背中にも富士 | 道楽者は行く!

道楽者は行く!

ラグビーやサッカーをしたり見たり、落語聴いたり、酒飲んだり、山を歩いたり、歌を歌ってみたり、そして時折旅に出る。
そんなわたしの道楽のモロモロ・・・

消防操法大会の翌朝。

とりあえず上井草に向かいます。


この日は、山梨県の御勅使南公園グラウンドで、ワセクラの試合があり、試合に使う諸々の道具を詰んだワセクラカーを運転するお手伝いをすることになっていたのでした。


同行の3人を乗せて中央道で西へ。

甲府昭和インターで降りて御勅使南公園へ。

これで、『みだいみなみこうえん』と読みます。

これは読めません。


試合は、ひとつ上のカテゴリーの山梨クリーンファイターズとの対戦。

相手チームには外国人選手も多く在籍しています。

一方こちらは、やっと15人余りを集めて山梨まで乗り込んで来たというようなチーム。

これは試合になるのかなあ。


この日の私はボール係。

タッチに出たボールをひとりが拾い、もうひとりはスロワーに汗や雨を拭き取ったボールを渡すお仕事。

そうなんです。

わざわざ山梨まで来たのに、それも試合中だけ雨が降っているような残念なコンディションだったのです。



さすが山梨。

アシスタントレフェリーの背中にも霊峰富士が描かれています。


相手とこちらの選手の大きさを比べると、1.5倍くらい違う感じ。



これは大変なことになるなあと思っていたのに、始まってみると小さなワセクラは刺さる刺さる。

あの怯まない感じは、やはり早稲田で鍛えられた選手が多いからなのかなあ。

私はボールを拭きながら猛烈に感動していました。


前半は3本対1本。

想像以上の健闘です。


しかし、後半になると潤沢に交代要員を持つチームと、ギリギリでやっているチームの差が出て、結果的には30点の差をつきられての敗戦ということになりましたが、これは見るに値する好ゲームでした。



試合後、このチームの代表をやっているYさんにご挨拶。

彼とは、20代の頃に豊橋JRCというクラブで、一緒にプレーした時期があったのでした。

久しぶりの再会。

私も嬉しかったけれど、彼もとても喜んでくれました。

ラグビーの繋がりは永遠です。



帰りは、行きのメンバーに加えて監督のGさんも乗せて帰京。

日曜夕方の中央道上りは、いつものように渋滞渋滞でしたが、ワセクラの連中が見せてくれた気持ちの入ったゲームのお陰で、運転する私も気合いがはいりましたよ。