2011年に1974年を想う(BENNY SINGSとNICK DeCARO)
クラブシーンを追いかけて、そこに疲れたら
欲しくなるのはこういうポップス。
オランダの才人ベニー・シングスの4thアルバムが、いい。
クラブシーンのフロントランナーたちのプロデューサーであり、陰の立役者。
だからこその、クラブ・ミュージックのピュア&メロウポップ
昨日紹介のAIRPLAYが元気をくれる清涼感なら
こちらは疲れを癒しながら自分い還る深夜のソファ。
benny sings can we try 60sec
※58秒のプロモーション・ヴァージョンです。
そして以前発表されたこの曲も
パーティの夜、未明、外に出たら優しい小雨…
という状況を勝手に妄想して
自分自身のパーティの日々を振り返る
Benny Sings - Champagne People
音で情景を切り取る
その音が抜けているようでいちいち今の時代と気分に刺さる。
シンガーとして上質、技巧、というよりも
サウンドスケープづくりの名人という趣…
となればルーツは1974年
やはりこの才人か。
不世出のアレンジャー
ニック・デカロ
AORの出発点には諸説あってそれのどれもが基本正解の中、
僕はやはり、1974年の『イタリアン・グラフィティ』を推したい。
All I Want
惜しくも90年代に急病に寄り亡くなられたが
そのサウンドスケープは今でも渋くかつ美しく輝いている。
深夜、ソファで。
1974年から2011年、
極上のポップアートとサウンドスケープは生き続ける
Under the Jamaican Moon
ベニー・シングス
8月9日にビルボードライブ東京にて公演決定
チケット情報》
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=7731&shop=1
欲しくなるのはこういうポップス。
オランダの才人ベニー・シングスの4thアルバムが、いい。
クラブシーンのフロントランナーたちのプロデューサーであり、陰の立役者。
だからこその、クラブ・ミュージックのピュア&メロウポップ
昨日紹介のAIRPLAYが元気をくれる清涼感なら
こちらは疲れを癒しながら自分い還る深夜のソファ。
benny sings can we try 60sec
※58秒のプロモーション・ヴァージョンです。
そして以前発表されたこの曲も
パーティの夜、未明、外に出たら優しい小雨…
という状況を勝手に妄想して
自分自身のパーティの日々を振り返る
Benny Sings - Champagne People
音で情景を切り取る
その音が抜けているようでいちいち今の時代と気分に刺さる。
シンガーとして上質、技巧、というよりも
サウンドスケープづくりの名人という趣…
となればルーツは1974年
やはりこの才人か。
不世出のアレンジャー
ニック・デカロ
AORの出発点には諸説あってそれのどれもが基本正解の中、
僕はやはり、1974年の『イタリアン・グラフィティ』を推したい。
All I Want
惜しくも90年代に急病に寄り亡くなられたが
そのサウンドスケープは今でも渋くかつ美しく輝いている。
深夜、ソファで。
1974年から2011年、
極上のポップアートとサウンドスケープは生き続ける
Under the Jamaican Moon
ベニー・シングス
8月9日にビルボードライブ東京にて公演決定
チケット情報》
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=7731&shop=1
1980年の幸せなCAR STEREO
1980年という年は
AORにとって
とても幸せな年で、
TOKYOとかYOKOHAMAとか、つい横文字表記してしまうけれど
キラキラした10代、20代の輝きがはじけていた年でもあった。
僕はまだ15歳で、背伸びをすれば
ポパイ世代のお兄さん、お姉さんたちの「大人」の世界と恋愛に憧れ
慣れないアルコールに手を出しながら、彼らをまぶしく見つめていたころ。
1980年
シティミュージックやメロウポップスとか呼ばれていた
