人を受け入れる玄関口である駅周辺はWelcomeの気持ちと華やかさが大切な要素 | 今日が明日へ、明日が未来へ。

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今を生きれば今日1日となり、今日の結果が明日を生む、未来はその積み重ねでしか創れない。
未来は過去を積み上げた成果であり、その日を大切に生きた者しか幸福な未来を創れない。
だからこそ、過去や未来を考えず、今その瞬間を生きる。

 

昨年、西明石が「本当に住みやすい街大賞2022 in関西」で1位にランクされた。

 

どのような基準なのかは不明であるが、1位という響きは気持ち良い。

駅構内にはバナーやポスターが掲載され、注目されている。

 

 

 

 

駅は日常的に利用する通勤通学客だけでなく、

初めて訪れる人やたまに利用する人など

様々な人を受け入れる玄関口のような存在である。

 

 

電車での旅行が趣味ではないので、

それほど多くの駅を見たわけではないけれど、

それぞれの駅やその周辺ではWelcomeの気持ちを表して

人を受け入れるための努力を続けていることだろう。

 

 

 

 

 

通勤でいつも利用している神戸駅の南側すぐのところには、

阪神淡路大震災の前年に完成した、住まいに関する企業が入る

HDC神戸のビルがそびえ立っている。

 

連日、多くの乗降客が行き交う駅前ということもあり、

美や華やかさに対する意識が高い建物であることが伺い知れる。

 

 

それは、季節ごとの花々が常に美しくビル周辺を取り囲み、

専門のメンテナンス業者や清掃活動も怠ることがなく、

人を迎え入れるという意識が非常に高い場所と言える。

 

毎日のように多くの人が何気なく通り過ぎているが、

その素晴らしさを感じ取っている人は多いはずだ。

 

 

 

単純に美しさを保つための清掃活動を絶やさないのではなく、

色とりどりの花を植えることで、人々に華やぎや楽しさを提供し、

明るいまちづくりの一環としても十分機能している。

 

 

花には不思議な力があり、人を寄せ付ける魅力がある。

花があるというだけで、Welcome、ようこそ!という

受け入れる気持ちが感じられるから不思議だ。

 

 

 

東側改札口

 

西側改札口

 

そのWelcome、実は、西明石駅にもある。

東西2つの改札口が存在し、それぞれに花壇などが設置され、

美しい花々が咲き誇っている。

 

また、西明石駅西側改札口には新たに南側の改札口が建設中で

駅ビルやロータリーをはじめ道路なども作られる予定だ。

 

JR西明石駅の南改札口が2026年完成予定!駅前広場も!-明石じゃーなる

 

 

2020年6月8日に「西明石駅西口南側改札出口新設希望」と題して

西明石駅の南側改札口の新設希望をブログにも書いたが、

これまでは、薄暗く壁にヒビが多く見られるような地下通路を通り、

途中にある階段を地上まで登り、そこから改札まで登っていたが、

新たに改札口が設けられることで通勤の時短にもつながる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともとあった六甲バターの工場が更地になって駐車場となり、

なぜ南側に改札を作らないのか、ヤキモキしながら20数年。

 

どうやら近年、その六甲バターがJRに土地を売却したことで

ようやく南側の改札工事が始められたらしい。

 

 

新しくできる改札周辺には様々な施設が入るのだろうが、

冷たいコンクリートの寒々しい灰色の世界ばかりでなく、

人に喜びや笑顔をもたらすような美しい花壇を設置すれば

今まで以上に人々が集まり、明るい場所になるはずだ。

 

駅周辺や街全体の活性化は、

大きな箱物を造ったり人寄せパンダの街並をこさえるのでなく、

一年中美しく咲き誇る色とりどりの花々が点在するような

そんな、人の心を潤してくれる光景こそ大切な要素であると考える。