公会計セミナー 吉田寛教授~子供にツケをまわさない! | 福岡県議会議員 「走る、弁護士!」 堀 大助
こんばんわ。

本日は、福岡市内で行われた、

 公会計セミナー 子供にツケを回さない!

に参加してきました。


ほり 大助


講師は千葉商科大学教授の 吉田寛 さん。
公認会計士でもあり、「公会計」つまり、地方自治体などの公の機関の会計が何のためにあるべきか、どうすべきかをプロフェッショナルの視点から分かりやすく説いていただきました。

我々市民は普段政治の現場にはいません。
選挙の際に代表者を選び、その者に政治の現場経営を任せる。
その代表者が無能であれば、次の選挙で落とす。そして新しい人を選ぶ。

でも、その代表者が有能か無能かは一体どうやって図ればいいのでしょうか?
人柄がいい?人気者?よくTVでみる?冠婚葬祭に電報をくれる?

吉田教授曰く、
代表者の役割は、市民から預かった大切なお金「税金」を使って様々な公的サービスを提供すること。そして、そのお金をなるべく少なく使って大きな成果を挙げるのが有能な人間。間違っても、預かったお金だけでは足りずに、勝手に借金をしてしまうような人間を選ぶべきではない。だから、公会計をしっかり利用するべきである。公会計は、いわば、為政者の有無能を判断するための鈴の役割をしている。

借金を増やす代表者は原則的に無能。増税してより多くのお金を集めるものも無能。
有能なものは与えられた範囲でやり繰りできる者。


セミナーには多くの現職議員が参加していましたが、
吉田教授の話に真剣に耳を傾けていたようです。
もちろん、議員だけでなく、お金を預ける側の我々市民も、このようなセミナーを聞いて、政治に対してどんどん当事者意識を持っていかなければなりません。

だって、自分の出したお金、出来る限り有効に使う人に政治を任せたいじゃないですか。

大変勉強になった一日でした。

ほり 大助