登場人物紹介 元斗皇拳ファルコ | 北斗の拳好きすぎるブログ

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たまに他のアニメも語っちゃいます。

 
 
 

金色のファルコ

 
 
 

 

 流派:元斗皇拳

 
帝都の若き猛将軍
 
 

経歴

かつて、ラオウが軍を率い天帝の村に侵攻してきたが、村を守る為闘いを拒否。このまま素通りして欲しいと頼み、その代償として自ら片脚を切断し差し出す。
 
 
 
 
 
これを受け入れたラオウはジャコウの邪心に気づき、殺すようファルコに忠告。
だが母の目前で殺すことが出来ず、やがてジャコウは天帝を幽閉。ラオウの言う通り災いを招く事態となった。
 
 
双子の天帝が生まれた際は、天を一つに治める為にと片方の殺害命令を受ける。
しかし、赤子の無垢な笑顔に「人の心は捨てられぬ」と、身元を伏せ叔父夫妻に預けたのがリンだった。
 
 

 
 
 
数年後、北斗と南斗(関わる者全て)の抹殺をジャコウから命じられたファルコは、マミヤの村の長を殺し北斗の軍を制圧。
この時、かつて自身が逃したリンが真のリーダーであることに気付き殺そうとするがハーン兄弟が不発弾を持って乱入した事で阻止された。
 
 
ハーン兄弟の自爆は成功しリン達は危機を免れるが、兵士達が盾となった為ファルコも無傷だった。
 
 

 
 
過去にラオウから受けた恐怖がトラウマとなったジャコウは、ケンシロウの接近を知り狂乱。いずれ天帝を殺しかねないと危惧したファルコは、その暴走を止めるために覚悟を決め出陣。
 
もし自分が倒れるようなことがあれば帝都を爆破するようにと指示し、ケンシロウとの闘いに挑んだ。
 
 

 
 
 
遂に始まった北斗と元斗の闘いは激闘となるも、諸悪の根源はジャコウであるため、互いにとどめの一撃を打つことが出来ず長期戦となる。
 
そして、遂に共倒れという危機となるが、アイン達の天帝救出により闘いは終わる。
 
無事救出された天帝から感謝の言葉を受けたファルコの目からは、枯れていたはずの涙が溢れた。
 
 
 

 
 
 
その後、これまで払ってきた犠牲など全ての恨みを込め、ジャコウを熱闘気で滅殺。
この直後に連れ去られたリンを追い、ファルコは単身修羅の国へ渡った。
 
ケンシロウとの激闘による傷が癒えぬまま、名もなき修羅と戦ったファルコは重症を負う。
 
 

 
 
 
そこへ現れたケンシロウに秘孔・殺活孔を突いてもらい反撃、勝利する。
 
 
死を迎える直前、元斗の伝書鳩から恋人であるミュウの妊娠を伝えられる。
元斗皇拳が潰えぬことに涙を流して喜び、ケンシロウの腕の中で息絶えた。
 
 

 

 
 
 
 
なんか端折る所がわからなくて長くなった。毎回この来歴要るのかなと疑問に思いながらも頑張ってます。
なので、正確ではない。正確には原作をどうぞ。
 
 
 
多分この辺から。
 
あれなの?令和って電子書籍で読むの?文字見えるの?
 
 
 
 
で。
 
遂に。
遂にこの時が来た。
 
ようやく私が一番語りたかった、帝都の若き猛将軍・金色のファルコの回である。
 
 
その前に、、
 
 
 

【元斗皇拳】

 
元斗皇拳とは、天帝守護の拳。闘気を刃とし、敵の体、細胞を瞬時に滅殺することを真髄とする。
その拳を極めし者は光る手を持ち、かつては北斗神拳をも凌駕すると言われていた。
 
伝承者は、ファルコの他にソリア(紫)、ショウキ(赤)※、タイガ(緑)※、ボルツ(青)※。
※アニメ
 
 
 
 
さあ本題。
 
北斗神拳をも凌駕すると言われていた元斗皇拳の使い手、ファルコの登場は、「なんか凄いのが出てきた」という感じだった。
手どころか全身が光っていて、何者感が半端ない。眩しい。怖い。
 
 

 
 
