a4b9fe43316cc2418b59a69cd1a9fa.pdf

 

 

滑走順(11月8日付け):

1日目【11月10日(土)】

女子6級 08:00

 

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489468547723264

 

男子5,6級 14:05

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489475988480000

 

女子6級表彰式 16:00

男子7,8級 15:20

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489483399753728

 

男子5,6級表彰式 17:40 

女子7,8級 17:55

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489491045969920

 

男子7,8級、女子7,8級表彰式 22:30

終了 23:00


2日目【11月11日(日)】

公式練習 07:00

3,4級男子 11:15

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489498889355264

 

女子4級 11:55

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489506351005696

 

3,4級男子表彰式 14:00

女子3級 14:15

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489513439350784

 

女子4級表彰式 16:40

女子5級 16:55

https://twitter.com/gakuren_figure/status/1060489523044306947

 

女子3級、女子5級表彰式 19:00

終了 19:20

 

 

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【20181109】

 

西日本大会が終わったかと思ったら、あっという間に東インカレ。

寝込んでいる場合ではなく、取り急ぎ記事を上げました。

 

宮田大地くんが出場します。

エントリーはしていても、ケガの状態によって出場するかどうかは滑走順が出ない限りわからない。

だから、twitterで滑走順抽選会の時間あたりから自分的にはソワソワしていました。

そして、学連twitterからの滑走順の速報。

7,8級男子を見て、ホッとしました・・・

無理はしないでくれたら、と思いつつ、これからあと何回「グラディエーター」が見られるだろう

と指折り。

そして、インカレの枠取り。

渾身の演技に期待したいです。

 

明治は出場数最大4枠フルにイン。選ばれたのは、鎌田英嗣くん、中野耀司くん、佐上凌くん、鎌田詩温くんでした。梶田健登くん、山藤一悟くんは選外でした。

かじけんくんの選外は淋しかったです。4年生で今季引退を公言していますから、その演技を見る機会が今回はありません。ご本人は、応援に行きます、と東日本で言っていたので会場には来られると思います。次の試合は、都民大会。インカレですがご本人にエールはおくれるかな、と思います。

明治の東インカレラストはヒデくん、凌くん。特に、凌くんはこの東インカレに選手生命を懸けていると思います。明大の主将でもありますから、悲願の大学日本一を自らの演技で勝ち取りたいと思っているでしょう。闘志溢れる演技に期待したいです。

ヒデくん、そして、学習院大学の鈴木元気くんもインカレは最後。この東インカレでも有終に向けての良い演技に期待したいです。

というか、全てのスケーターが悔いなく良い演技が出来るといいな、と思っています。

 

それにしても、今年の土曜日のスケジュールはハード、と思いました。

女子7,8級の終了は22:40。その後、表彰式もあって、,その表彰式の終了が23:00。

思わず、終電の確認をしました。どうにか、ホテルへは帰られることが確認できましたが・・・

昨年と若干変わっている部分もあってのこのスケジュール。まあ、疑問符を付けたくなるのですが・・・理由はどうあれ、どの選手も、特に女子7,8級の選手が体調を崩さず滑られることを願いたいです。

 

かく言う私自身は、実は声が出ない状態になっています。

早めに受診して薬も飲んでいますが、「喉だけは容易に治らないから、あまり喋らないように。」とお医者さんに言われました(苦笑)

喉以外はいたって元気なので、行く予定にしています。

この後は、すぐ寝る予定です。

(ああ、観戦の感想がたまっていく・・・)

 

 

 

未鳥

 

 

この記事は、大部分が私の思っていることで書いています。

だから、そんな記事は読みたくない人はスルーしてください。






スポホウさんの、東日本後の選手インタビューは前記事で紹介しました。

その中で気になる部分があったので、そこを再掲します。

 

 

 

ーフリーを振り返って


まず最後まで滑れたことは良かったと思います。2年前棄権して逃げた形になってしまったので。今回ラストですし、内容は散々でしたけど、滑り切れて良かったです。 

http://sports-hosei.net/all/46-all/figureskate/3986-44.html

 

 

 

