週末ランニング(田川)、ふるさと座談会 | 福岡県議会議員 「走る、弁護士!」 堀 大助
こんばんは。

先週土曜日は、午前中に田川郡香春町・田川市周辺をランニングしてきました。
1時間30分くらいで、約14km。香春町役場を起点に、田川伊田へ、彦山川を下り金辺川・田園を走って戻る。
初めてのコースだったので、スマホで道を調べたり写真を撮ったりしながらののんびりペースでした。


$ほり 大助-20130202




写真は、旧香春太平洋セメントの工場。
行橋方面から車で訪れるとまず目にしますが、いつもその大きさに圧倒されます。

同工場は、1935年、浅野セメント香春工場として操業を開始しました。
1947年、本体の浅野セメントは戦後の財閥解体を受け、日本セメントに社名変更。1998年には、秩父小野田と合併し太平洋セメントに。
太平洋セメントのHPによると、2000年、香春工場は本体とは別会社の香春太平洋セメントになりますが、2004年に解散し、その後は麻生セメントにセメント部門の生産を委託しているようです(鉱山部門に関しては香春鉱業という会社が担当しているのでしょうか?)。

※浅野セメントの創始者、浅野総一郎(1848~1930年)は、一代で浅野財閥を築いた財界の巨人。セメント・港湾開発・造船・鉄鋼など数々の事業を起こしました。
同じ福岡県の北九州市小倉北区、小倉駅の北側に広がる埋立地には、彼の名を冠した地名「浅野」が広がります。


また、工場の横には、山頂をスパッと切り取られたような山があります。
一ノ岳といって、香春岳を構成する三連山(それぞれ一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳)のひとつですが、石灰石の採掘によって今のような形になりました。元の高さの半分くらいになっているそうです。
この山は、五木博之の小説『青春の門』にも出てきます。


ランニング後は、同じ香春町にある高濃度ラドン温泉「柿下温泉」で汗を流しました。
ランニング後のの温泉はいつも最高です。そのままビールが飲めればもっと最高ですが。


午後は、みやこ町在住の松下政経塾生、内田直志さんの主催する「ふるさと座談会」に出席しました。

全国的な問題ですが、人口減・過疎化という問題を抱え、地方がいかなる未来像を描いていくか、そのために今何をなすべきか、研究結果を一方的に伝えるのではなく、出席者のみなさんを当事者として巻き込んで、共に考えていくという方式が印象的でした。

もちろん、簡単に答えの見つかる問題ではないですが、誰かが手を挙げるのを待つのではなく、自分がとにかく始めるんだという気持ちが大切だと思いました。