また、敵側というポジションなのに部下たちの信頼や忠義心が厚いという、興味をそそるミステリアスな一面も。
新章始まって早速、ケンシロウやばいんじゃないかと思わせられる強キャラの登場に期待値は大となる。
 
 
ところが。
 
なんとなく見ていると、ファルコはかっこいい。確かにかっこいい。肩書きもかっこいいし。金色のガッシュ…じゃなくて金色(こんじき)のファルコ。うん、かっこいい。
 
さっきから金色って入力したら「金色のガッシュ」が出てくる。
 
このファルコを差し置いて予測変換されるなど、あってはならぬ。何者だ貴様。
 
 
 
 
 
何者!?ガッシュてなに!?
 
 
 
そう、ファルコはかっこいいんだと、私だってなんとなく見過ごしたい。私だって粗探したいわけじゃない。でもそうはいかないのは、これほど散々なキャラはいないからである。
 
珍しくケンシロウが激しくフォローしている。
それほどファルコは、色んな意味で散々だったのだ。
 
 
 
まず、ラオウに忠告を聞かずジャコウを殺せなかった理由が、
 
「お母さん見てるから」
 
 
じゃあ見てない所でやれ。
 
 
何故、ファルコ自身もわかっていてそうしなかったのか。どう見たってジャコウは邪心の塊である。
バットの目が誰かに殉ずる目だと気付けるのだから、ジャコウの目が邪心だらけなんてことは十分にわかっていたはず。そこへ、ラオウからの後押しもあったにも関わらず「殺せなかった」
 
これは、ファルコとジャコウの関係性によって起きた事態である。
 
涙を流す母の姿を見て、ファルコは「母の前で出来ない」ではなく、母がいる以上「ジャコウを殺すこと」自体が出来なかった。
それを見抜いたジャコウは母の死後、次は天帝を幽閉することでその身を守った。
共に育った(?)だけあって、ジャコウはファルコがどういう男かを知り尽くしている。弱みを握り、良心に漬け込めばファルコがどう動くかを把握しているのだ。
 
 

 
 
こんな顔してるけど、良心が人一倍強いのだろう。
 
だからといって、仕方ないでは済まされない。その責任は重大である。
 
ジャコウのせいで一体どれだけの人達が犠牲となったことか。マミヤだって、戦闘服脱いで静かに暮らしていたし、長老なんてケンシロウの強敵たちを匠の技で壁に彫刻していたのだ。しかも親切にユダまで。
それをファルコはスライス。
せめて束の間でもいいからユダ完成させてやれ
 
更には、ケンシロウとユリアの恩人であり、ファルコ自身の友であるショウキも殺された。天帝の命だって、握られてるのだから無いようなものだ。実際、暗闇の中で一人、目が見えなくなるほどの酷い目にあわせている。
命さえ守れれば天帝がモグラになってもいいだなんてことはなかったはずだ。
 
 
 
そして、ケンシロウとの闘いに関しても、天が割れたのはもう一人の天帝であるリンを殺せなかった己の責任としているが、違う。
今日の乱れを呼んだのは(リンを殺せなかった)若き日のファルコなのだと言っていたが、今日の乱れを呼んだのは、ジャコウを殺さなかった若き日のファルコである。
 
ルイとリンという2人の天帝が存在しようと、ジャコウさえいなければ争いは起きていない。天も割れない。実際、ルイとリンの再会で天はひとつになった。
互いに二千年の歴史を持ち、天帝守護の拳とされてた元斗と北斗。それがファルコとケンシロウならば争うことなく各々守れていたのだ。
 
 
それでも部下たちからの信頼は厚い。どれくらい厚いかと言うと、北斗の拳全キャラの中でダントツで厚い。それは、ファルコが心優しいがゆえの哀しみを背負う姿にある。
 
しかし、それもこれも全て、ファルコの自業自得としか言えない。同情はするが、それならせめて今後の策を考えようよ!と思う。
 
 
確かに彼は、村の長だけ、リーダーだけと、犠牲を最小限にするよう努めてはいる。だが実際は、南斗の使い手やジャコウのお家の電気のために働かせている奴隷達、自分を守る部下たちと、その犠牲はまあまあ多い。
どれだけ努めようと、ジャコウがいる限り犠牲はなくならないのである。
 
