今日のちょいよし
直線的な文章を使ったノートの限界は、ものごとの本質にたどりつくまでに時間がかかることにある
ブログ連続1137日目、今日のちょいよし本
マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座) (トニー・ブザン天才養成講座 1)/ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon紹介
ビル・ゲイツ、アル・ゴアはじめ世界2億5千万人以上が使っている脳を活性化する思考技術、マインドマップ
マインドマップ×速読術×記憶術で脳の潜在パワーを解放せよ
目次
1 マインドマップとは何か?
2 マインドマップで脳のパワーを解放する
3 脳は「放射思考」で考える
4 マインドマップのルール
5 マインドマップを作成する
6 マインドマップを使いこなす
7 マインドマップを教育に活用する
8 マインドマップを仕事に活用する
本書を拝読したきっかけ
ベストタイミングで書店で見つけたんです!
先日、福井(大阪営業所の人たちの合宿に参加)でのことです
営業マン・営業ウーマンたちが「上期の振り返り」「下期のしかけ」を報告しているときに、みやちゃんはそれをマインドマップでメモしていたんです
休憩の時に、営業マンTさんが「みやちゃんさんがいつも書いているウネウネしたのってなんですか?」と尋ねてきました
「???・・・ウネウネしたもの?」
「・・・あっ、これのこと?」とマインドマップを見せたら、「そう、それ」と言います
「あれ~、マインドマップ知らなかったけ?」とみやちゃん
「そんな書き方が世間にあるんですか?」とTさん
どうやら、みやちゃんのオリジナルと勘違いしている様子・・・(なんて、恐れ多い・・・)
「興味あるなら、教えますよ」と言うと、「ぜひ!」と言うので後日教えてあげることになりました
さて、教えるとなると次のようにするのが効果的です
①まず、ポイントを簡潔にみやちゃんの口から教える
②次に、初心者でもとっつきやすい本を読んでもらう
③さらに学びを深めたかったら、自分で研究してもらう
②で渡す本をについて、みやちゃんの所持本から適切なものをあげようかなと思っていたところ、本書をタイムリーに書店で見つけたのです!!
今まで見た本の中で一番かんたんでこれはいい!!!
あなたに与える効果
原書(訳本)を読むよりも簡単にマインドマップの書き方を理解しマスターできる
マインドマップを知らない方は・・・
マインドマップについては、このブログでも何度か紹介していますので詳しくは割愛します
※初めての方には以下の記事が一番わかりやすいと思います
》トニー・ブザン 頭がよくなる本 (後記.1130)
なので、本書のポイントを簡単にまとめますね
時代遅れ!?
▷文書や箇条書きでノートを取る方法は産業革命の時代に一般化した。このノートの取り方には、工場の流れ作業や軍隊の発展において必要不可欠だった「厳密さ」や「線形化」が反映されている。当時の思考もまた「白か黒か」という単純なものだった
▷こうした19世紀的な単純な方法論は、情報と知識があふれる現代にふさわしくない。今必要とされているのは迅速かつ柔軟な思考力なのだ
本書は、私たちが普段行っているノートの取り方は〝19世紀~20世紀のもので時代遅れ〟だとハッキリ言っているのです!
↓↓↓
▷何百年物間、情報は文章や箇条書きのような直線的な形で記録されてきた。(中略)直線的な文章を使ったノートの限界は、ものごとの本質にたどりつくまでに時間がかかることにある。長期記憶に必要ない重要度の低いことを延々と話したり、聞いたり、書いたりする手順を踏まなければならないからだ
ほんと、そのとおりです。実感あります
マインドマップの利点
では、19世紀~20世紀型のノートの取り方のデメリットとは具体的にどのようなものなのでしょう?
本書には、次のように示されています
【文章で記録したノートの90%が無駄になる理由】
①ノートの90%は記憶と結びつかない
②重要でない言葉を読まなければならない
③キーワードが埋もれてしまう
④キーワード同士の関係があいまい
⑤キーワード同士が離れてしまう
これがもたらすもの、それは「時間を無駄にすること」です
上に書いたように、「本質にたどり着くのに時間がかかる」からですね
対して、21世紀型としてマインドマップを使うメリットはどのようなものなのでしょう?
マインドマップの優れている点が以下(抜粋)です
①「中心となる概念」が明確である
②「重要なアイデア」は中心近くにあるので、ひと目でわかる
③キーワード同士の結びつきが一目瞭然なので関連付けをしやすい
④情報をすばやく効果的に思い出すことができる
⑤後から書き加えるのが簡単な構造になっている
特に⑤のノートを後から見直すことに注目しましょう
「できる営業マン」は頻繁にノートを見直します。そして、その時に感じたことや考えたことを追記していく人が多いです
対して「できない営業マン」は、ノートが箇条書きで真っ黒だったり、配られた資料にメモしたりして、「見直さない」「追記しない(できない)」「仕事の質が高くない」など〝ナイナイづくし〟な人が多いです
ミクロとマクロ
次に、マインドマップの効果として〝最大のメリット〟を以下にメモします
▷マインドマップは「木を見て森を見ず、森を見て木を見ず」という昔ながらのジレンマを解消してくれる。マインドマップを使うと「木と森を同時に見ることができる」ようになる
「森」はもちろん〝マクロ〟であり、全体を俯瞰することです
つながりを把握することでもあります
「木」は、ミクロであり、ものごとの詳細のことですね
本書は次のように教えてくれています
▷「大きく考える」ことによって長期的な視点に立ち、その上で目の前の行動や選択を真剣に決めていくことができる
一挙両得、一石二鳥なんですね~
今日のちょいよし
直線的な文章を使ったノートの限界は、ものごとの本質にたどりつくまでに時間がかかることにある
思考が早くて、かつ大きくも小さくも考えられるようになると〝決断〟が早くなります
〝決断力〟が上がると、要らないものを捨てられるようになるので、次々と仕事がはかどるようになります
マインドマップって、いいことづくめですね~
着実に進歩しました
最後までお読みくださり感謝
まずはやってみる
そうしないと、何事
も進みません
これ、使おうかなと
思って買って来ました
フリクション色鉛筆
↓↓↓
通知してくれたら嬉しいよ