大地くん、2年前の東伏見の東日本大会を「逃げた」と思っていたのか・・・

思いもよらない言葉に、読んだ直後は言葉を失ってしまいました。

 

棄権した理由は、腰痛でした。そのことは、スポホウさんの昨年のインタビューから知ることが出来ます↓

【フィギュア】春関直前選手インタビュー

 

11月の大会を棄権してから、2月にスケート再開。6月の春関はエントリーはしていたけど棄権。久し振りに話した時は、スピンで腰が痛くなる、特にシットスピンが、と言ってました↓

感想[春関2017]

 

本格的な復帰は、8月の飯塚杯でした。

これほど長いリハビリをするほどのケガだったのだから、棄権はしょうがなかったのでは・・・と思っていました。

でも、大地くんの中では、「しょうがない」ではすまされない何かがあったのでしょう。

 

そう思うと、振り返りたくなるもので。

今年の夏季フィギュアのスポホウさんのインタビューでも気になる言葉がありました。

まずは、インタビューを記録用としてお借りします。

 

 

 

 

宮田大地

 

SP後

ー今日の演技を振り返って
1カ月前の試合でスピン、ステップが思うようにできなかったので、その部分をしっかり練習してきたつもりだったんですけど、ミスが出てしまったので練習不足だなと感じました。
 
ー夏季東京競技会で優勝されましたが、現在のコンディションは
夏はシーズン前ということもあってか、みんな本調子じゃない中で優勝できたという感じなのであてにはならないですけど。8月頭の大会で散々だったので、そこから追い込んで練習してきてコンディションは悪くないかなと思います。
 
ースピン、ステップの乱れはどのように改善していきますか
スピン、ステップについては回数を重ねて練習するしかないなと思うので、さらに数を増やしていこうと思います。
 
ージャンプは転倒無くまとめましたが、最初のルッツは少し堪える形になりました。ジャンプの調子は
6分間練習はまとまっていたので大丈夫かなと思ったんですけど、試合になると緊張して飛び急いじゃったかなと思います。
 
ー今日の55.42点という点数についてはどのように感じていますか
最低でも60点以上は毎試合とっていきたかったので、物足りないなと思います。
 
ー4年生として学生最後のシーズンが本格的に始まりました。まずは明日のFSへの意気込みをお願いします
明日で東伏見のリンクでの試合も最後なので楽しみつつ、次の試合に繋がるような演技が出来たらいいなと思います。
 
FS後
―今日のコンディションは
朝はよく動けていたかなと思うんですけど、試合になるとまだまだ自信が持てない部分があって、まあもうちょっとかなという感じです。
 

―昨日からの疲労は
特になかったですね。

―曲『グラディエーター』について
色んなスケーターがこの曲で滑ってきたんですけど、違ったグラディエーターを出せたらいいなと思っています。5月くらいに作って練習してきました。

―直前の6分間練習で感じたことは
緊張なのかフワフワしていましたね。順位とかは気にしていなくて自分の力をどれだけ出せるのかなということをずっと意識していました。

―コーチからの話は
自分の練習を信じて頑張ってきてという風に言ってもらいました。

―演技を振り返って、ジャンプの精度は
練習してきたことは間違っていないと思うので、もっともっと突き詰めて東日本までにしっかりと仕上げていきたいなと思っています。

―ステップやスピンは
時間に追われていて、また先生と話し合ったりして自分の納得のいけるものを出来るようにしたいです。

―得点は108.37点でした
やっぱり甘いなという感じですね。加点もそうですし、スピンとステップを練習してきただけに残念でした。

―表彰台では小林建斗選手とともにワンツーを飾りました
とても良かったと思います(笑)。

―東日本に向けて重点的に練習したいことは
ジャンプの細かい部分を突き詰めてこられていると思うので、あとは気持ちの部分、自分が試合に自信を持って臨めるように練習を突き詰めてやれたらいいと思います。

―去年と比較して今の宮田選手はどのように写っていますか
去年は復帰したシーズンで、楽しんでシーズンを送れたらいいなと思っていましたけど、そういう気持ちもあって自分の中でも練習に甘さが出てしまって、シーズン最後なんですけど、自分を追い込んで、終わったときに良かったなと思えるような気持ちが今年は出来つつあるので、気持ちの面では成長しているかなと思います。

