言葉と声の磨き方
1,540円
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2011年6月20日15刷発行
本書では「一瞬であなたの印象を変える方法」を紹介します。それは「言葉と声」を変えるトレーニングです。欧米の「できるビジネスパーソン」はヴォイスティーチャーをつけて「話すための声」をトレーニングしています。あなたの周りでは誰も使っていないコミュニケーション術を、あなただけに公開!プレゼン、営業、恋愛、リーダーシップ、自己アピールなどあらゆる人間関係の場面で使える!あなたの印象・評価・人間関係が劇的に変わるトレーニングが満載。
プロローグ 日本にはコミュニケーションがなかった!
第1章 人間関係を劇的に変えるには?
第2章 あなたの印象を決めている声のこと
第3章 「好印象」を作るための基本トレーニング
第4章 印象が変わる!「五つの声」
第5章 声のプロが教える!シチュエーション別「声の出し方」
来年、自社の研修に「ビジネスボイス」を加えようと思って研究しています。
そこで今回、関連本を2冊買ってきました。
欧米では「コミュニケーションにおける声の重要性」が誰にでも認識されていて、仕事やプライベートに関わらず、成功者は必ず「話す声のトレーニング」を受けているといいます。
お金のある?政治家や講演者は必ずヴォイスティーチャー(声の先生)をつけているのだそう。
対して日本人は、
▷普段より「他人が聞いているあなたの声」を聞く機会もなければ、「声の印象」などは考えたこともないでしょう(P.3)
と本書はいいます。
ここに注目しているのはごく一部の人だけ。
だからこそ、よい声の出し方を学んでおけば、まわりより一歩リードすることができます。
さて、どうして、欧米に比べて日本人のヴォイスレベルが劣っているのかというと、本書はその原因を、
▷元来、日本語はあまり強く息を吐かなくても話すことができる言語であり、単に思ったことを言葉に表すだけなら「口先だけでしゃべる」ことが可能な言語(P.22)
だからだといいます。
そもそもの言語が、お腹なら声を出す習慣が身につきにくい言語だというのです。
そのため、日本人の声には3つの欠点があって、
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①声にパワーがない
②メリハリがない
③発音が不明瞭
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だといいます。
これを知らない人は、「声の出し方」や「活舌」のスキルを学べば(上の3つを)改善できるのに、声の質が悪いのは「生まれつき」だと勘違いしてあきらめてしまうのだそう。
本書は、
▷話す内容より、どういう声で話すかの方が大切(P.30)
といいます。
例えば、営業マン。
彼らは、持っている知識にはほとんど差がありません。
知識面で不利なのは、新人営業マンだけです。
何が違うのかというと、信頼度)。
相手に与える印象です。
印象は話の内容ではなく、その営業マンの姿勢や態度といった接し方で変わります。
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▷いくら話の内容が素晴らしくても、声の出し方・表現の仕方によっては、説得力もまるでなくなってしまう(P.30)
と本書も言っています。
成績を上げるポイントは「声の通り、滑舌、表現力」をアップさせることです。
悪い声には、
①声が小さい
②か細い声
③うるさい声
④暗い声
⑤こもる声
⑥堅い声
の6つがあります。
このような悪い声のまま話し続けていると、
―――――――――――――――――――――
①素直にあなたの話に耳を傾けられない
②伝えたいことが半分も伝わらない
③初対面で悪い印象を持たれる
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という状況が生まれてしまい、信頼度が上がらないのです。
よい声とは、
①声量のある声(力のある声)
②明るい声
③よく通る声
④響く声
⑤やわらかい声
の5ことで、本書が紹介するテクニックを身につければ、5つの効果が表れるます。
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①相手に好感を持ってもらえるので、人と会うのが楽しくなる
②説得力のある印象を与えることができるので、仕事の成果が出る
③話すことに自信がつくので、人生がよい方向に流れ出す
④セールス、接客、プレゼンで好成績が出る
⑤自分に自信がつき魅力的な人間になれるので、異性にモテる
―――――――――――――――――――――
いいことづくめではありませんか!
よい声のトレーニングのしかたは本書に詳しく載っています。
声の重要性に気づいたあなた。
ぜひ、手に取ってみて下さいね。
本書はとても人気があって、初版から5年足らずで15刷となっています。
トレーニングCDがついているのも嬉しいですね。
「人に好かれる話し方」は、声や態度を工夫することであり「何を話すか」ではないのです(P.2)
拙著
アナログ力のすゝめ ~結果を出す人がやっているアナログ仕事術~
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