No.327 私を登山に連れてって | D菩薩の仕事いろいろ趣味いろいろ

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「4月中に山に行きたい」

JD娘Yuliaのリクエストは、かなり唐突でした。

 

いったいどうした?と訊くと、前から山に登りたかったけど、最近急に暑くなってきたから本格的な夏の前にまずは一度近場の山へ行ってみたいとのこと。なるほど…。4月末なら、私が今年もGWにどこか北アルプスに行くだろうから、そのトレーニングにもちょうど良いかもとOKしました。

 

でも学校とかバイトとかあって、彼女の希望日はなんと昭和の日の29日と判明。おいおい、わざわざそんな混んでる日に? と思いながらも、ま、いいか。初心者には日の選び方から口で言うより体感してもらいましょう。笑

 

さて目的地はどこにしよ。

 

いろいろあるけど、最近行ってないし、眺望がすばらしいし、私 D菩薩の聖地だし、ということで久々の大菩薩嶺に決めました。GW前半最終日 4/29の中央道なんて、どんだけ渋滞するかわからないので、電車とバスで出撃です。

 

人気の山だけにバスは満席だったけど、全員座れるように臨時便も出るので、帰りの大渋滞の運転に比べれば甲斐大和駅からの片道40分は快適なもんでした。

 

 

バスの終点・上日川峠の雑踏を避けるように早々に福ちゃん荘まで上がってきました。

家のリビングのテレビに残っていたYuliaのYouTubeの履歴に「山ガールファッション」なんていう検索があったけど、彼女なりに選んだスタイルがこれ。最近の若者はモノトーンが本当に好きみたいです。

 

 

GW後半の北アルプスに備えて、GoProの「試運転」もします。これは動画からの切り出し。Yuliaにインスタ用の写真をいっぱい撮らされました。

 

 

自他ともに認める雨女Yuliaにしては、この薄曇りはなかなか上出来な方。

 

 

結局、富士山は頂上を辛うじて覗かせる程度で、南アルプスは朝方一瞬だけ北岳が見えました。

 

 

この日の展望台、雷岩の人出はこれくらい。Yulia曰く「な~んだ、平日のディズニーより少ないじゃん」

なるほど、ものには実にいろいろな比べ方があります。

 

 

せっかくなので、普段はあまり行かない展望ゼロのピーク・大菩薩嶺へ向かうと、山頂標の記念撮影に行列ができていました。ここでこんなん初めてや!

 

 

列の後ろの人にシャッターを切ってもらうのは、2年前の乗鞍岳以来。笑

これはYuliaが自力で上がった初の2000m峰。貴重です。

 

 

再び雷岩へ戻り、さらにその先、大菩薩峠を目指して下るのはこのコースのハイライト。

 

 

ここはずっとGoPro録画を回しながら下ります。

 

 

スクショも画質がきれいです。

 

 

Yuliaはインスタ写真の撮影に忙しく、立ち止まったり追い越したり…。

 

 

雄大な景色にご機嫌です。

 

 

途中、岩の上に寝そべって優雅に読書にふけるオジサンを発見!

人生いろいろ見てきたD菩薩 62歳

バブルを知らない令和のJD・Yulia 21歳

同じ画に同じ人生の至福を感じます。

 

 

またYuliaが立ち止まった。こんどは何?

前方に大きな犬がいます。

 

 

微笑みの休日(Yulia撮影)

 

 

峠の手前、賽の河原に到着。昔はここが本来の大菩薩峠だったとか。

 

 

ここで普段はやらないお昼の大休止です。バーナー焚いて塩ラーメン!

10年前に買った山用の卵ケースで初めて持ってきた生卵を使用。

 

 

旨!

 

 

旨!

 

 

食後も時間を気にせずコーヒーでゆっくり。

Yuliaが、コーヒーはブラック派だと初めて知りました。

 

 

意外と人のいなかった大菩薩峠。

 

 

峠の直下で鹿に遭遇しました。

 

 

午後1時すぎ、4時間半のゆったり周回を終了!

 

 

14時のバスまで小屋で休憩しました(Yulia撮影)

 

 

気まぐれのようで、けっこうハマるかもしれないYuliaの登山。また行きたいと言ったら、今度は丹沢から湘南の海でも見せてやろうと思います。(おわり)