2013通常国会 代表質問 | 福岡県議会議員 「走る、弁護士!」 堀 大助
こんばんは。

昨日行われた衆議院の代表質問、日本維新の会は平沼赳夫国会議員団代表が行いました。
僕もテレビで拝見致しました(残念ながら現場ではないですが)。

冒頭、平沼代表は、幕末の備中松山藩(現在の岡山県高梁市)の山田方谷の話を引用されました。山田方谷については、僕も2年ほど前、彼の生涯について書かれた本を読んで痛く感動しましたので、友人等にも勧めておりました。

農商の家に生まれながら、藩の宰相ともいうべき地位まで上り詰めた努力の政治家。
また、陽明学者でもあり、知行合一(知識と行いが一致すること。どれだけいいことを言っても、実行しなければなんの意味もないとの意。)を地でいった人でした。
彼に教えを請うた人には、あの越後長岡藩の河井継之助(司馬遼太郎『峠』の主人公)もいます(二人とも僕が尊敬する人物で、実は衆院選のアンケートにもそう答えていました。)。

本を読んだ当時に内容を簡単にまとめたメモもありますので、後日改めてアップしようかと思います。興味のある方はそちらをご覧ください。なお、本の名前は、『炎の陽明学』(矢吹邦彦)です。


話は戻り代表質問。平沼代表は実に堂々とされていて立派でした。
政党ではなく、個人の力でずっと勝ち上がってきた政治家としての迫力、国を思う心のようなものが伝わってきました(もちろん、国を思う心は人それぞれですので、受け止め方は自由です。)。

合流の際の紆余曲折や、政策についてのご批判など時に頂きますが、このような大先輩政治家が政党内にいること自体、すごくいい刺激・勉強になるという面があると思います。