音楽の一ジャンルが、AORと呼ばれるようになった年。
クリストファー・クロスが南からやってきて
オーストラリアからはビターな失恋を軽やかに奏でるエアサプライが
チャートを席巻した。
ボズ・スキャッグスはミドル・マンでその王座に就き
ラーセン・フェイトン・バンドやTOTOがフュージョンやテクニカルロックに連なる技巧を見せつけ
アンブロージアとロビー・デュプリーが甘美な夜に誘い
ルパート・ホルムズが週末の朝のテーブルを明るくする。
その1980年に、後々のAORシーンだけではなく
日本のヒットポップスの方向性を決定づけるという
AOR至上において最重要な作品が生まれた。
それがAIRPLAY。
彼らのディスコグラフィにあるのはたった1枚
そのもののタイトル AIRPLAY。
しかし、個々のディスコグラフィとなれば星空のような煌めき。
ユニットの主役は
ジェイ・グレイドン、そしてデヴィッド・フォスター。
気が向いたから組んだ
ミュージシャンの気まぐれが生んだビッグバン。
参加アーティストはTOTOの面々をはじめ、これも当時のウェストコーストに連なる重要人物。
※ボズ・スキャッグスとエアプレイ。この2つの存在に深くコミットした
この1点でTOTOというバンドは、実に恐ろしいバンドなのだ。
問答無用
♪すていうぃず・みーぃ・とぅーーないっ♪
トミー・ファンダーバーグの甘いハイトーンヴォイスがこのフレーズを歌い上げれば
「カーステ」の前の2人は無条件で恋に落ちる。
そんなマジックが生まれた。
It Will Be Alright
このマジックは
音楽に関わる人たちにも問答無用の衝撃を与えた。
アルバムを1枚聞いてもらえればこのころの日本の最先端ポップスの(そしてアイドルポップスに伝播)
アレンジとアルバムへのアプローチのほとんどがここにあるといってもよいのではないか。
バンド時代、ミリオン時代を迎える90年代まで、
AIRPLAYの魔法は続いていた。
そして2011年。
久々に聴くAIRPLAYはその魔法を解いていたわけではなく
ひっそりと森の奥に、あの当時の「若者」にとってはクローゼットの奥に隠れていただけ。
あらためてその箱を開ければ
あのころのキラキラが、強烈な夏の日差しと2人の匂いを伴って蘇ってくるのだろう。
七里ヶ浜から材木座へ。
大学生だった先輩カップルが走らせるコンバーチブルのリアシート。
友人とちょっとかしこまって、でも、ちょっとおとなぶって会話に加わる
8月、夏の終わりの23時。
♪すていうぃず・みーぃ・とぅーーないっ♪
そして、♪しゅっびーきゃーりおん♪(Should We Carry On)
髪を撫でた風の匂いも、僕の前のナビシートに座る先輩の彼女の髪の匂いも思い出す。
そして、それはノスタルジックだけではなく
まだまだ世の中楽しめる、ともう一度自分のココロに働きかけてくれる。
She Waits For Me
もう一度、今だから AIRPLAY。
僕たちの世代が後輩たちに語り継ぐべき
大切な宝物。
AORにとって
とても幸せな年で、
TOKYOとかYOKOHAMAとか、つい横文字表記してしまうけれど
キラキラした10代、20代の輝きがはじけていた年でもあった。
僕はまだ15歳で、背伸びをすれば
ポパイ世代のお兄さん、お姉さんたちの「大人」の世界と恋愛に憧れ
慣れないアルコールに手を出しながら、彼らをまぶしく見つめていたころ。
1980年
シティミュージックやメロウポップスとか呼ばれていた
音楽の一ジャンルが、AORと呼ばれるようになった年。
クリストファー・クロスが南からやってきて
オーストラリアからはビターな失恋を軽やかに奏でるエアサプライが
チャートを席巻した。
ボズ・スキャッグスはミドル・マンでその王座に就き
ラーセン・フェイトン・バンドやTOTOがフュージョンやテクニカルロックに連なる技巧を見せつけ
アンブロージアとロビー・デュプリーが甘美な夜に誘い
ルパート・ホルムズが週末の朝のテーブルを明るくする。
その1980年に、後々のAORシーンだけではなく
日本のヒットポップスの方向性を決定づけるという
