今日のちょいよし
ただ今日なすべきことを熱心になせ。誰か明日、死のあることを知らん
ブログ連続1141日目、今日のちょいよし本
釈迦と十人の弟子たち/河出書房新社
Amazon紹介・目次・拝読のきっかけ・効果など
釈迦と十人の弟子たち①を参照ください
一夜賢者の偈(げ)
過去を追うな。
未来を願うな。
過去は、すでに捨てられたものだ。
そして、未来は、いまだ到来せず。
それ故、ただ現在のものを
それがあるところにおいて観察し、
揺らぐことなく、動ずることなく、
よく見きわめて、実践せよ。
ただ今日なすべきことを熱心になせ。
誰か明日、死のあることを知らん。
まことに、かの死神の大軍と
遭わずにすむはずがない。
このように見きわめて、熱心に
昼夜おこたることなく努める者、
かかる人を一夜賢者といい、
寂静者、寂黙者というのである。
みなさんがよく知っている人物で言えば二宮尊徳がそうでしょうか
薪を背負いながら勉強する姿なんて、一夜賢者そのものですね
※本書には、ひろさちや氏の「釈尊と十大弟子」から引用されていますが、ネットで調べるといろんな訳があるようです(一夜賢者の偈:Googleサーチ)
いのち
さて、命(いのち)とは「〝生〟きる〝後(のち)〟」なのかなって思います
赤ちゃん(0歳)の時には「生後○ヵ月」って言うものね
成人の時は「生後20年」、すなわち「命20年」です
今という瞬間を生きた後に、次の瞬間が訪れてくる
そして、「命」はエネルギー、車のガソリンと同じです
車は、ガソリンがまだ半分残っていても、車自体が故障してしまうと走ることはできません
同じように、人間に当てはめてみたら、健康であることに感謝したくなります
身体を壊してしまったら、命という燃料が残っていても生きられないのですから
身体の健康、心の健康、毎日の過ごし方(今の過ごし方)って大事ですよね
今日のちょいよし
ただ今日なすべきことを熱心になせ。誰か明日、死のあることを知らん