おはようございます。
3月7日に朝礼に関するセミナーをすることになった朝礼ジャーナリストの黒河龍二です。
さて、前回の続きになりますが、藤原電子工業さんの勉強会では、毎月3時間、本気の勉強会をしてます。
そんな勉強会の後半についてご紹介いたします。
藤原電子工業さんの理想の社員像(シルバー編)
・連帯意識はあったか?
・上司の命令、指示を正しく理解できたか?
・相手の立場で考えることができたか?
・責任感を持ち、指示された事はやり遂げたか?
・一日を振り返り良かった点、悪かった点を生かせたか?
・常に仕事に関心、疑問を持ち取り組んでいるか?
・自己啓発に努め、会社に必要とされる社員になる努力をしたか?
・メモを取り、またメモで連絡、指示しているか?
・報告書(提出書類)が的を得ているか?
・指示がない場合自ら聞くことはできているか?
・間違っていることに注意ができたか?
・分からない点は素直に認め理解した上で作業を進めていたか?
・業務に関し中間、最終報告など連絡に漏れはなかったか?
後半は理想の社員像に照らして、日報に書かれたいた困ったことや改良してほしい点をいくつかピックアップし、上記の内容に本当に添った行動や判断ができているかを討論。
例えば、
製造部で仕上げた内容を検査部でチェックする際、方向をそろえてもらうと検査しやすいということが書いてあった。
ここでポイントとなるのは2つ
・連帯意識はあったか?
・相手の立場で考えることができたか?
製造部では製品を製造している点で、自部署の仕事はこなしているといえる。
しかし、製品とは製造部だけでは完成しない。
検査部で良品・不良品のチェックをすることで、はじめてお客様に納品できる。
そう考えると、検査部の人にいかにわかりやすく製品をバトンタッチできるかが、会社しての製品価値を決める。
しかし、このことは次の部署の人が何を求めているのかを気付かなければ改善出来ない。
つまり、目の前の仕事が終われば終わりと考えるのではなく、会社全体としてどういう行動が自社の製品力や信用を高めるのかを意識しなければならないということである。
同時に、検査部からも積極的に製造部へ向きの揃え方を改善してほしい旨を伝えていくなど、できるだけ早くコミュニケーションを取っていくことも重要である。
今回以外にも多くの例が挙げられていたが、本日はこれまでとさせていただきます。