AOR至上において最重要な作品が生まれた。
それがAIRPLAY。
彼らのディスコグラフィにあるのはたった1枚
そのもののタイトル AIRPLAY。
しかし、個々のディスコグラフィとなれば星空のような煌めき。
ユニットの主役は
ジェイ・グレイドン、そしてデヴィッド・フォスター。
気が向いたから組んだ
ミュージシャンの気まぐれが生んだビッグバン。
参加アーティストはTOTOの面々をはじめ、これも当時のウェストコーストに連なる重要人物。
※ボズ・スキャッグスとエアプレイ。この2つの存在に深くコミットした
この1点でTOTOというバンドは、実に恐ろしいバンドなのだ。
問答無用
♪すていうぃず・みーぃ・とぅーーないっ♪
トミー・ファンダーバーグの甘いハイトーンヴォイスがこのフレーズを歌い上げれば
「カーステ」の前の2人は無条件で恋に落ちる。
そんなマジックが生まれた。
It Will Be Alright
このマジックは
音楽に関わる人たちにも問答無用の衝撃を与えた。
アルバムを1枚聞いてもらえればこのころの日本の最先端ポップスの(そしてアイドルポップスに伝播)
アレンジとアルバムへのアプローチのほとんどがここにあるといってもよいのではないか。
バンド時代、ミリオン時代を迎える90年代まで、
AIRPLAYの魔法は続いていた。
そして2011年。
久々に聴くAIRPLAYはその魔法を解いていたわけではなく
ひっそりと森の奥に、あの当時の「若者」にとってはクローゼットの奥に隠れていただけ。
あらためてその箱を開ければ
あのころのキラキラが、強烈な夏の日差しと2人の匂いを伴って蘇ってくるのだろう。
七里ヶ浜から材木座へ。
大学生だった先輩カップルが走らせるコンバーチブルのリアシート。
友人とちょっとかしこまって、でも、ちょっとおとなぶって会話に加わる
8月、夏の終わりの23時。
♪すていうぃず・みーぃ・とぅーーないっ♪
そして、♪しゅっびーきゃーりおん♪(Should We Carry On)
髪を撫でた風の匂いも、僕の前のナビシートに座る先輩の彼女の髪の匂いも思い出す。
そして、それはノスタルジックだけではなく
まだまだ世の中楽しめる、ともう一度自分のココロに働きかけてくれる。
She Waits For Me
もう一度、今だから AIRPLAY。
僕たちの世代が後輩たちに語り継ぐべき
大切な宝物。
2011年式エモーショナルブルーグラス
The Decemberists
(ディセンヴァリスツ)
2010年がアーケイドファイアなら
2011年はこの人たち。
ポートランド発
REMミーツブルーグラス&カントリー×フォークで、
パンクスピリッツロック。
実力派バンド、2011年2月全米ナンバー1アルバム『The King is Dead』から。
静かな衝動から、あとからあとからさざ波がうねりになって
カラダの中で渦巻く。
This Is Why We Fight
こちらがディセンバリスツ
The Decemberists feat. Gillian Welch - Down By The Water (Live on Conan)
牧歌的な孤高のロック。
この時代にこそふさわしいカウンタームーヴメント。
でも、決してノスタルジックではなく現在進行形。
必聴盤
(ディセンヴァリスツ)
2010年がアーケイドファイアなら
2011年はこの人たち。
ポートランド発
REMミーツブルーグラス&カントリー×フォークで、
パンクスピリッツロック。
実力派バンド、2011年2月全米ナンバー1アルバム『The King is Dead』から。
静かな衝動から、あとからあとからさざ波がうねりになって
カラダの中で渦巻く。
This Is Why We Fight
こちらがディセンバリスツ
The Decemberists feat. Gillian Welch - Down By The Water (Live on Conan)
牧歌的な孤高のロック。
この時代にこそふさわしいカウンタームーヴメント。
でも、決してノスタルジックではなく現在進行形。
必聴盤