―今日も多くのファンの方々が声援を送りました。次に向けてメッセージを
いつも応援ありがとうございます。不甲斐ない演技ばかりで申し訳ないんですが、1試合1試合成長して、自分の演技に自信を持てるような練習を頑張るので、これからも応援よろしくお願いします。

 

【フィギュア】2018東京選手権 東伏見で魅せた!シニア男子・小林建&宮田がワンツーフィニッシュ‼

 

 

 

6分間練習はまとまっていたので大丈夫かなと思ったんですけど、試合になると緊張して飛び急いじゃったかなと思います。

 

ジャンプの細かい部分を突き詰めてこられていると思うので、あとは気持ちの部分、自分が試合に自信を持って臨めるように練習を突き詰めてやれたらいいと思います。

 

 

 

 

緊張。

そして、「あとは気持ちの部分」。

 

緊張もいろいろあると思います。結果に繋がっていると思うのですが、良い緊張もあれば、悪い緊張もある。

大地くんの場合は、なかなか結果がオーライにならないので悪い緊張だったのかな、と思ってました。

 

「あとは気持ちの部分」。

試合に自信をもって臨めるように。

 

なんとなく、緊張と繋がっているような…

練習を積んでジャンプが跳べる自信をもって臨めれば、自信のない悪い緊張はなくなるのかな・・・そんな風に私は読みながら、思っていました。

 

2月の福岡市民大会のローカル放送では、試合勘が戻らない、とも大地くんは語っていました。

だから、故郷の九州の試合にも出て、場数を踏んで、取り戻そうとしていたように思います。

 

それでも、今年に入っての試合でこの言葉が出てくる。

 

長いトンネルの中で模索している。

そんな風に思いました。

 

 

 

 

 

でも、そのトンネルは、いつから始まっていたのだろう・・・


 




これは私の憶測です。

 

あの2年前の棄権こそが、始まりだったのかな・・・

 

 

 

 

 

私は、なんとなく、2年前の腰のケガからかな・・・と思っていました。

そして、故障を抱えて滑るスケーターは他にもいるわけだし、それは、やむをえないことなんだから・・・と思っていました。

 


腰のケガは治療によって治ります。容易ではありませんけどね。

私も職業柄、腰痛もちなので、時折、腰が痛くなります。

まあ、大丈夫だろうと思ってコルセットもせず、クスリも飲まないで放置しておくと結局こじらせてしまって、それからコルセットをして治そうとすると時間がかかります。数週間とか。医者へ通うほどであれば、1ヶ月以上、かかることも。

でも、治ると、何事もなかったかのように痛みはなくなるのです。

 


でも、心の傷は、ケガの治療と一緒には治らない。

ましてや、自らが付けたものであれば。


 

 

 

あの2年前の東日本大会、ギリギリの棄権。

決定するまでに相当の心の葛藤があったのだろうと考えられます。

 

痛い、辛い。

 

それは、ケガの痛みだけでなかったかもしれません。

 

焦り、苦しみ。

 

世界を見てきたこと。

共に戦った後輩が成長していること。

もしかしたら、そういうこともあったのでは・・・
 
もし、ここで戦いをやめれば、それらからは解放される。
 
 
 
 
 
 
 
今まで傷はあれども、砕けなかった。
でも、とうとう砕けてしまった。
 
だから、「逃げた」と。
 

 
 
 
 

かく言う私も、同じ頃、逃げていました。

 

ローカル観戦に行くようになって、大輔くんの試合を見に行っている時となんとなく勝手が違う。

ブログを含めSNSの自分なりの在り方を見つけられす、アカウントをクローズにしたり、シャットダウンしたり。

自分の気持ちは、出さない、書かない、と頑なになりました。

いっそ、全てをやめてしまおう、と思ったこともありました。

 

