釈迦と十人の弟子たち① | 本の音色を聴こう♪

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『アナログ力のすゝめ 結果を出す人がやっているアナログ仕事術』出版


今日のちょいよし
壊さなければ、前に進めない





ブログ連続1138日目、今日のちょいよし本

釈迦と十人の弟子たち/河出書房新社







Amazon紹介

二十一世紀に入って、世界は混迷の度を深め、著者を含めて多くの人は生き難い世になったとの思いを強めている
その時、釈迦十大弟子が、私どもの「命をつ なぎゆく道」のよき先達となってくれればとひたすら祈念しながら、彫刻制作を通して著者が学んだ十人の弟子の人となりと生き方をいささか記し、ここに一書とした次第である





目次

老いもまた人生。ブッダと呼ばれた人の生涯
私の造像。面魂を顔に、歩んできた道を背に
よみがえる先達。釈迦十大弟子の生き方
釈迦十大弟子制作ダイアリー





本書を拝読したきっかけ

「へぇ、お釈迦様の10人の弟子たちの話か、気になる~」

こんな感じで購入しました笑





あなたに与える効果

10人の弟子たちから、自分に取り入れることの出来ることを見出す





釈迦十大弟子

お釈迦様の左右の腕として活躍した「舎利弗(しゃりほつ)」「目犍連(もくけんれん)
お釈迦様の侍者として25年も献身した「阿難陀(あなんだ)」
お釈迦様の後継者(実際は同格だったそう)として名高い「大迦葉(だいかよう)」

など、1人ひとりの人生をなぞりながら、その功績が本書に紹介されていますらぶ②



みやちゃん、「舎利弗(しゃりほつ)」は般若心経のくだりの中で「舎利子(舎利弗よ)」と何度もお釈迦様から語りかけられることで聞いたことがあります

↓↓↓

(ご参考に!)




でも、仏教については不勉強で、後のお弟子さんたちのことはほとんど知らなかったですショック



ちなみに一番好きなお弟子さんは周利槃特(しゅりはんどく)」
※十大弟子ではありません


以前、紹介したこともあるので覚えてくれている読者の方もいらっしゃるかと思いますニコちゃん

(周利槃特についてはこちら/社長に好かれるリーダーになれ



周利槃特は、「天才バカボン」レレレのおじさんのモデルですねポイント

そして、バカボンはお釈迦様がモデルだそうですよ



後者については「ほんまかいな?」と思っていたのですが、本書に次のようにありました

↓↓↓
お釈迦様が弟子たちから呼ばれた名は、世尊(せそん)と訳される薄伽梵(ばがぼん)。優れた聖者という意味の中に、幸福を求める人の意も含まれる


このくだりを見つけて、「裏付けを取った!」という気分になりました笑笑笑




壊さなければ・・・

さて、今日は本書の著者の中村晋也氏の言葉を紹介することにしますニコちゃん

釈迦様と弟子たちのエピソードや、お釈迦様の教えは明日以降にしますね



中村氏は、釈迦十大弟子の像を作って薬師寺に収めた人です

彫刻を制作するために、膨大な量の資料を読み研究し、1人ひとりの個性に合致した表現(顔の表情や手の形)を実現されています





特に手の形をどういう形にするのかに悩んだそうで、その苦労が本書にありありと書かれています


↓↓↓
彫刻の制作では、かなりのところまでいった作品が気に入らず、壊してしまうことがしばしばある。実は釈迦十大弟子像の制作中にも、それはあった。正直に言って、ここまで苦労したのにとも思う。再び土台から始めるおっくうさもある。でも、壊さなければ、前に進めない



前に進むためにあえて〝壊す〟なっ・・・なんと!

この行為がもたらす成果は、当初予定していたものよりもはるかに大きくなる電球



一見回り道にも思えるのですが、実は近道なのかもしれませんかお



1~10の工程があるとして、まで来たところでやり直した

やり直した時の1~7の(2度目の)工程は、1度目よりも驚くほど早いペースで再現することができますよね顔

しかも、以前よりはるかに出来栄えが良くなってにこ




そんな経験、あなたにもありませんか?




「壊す」ということは「捨てる」と同意語だとも言えます

2度目の時には1度目の時よりもイメージがハッキリしているでしょうし、それゆえ、無意識に要らない工程(作業)を消去しているはずだからですポイント




こう考えると、人間っていうのは「自分が成し遂げたいイメージ」を事前に明確に持つことが大切なんだなぁって気づかされます電球



それを設定した上で、その実現の工程を考えるのです

この時に、事前に要らないものを捨てておくことができればいいですねニコちゃん



これこそが「目標」というものであり、迷わないための道しるべです

最終地点が明確であるからこそ、方向がズレたときに正しい方向に修正することができますポイント



中村氏が全身全霊を傾け、納得のいく十大弟子の像をつくるため(目標)に、この〝壊す〟という行為(軌道修正)がどうしても必要だったのでしょうねらぶ②






今日のちょいよし

壊さなければ、前に進めない





さ~て、あなたは何を壊しますか?ニコちゃん






今日もいいことが学べてラッキー
着実に進歩しました
最後までお読みくださり感謝


本書を読むと、お釈迦様もお弟子
さんたちも元は私たちと同じように
未熟だったことがわかります。
人は、思考を変え、行いを変える
ことよって立派に変わることが
できるのですねニコちゃん

↓↓↓

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