「たくさんの人が来ていただきました」はへん | 医療・福祉の離職ストップで生産性・利益率を200%増!の人材育成法

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企業・病院のリーダー育成、接遇力向上のサポーター、オフィス・サトウ
です。










今日はおかしな日本語についてです。








文法の話をしていると、日本語学者の数だけ日本語には文法があるなんて言いますから




普段は「よほどのこと」でない限り、あまり指摘しないようにしているサトウです。















これはやっぱりへん!だと思うのがタイトルの文章です。




「今日はたくさんの人来ていただきました」




この言い方、実によく聞きますし、文字でも見ます。










おかしいでしょ!?












「来ていただく」は「来てもらう」の謙譲表現。




「来てもらう」という言葉には受益を含みます。




「〇〇してもらう」ということで、誰かに利益があるわけですね。




誰が利益をこうむるのかというと、タイトル文章の場合、




来てもらったと思っているのは、話をしている人(私)です。




来てもらったからうれしい、来てもらったから助かる、来てもらったからにぎやかに過ごせた、




というようなことを言いたいわけですよね?




であれば、これが正しい言い方です。








「(私は)たくさんの人来ていただきました」










最近この言い方があまりにも多く、




しかも、相当な知識層の方にもこの妙な表現をする方が多いので、




今回は取り上げることにいたしました。







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