おはようございます^^


先日ご訪問させていただきましたタイトレックス㈱の田頭社長の一人朝礼を拝見させていただきました。


そこで驚いたのが


「ありがとうの朝礼」


毎日田頭社長は神棚に向かって、一人一人お世話になった方を思い出して、


「〇〇さん、ありがとうございます(ありがとうございますは10回)」


と言います。



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その数なんと、平均50人!!


つまり、朝礼だけで約500回「ありがとうございます」とおっしゃられます。


これは私が所属する倫理法人会で100日実践ということを行っているのですが、田頭社長は100日実践のテーマにお世話になった方への感謝を毎日神棚に向かって言うと決めたそうです。


なぜ一人一人なのか?


それは、単にありがとうございますというだけでは、何のための感謝かわからない。


「言うのであれば、一人一人を思い出して言うのが良いと思ったから」とおっしゃいます。


2011年の9月ごろにはじめた頃は神棚に向かっても、感謝する人のことを思い出すのも難しかったそうです。


特に日頃感謝していると言いつつも、いざ朝の感謝でその人のことが思い浮かばないと、それは感謝が足りないと振り返っておりました。


しかし、それでも毎日続けると、だんだん考えなくても相手の顔が自然と浮かぶようになったそうで、今では毎日平均50人の方を思い浮かべながら、感謝の気持ちを言葉に出されているようです。


また、ここで思い浮かべる方も順番が決まってくるそうです。


それは最近の方というより、昔お世話になった方。


今の自分があるのは、ご先祖様や昔の恩師などのおかげ。


そのことがこの「ありがとうの朝礼」を行うことで感じられるようになったそうです。


ありがとうという気持ちの大切さを改めて教えていただきました。


田頭社長、そしてこのブログを見ていただいているみなさま。


改めてありがとうございます。

おはようございます^^


朝起きが自然にできるようになってきた朝礼ジャーナリストの黒河龍二です。




先日から続いている藤原電子工業さんの勉強会の内容。


この勉強会の軸になっているもの。


それは


経営理念



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藤原社長はお客様の信頼を得て、会社の経営理念を実現するためには、製造・事務・検査など各部署の人間だけが素晴らしくても実現できない。


なぜなら信頼とは良い製品を作るだけでなく、良い製品をお客様の要望に応じて適切に納品すること。


つまり、部署単にだけが良くても、他の部署が足を引っ張れば、お客様に満足していただけることはできない。


そこで必要になったのが


理想の社員像


経営理念を実現するのはだれか?


当たり前ですが、1人1人の社員のみなさまです。


そこで、経営理念を実現するためには、1人1人が素晴らしい人間であることが不可欠。


それが経営理念を実現し、社員1人1人の自己実現につがなると考えて発案したのが、


理想の社員像とは?


というアンケート。


そこで素晴らしい社員になるための理想の社員像を半年間かけて、約2000項目皆さんから挙げてもらい、それを6つのランクに分けたのが、この勉強会の土台となっているのです。


藤原電子工業さんの素晴らしいところは、この想いを約7年間勉強会という形で実践したこと。


今回、取材させていただき、多くのことを学べたこと感謝いたします。




おはようございます。


3月7日に朝礼に関するセミナーをすることになった朝礼ジャーナリストの黒河龍二です。



さて、前回の続きになりますが、藤原電子工業さんの勉強会では、毎月3時間、本気の勉強会をしてます。


そんな勉強会の後半についてご紹介いたします。



藤原電子工業さんの理想の社員像(シルバー編)


・連帯意識はあったか?

・上司の命令、指示を正しく理解できたか?

・相手の立場で考えることができたか?

・責任感を持ち、指示された事はやり遂げたか?

・一日を振り返り良かった点、悪かった点を生かせたか?

・常に仕事に関心、疑問を持ち取り組んでいるか?

・自己啓発に努め、会社に必要とされる社員になる努力をしたか?

・メモを取り、またメモで連絡、指示しているか?

・報告書(提出書類)が的を得ているか?

・指示がない場合自ら聞くことはできているか?

・間違っていることに注意ができたか?

・分からない点は素直に認め理解した上で作業を進めていたか?

・業務に関し中間、最終報告など連絡に漏れはなかったか?



後半は理想の社員像に照らして、日報に書かれたいた困ったことや改良してほしい点をいくつかピックアップし、上記の内容に本当に添った行動や判断ができているかを討論。


例えば、


製造部で仕上げた内容を検査部でチェックする際、方向をそろえてもらうと検査しやすいということが書いてあった。


ここでポイントとなるのは2つ


・連帯意識はあったか?

・相手の立場で考えることができたか?


製造部では製品を製造している点で、自部署の仕事はこなしているといえる。


しかし、製品とは製造部だけでは完成しない。


検査部で良品・不良品のチェックをすることで、はじめてお客様に納品できる。


そう考えると、検査部の人にいかにわかりやすく製品をバトンタッチできるかが、会社しての製品価値を決める。


しかし、このことは次の部署の人が何を求めているのかを気付かなければ改善出来ない。


つまり、目の前の仕事が終われば終わりと考えるのではなく、会社全体としてどういう行動が自社の製品力や信用を高めるのかを意識しなければならないということである。


同時に、検査部からも積極的に製造部へ向きの揃え方を改善してほしい旨を伝えていくなど、できるだけ早くコミュニケーションを取っていくことも重要である。


今回以外にも多くの例が挙げられていたが、本日はこれまでとさせていただきます。