人生の指針が見つかる「座右の銘」1300 (宝島SUGOI文庫)
2,905円
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2010年12月30日第3刷発行
人生の指針が見つかる「座右の銘」1300①を参照ください。
今日は第6章から。
掲出の言葉は、野口英世。
「天才」とは生まれ持った能力のことではなくて、努力や勉強の結果を言うのです。
例えば、ある営業所に優れた営業マンがいたとします。
まわりは彼のことを「天才」と呼びますが、はたしてそうなのでしょうか。
「天才と呼ばれる側」と「天才と呼ぶ側」では明確な違いがあるのです。
それは経験の差。
ただし、ここで言う経験とは「その人が今の状態に至るまでにどんな努力や勉強を積み重ねてきたのか」を言いいます。
お客様のところを人より多くまわっているとか、時間をかけているといることではありません。
図で言うと〝赤い点線〟で囲んだ部分が他の営業マンとの成績の差ですね。
他の営業マンとは成績の伸びが違う…
この差が生まれるのは、天才と呼ばれる側の営業マンは何かをしてきたからです。
営業トークの修練はもちろんでしょう。
接客力として印象や身だしなみを研究したのかもしれません。
声の発し方も研究したかも。
お客さんとの話を盛り上げるために雑談力を磨いたかもしれません。
具体的には、異業種交流会に出たり、本を読んで知識を養ったり、美術館に行って感性を磨いたりしたかもしれません。
こういったその人の背景にある努力や勉強に目を向けずに、営業トーク(台本)だけ真似しても、他の人の成績はそれほど伸びないでしょう。
どだい、土台が違うのです。(←このシャレ意味わかります?)
努力だ。勉強だ。それが天才だ。誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ
上の記事を読んだうえで、野口英世と一般の医師(研究者)との違いに目を向けてみる。
そうすると、野口英世の努力や勉強の凄さが、一段違って見えてきます。
野口英世の過去記事はこちら。
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でも・・・努力する才能は生まれつきのものかもしれない
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