 
ただ、ファルコはずっと責任を感じ続ける人生を送っていた。ジャコウを殺せなかった事を今後悔した所で、もうどうにもならない。ここまで来たなら、天帝守護を今後も徹底するしかなかったのだ。
過去、冷徹になれなかった自分に、今こそなるべきだと。なるしかないのだと。責任を負い続けるのだと。
 
涙が枯れるほどの悲しみを目の当たりにし、それでも元斗皇拳伝承者として天帝守護に務めているのだ。
 
とは言え、ファルコのやり方だと天帝は一生幽閉されたまま、犠牲も増える一方。何年こんな事やってるのかわからないが、まるで進まない。
 
 
そして極めつけは、帝都の爆破。
 
自分が倒れればジャコウは恐らく天帝を殺す、ならば天帝もろとも吹っ飛ばしてしまえというもの。
 
天帝殺すんかい。
 
 
つまり、最終手段としてファルコは天帝の死を覚悟出来るわけだ。
ならば、これ以上の犠牲が増える前に一か八かでジャコウに口を割らすか、とりあえず殺すという手段をとるべきである。ファルコが生きていようが死のうが、天帝は幽閉され続けるのだから。
 
そもそも、もしケンシロウに勝ったとしても、その後また同じ日々を繰り返すだけ。北斗神拳の知識があるなら、ケンシロウに説明すれば絶対どうにかなってただろうに。
口を割る秘孔あるじゃん。
 
 
あー、擁護する予定だったのに、擁護しては批判を繰り返ししてしまった。
フォローしたいのにフォローしきれない。
 
 
 
 

ファルコの強さ議論

 
 
ラオウが、その右足を「一国に値する」と評価した事と、ファルコの言う「ラオウを倒すことは可能」を否定しなかった事で、ラオウと同等の強さを持つと思われた。
だが、倒すことは可能だが自分も倒れると言っていた為相打ち前提であり、元斗皇拳版の断己相殺拳があるなら確かに可能である。それが同等かと言うと微妙。
実際ラオウとは闘っていないので、義足となる前のファルコの実力は未知だ。
 
しかし、義足となってからの対ケンシロウ戦で、ある程度彼の強さを測ることは出来るだろう。
 
まず、結果としては引き分け。
しかしその内容は、正直拳の強さが互角だとは言えない。
 
何度もこのブログでも言っているし、ご存知の通り、ケンシロウの強さは怒りに比例する。つまりこの時のケンシロウは、本来の力を出し切っていないということになる。その上迷いもある為、ラオウを倒した時に比べかなり弱体化している状態だ。
更には、拳を見切る為とはいえ、ファルコに合わせ自ら片足の自由を奪っているのだから、そこそこの弱体化である。
 
一方、ファルコにとっては命懸けの勝負。負けたら帝都ごと吹っ飛ばすしかないと覚悟を決めるほどの、全てをかけた闘い。絶対に負けられない闘いだ。たとえ恨みのない相手であれ、元斗皇拳伝承者として、全身全霊で挑まなければならない大一番なのだ。
 
これらを踏まえた上で、ケンシロウ対ファルコを見返した結果、私個人的には、ファルコは十分に強いが、最強クラスではないという結論に至った。
 
 
分かりやすくガチャのレア度的に言うと、
 
UR
リュウケン、ラオウ、トキ、ケンシロウ(本気)
 
SSR
サウザー、ジュウザ、カイオウ、ファルコ(帝都)
 
SR
シン、フドウ、ファルコ(修羅の国)
 
である。
 
もうね、Reviveが脳を支配してるんです。
 
 
かつては北斗神拳をも凌駕すると言われていた元斗皇拳の伝承者だが、北斗神拳とは、常に進化を続ける闘神の化身と呼ばれている。ゆえに、この長い歴史の中でこの差が着いてしまったのだろう。やはりラオウと同等とは考えにくい。
 
 
そしてそして、最強クラスの位置に置けない決定的な理由が、
 
名も無き修羅との闘い
 
である。
 
 
ただ、これに関してはさすがに納得いかないので、かなり長くなりそうだから次回へ続く。
 
 
 
 
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