そんな私でも、書いてほしい、休んでもいいからアカウントは閉じないでほしいという友人からの言葉があって、かろうじて続けました。

が、不必要と思っていた情報は、実は最近まで見ない聞かないをしていました。

なぜなら、それらを見ると自分は辛かったから。

辛い自分に立ち向かえない弱い自分。

その弱い自分を庇うために閉じこもってしまったのだとおもいます。


でも、同時に、密かに心苦しい部分もありました。


自分にとって都合のいいものだけを見ているのは心地いい。

でも、都合のいいものだけでいいのか。

都合の悪いものは自分だけが都合が悪いのであって、そこには自分の弱さが映っているのではないか。


弱さは自分をねじ曲げる。

したいことも出来なくなる。

ならば、いっそ、その弱さと向き合おう。

最初は辛いけど、そこをこらえて乗り越えたとき、自分の中に本当にしたいことが出てくるし、あろうとする姿が見えて来るのかな・・・

 だから、今一度、オープンにして向き合おう、と思いました。

 


 

 

 

 

話が横にそれました(_ _)

 

 

 


砕けた心は辛い。

殻を作って、見ないようにして。

でも、いつもそこにあって、言い訳にして。





 

>今回ラストですし、内容は散々でしたけど、滑り切れて良かったです。 

 

 

 


全日本に出られなかった悔しい気持ちは絶対あると思う。

でも、逃げなかったことへの清々しさのようなものを、なんとなく感じました。



 

 

 

 

 

心の殻のブレイクスルー、出来たかな。



そう思いたいです。


 

 






でも、それは、言葉で聞く前に次の試合の演技で、見たい、と思っています。

 

 

 

 

 

 

その「次」に予定されているのは東インカレ。

 大地くんも出たいと言ってます。


でも、優先すべきはケガの治療。

今は、とにかく頑張り過ぎた体を元に戻してほしいです。

それから自らを護って、また良い演技を見せてくれれば、と思います。。

 

 

 

 

 

 

SPの日の雨上がりの空。

 

 

 

 

八戸の空。

 

記念に。

 

 

 

 

 

 

 

宮田大地選手、いつも応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未鳥

 

 

 

 

 

大会名:

第10回AUTUMN KOBATON大会

兼 第39回 全国中学校スケート大会 フィギュアスケート競技 埼玉県予選会
兼 第68回 全国高等学校総合体育大会 スケート競技選手権大会 フィギュア競技 埼玉県予選会
兼 第31回 県民総合体育大会 フィギュアスケート競技会
兼 第74回 国民体育大会冬季大会スケート競技会 フィギュアスケート競技 埼玉県予選会

開催期間:2018年11月3日(土)~4日(日)

開催地:埼玉県上尾市(日本)

会場: 埼玉アイスアリーナ

http://www.saitama-icearena.com/access.html

主催・主管・後援:各競技会の要項(pdf)参照

第10回AUTUMN KOBATON大会↓

https://www.jsfresults.com/local/2018-2019/fs/11/01/09-07_app01.pdf

第31回県民総合体育大会フィギュアスケート競技会

兼 第74回国体フィギュアスケート競技会↓

https://www.jsfresults.com/local/2018-2019/fs/11/01/09-07_app04.pdf

第68回全国高等学校フィギュアスケート競技会埼玉県予選会↓

https://www.jsfresults.com/local/2018-2019/fs/11/01/09-07_app03.pdf

第39回全国中学校フィギュアスケート競技会埼玉県予選会↓

https://www.jsfresults.com/local/2018-2019/fs/11/01/09-07_app02.pdf

競技種目:FS

 

 

大会日程表(pdf):

https://www.jsfresults.com/local/2018-2019/fs/11/01/10-27_schedule.pdf

 

 

 

大会結果 Entries/Results:

https://www.jsfresults.com/non_responsive_toppage.htm?figure_top.htm%2Clocal/2018-2019/fs/11/01/index.htm

 

 

 

滑走順(pdf):

https://www.jsfresults.com/local/2018-2019/fs/11/01/10-12_order.pdf

 

 

 

JSFページ:

 

https://www.jsfresults.com/local/2018-2019/fs/11/index.htm

 

 

 

 

 

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未鳥