あなただったなんて。
今回のランキングガチャは楽しみにとっておこうと、事前リサーチ全くしてなかったのよ。
朝起きてRevive開いて「君か!!!」という楽しみが欲しかったから。
で、実際には「君か!!!」以上の「あ、あんたは…!!!」状態ですよ。
目を覚ますとそこにいたのは愛する人だったというわけ。
だがしかし、石も足りぬ。
全く足りぬ。
百裂で増やしても足りぬ。
「足りぬのだ!!!」
いつもなら、1万以上足りない場合は次回に期待して諦める。
無課金ユーザーに必要なのは計画性だ。
賭けには出れない。
欲しいキャラが出た時に確実に入手出来るよう、本当に必要なのかどうかを考え見極めなければならない。
それに、Reviveさんの場合それなりの強キャラを当てたところで新キャラにどんどん塗り替えられしまうため、大抵は逃したってそれほど問題はない。
だがしかし。
今回に限っては全くそんなことない。
幼い少女だった私の心をギュンと掴み、未だ離さないジュウザの魅力を前にして逃すなんてことなど出来るだろうか?
否。
人生の折り返し地点に立ち、やりたくない事はやらないし、やりたいことをやると決めた私にはもう「諦め」や「妥協」はない。
(言ってることむちゃくちゃ)
石がなくなったら課金する。
そう決意し、1万近く消費したところでなんと、
当たりました。
ここ2ヶ月程珍しく、充実してるとはいえ忙しい日々に少し疲れていたのだが、ジュウザ(黒王号)をReviveしたことで私もRevive。
いや〜、まじでRevive。
実際は黒王に乗ってる時より撃壁背水掌の方が強いんだけどそんなことはもうどうでもいい。
黒王が初めて、主であるラオウ以外に背を許したこの瞬間を、ゲーム内で存分に味わえるのがたまらん。
どれだけの事かわかるだろうか。
後半こそ色んな人を乗せてたが、ラオウが生きてる間は黒王自らの意志でその背を許したのはジュウザただ1人なのである。
黒王とは単なる馬ではない。
ラオウにとっては唯一信頼して身を預けられる相方であり、雑魚などをいとも簡単に踏み潰す強さを誇る。
勿論黒王にとっても、忠誠を尽くすのはラオウただ1人で、どんな時もラオウの味方であり続けた。
そんな黒王がジュウザに従ったのだ。
とんでもない事なのである。
世紀末を揺るがす大事件と言っても過言ではない。
ただ、恐らくジュウザを知る者であれば、ジュウザがラオウから黒王を奪取したと聞いても驚かないだろう。
それほど彼の才能と実力は認められていた。
更には「足止め」という目的に一旦絞り、計画通りことを進められるという頭の良さよね。
ラオウの攻撃をかすりかなりの深手を負ったものの、やり方としては完璧である。
天才か。
一度でいいから、夢の中でジュウザと黒王に2人乗りしたい。
そんな思いでゲームを楽しみたいと思います。
好き。