北斗の拳を推す | 北斗の拳好きすぎるブログ

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北斗の拳を心から敬愛するブログ。

たまに他のアニメも語っちゃいます。



「いいね」の数が、北斗の拳より進撃の巨人の方が多い。
リアルタイムでやってるというのもあるんだろうけど、北斗推しとしては複雑である。


というわけで、北斗の拳の面白さをまた伝えたいと思います。


パチスロである程度知ったけど原作もアニメも見た事ない人、ちょっと読んだことある、または途中までは読んだよーって人向けに。





北斗の拳とは、核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台にした物語。

主人公は、無敵の暗殺拳・北斗神拳伝承者ケンシロウ

大まかなストーリー書こうと思ったけど、面倒なんで、私の思う北斗の拳の魅力を好きに書いていこうと思う。



主人公が天然


若かりし日の阿部寛みたいな顔してるが、まあまあボケている(阿部寛関係なかった)。

「天然さ」を言葉で言い表すのは難しいんで見たらわかると思うんだけど、代表的な天然エピソードを挙げるなら、

「ユリア(婚約者)の人形と気付かず語りかける事件」
「小栗旬とおばたのお兄さん(もしくは粗品)レベルの別人なのに兄と間違い手こずる事件」
「種もみじいさんのみを人間認定事件」
「種もみ撒いただけ事件」

がある。
初期でこれだけある。

「種もみじいさんのみを人間認定事件」とは、ケンシロウはバットとリンという子供たちを連れて旅をしているのだが、今日より明日の為と、種もみを大切にしているじいさんと出会った。
そのじいさんの事を、「久しぶりに人間に会った気がする」と言ったのだ。

バット・リン「……。」

そして、そのじいさんは野盗に殺されてしまい、大切な種もみをケンシロウに託す。命より大切にしてた種もみである。

それを、こう!





これを天然とよぶのか、ロマンチストとよぶのかは自由である。





他にも、マミヤに対し「ユ、ユリア…!」と勘違いしたり(ユリアはこの時既に死んでいたし、そんなに似ていない)、髪は切るのに髭は剃らなかったり、気配を消して後ろに立ちびっくりさせたりと、それはもうとても素敵な主人公なのです。



主人公がドS


無口だけど、誰よりも愛が深く、愛を背負い生きる主人公、ケンシロウがドSだというギャップに萌えてください。






リンの伏線


ありますよ、北斗の拳にも伏線が。

リンとは、ケンシロウが村で出会った少女である。
両親を殺され話すことが出来なくなったが、ケンシロウに秘孔をついてもらい話せるようになり、ケンシロウを好きになるおませさん。

心優しいしっかり者で、可愛らしい女の子なんだけど、暴走しがちでケンシロウを振り回すことも。

しかし、何故かリンの危機には必ずと言っていいほどケンシロウは察知し、救出に向かう。リンの「ケーーーーン!!」には、どこに居ても反応するのだ。

これは、ただ連れてる子供だからという安易な理由ではない。子供も容赦なく殺されるのが『北斗の拳』である。
では何故、リンの危機には必ずケンシロウ(もしくはレイ)が駆けつけるのか。その真実が、数年後明らかとなるので乞うご期待。


友達かっこよすぎる


ケンシロウは自分にとっての「強敵」を「とも」と呼ぶ。「本気」と書いて「まじ」と読むタイプ。
しかし、レイは唯一本当の「とも(友)」と呼べる男だった。そのレイの言動全てがかっこよすぎるのだ。
かっこよすぎて泣ける。レイのマミヤに対する愛は、どんな名作も超える壮大なラブストーリーだと思う。愛が美しい。

私が、北斗の拳の実写を断じて認めない理由は、レイの美しさを表現するのが不可能だからだ。絶対無理。世の中に絶対はないとか言うけど、絶対無理だから。
外見の美しさ、南斗水鳥拳の美しさも勿論そうなんだけど、生き様の美しさ。
男性って、女性に対してかっこよすぎると美しくなるんだなと思った。


最後がバット


もうこれな、これ。

バットと出会い、リンと出会い、強敵はシンから始まり、本当にもう物凄いなんだかんだありつつの、最後にバット。

ラオウで終わった人、アニメで終わった人には是非最後まで読んでいただきたい。

究極版表紙に合わせたキャラ語りという楽しみをとっておきたいので、ここでは多くは語れないが、バットは誰よりもケンシロウを慕い、誰よりもケンシロウが大好きだった。
数年後の再会(北斗の軍)でのあの男泣きには、世界中が感動の渦に巻き込まれただろう。





そして、これまでは一方的に見えたバットの思いが報われるという、更なる感動のストーリーが最後の最後に描かれる。




1話から読み続けていた私の心は、バットと同じ。
ケンシロウの傍で闘いを知り、強さを知り、愛を知る。その生き様に憧れ、その背中を追い続け、ようやく認められた気がした。

バットにとって、ケンシロウの「お前は俺にとって弟だ」という言葉は、誰からのどんな言葉よりも嬉しいものだろう。
ユリア、友、強敵たちを失ったケンシロウにとっても、バットの存在はかけがえのないものだった。だからこそ、最後まで守り抜いたのだ。

そして、リンとバットの幸せを願い、ケンシロウは一人旅に出る。しかし、ケンシロウの中には強敵たちの想い、ユリアへの想いがあり……

あー、止まらない。ダメだ。閉店ガラガラ〜






後付けで矛盾が多いから考察が楽しい


そう、勝手に設定しちゃえるんです。

最初はシンがラスボスの予定で、その後に他の南斗六聖拳、北斗四兄弟などがどんどん追加されていった。
やっとラオウ昇天で終わり!と思っていたのに、その後を求められた武論尊氏はもう無我夢中で続きを書いたのだろう。
そのせいで少し雑な扱いを受けたファルコだが、そのおかげでファルコ語りは楽しかった。



まとめてるから読んでね。



こう言ってたのに、実際はこうだった…となると実はアレはこうで、これがああなるんじゃないか?という楽しみ方を永遠にさせてくれるのが、北斗の拳。

じゃないと、こんなに何年もブログ書けないもの。
やらかしちゃったおじさん、海のリハクやジュウケイを擁護する役割、宿命を、私たち北斗ファンに与えてくれたのだ。