社長になる人はなぜゴルフがうまいのか?~あなたが変わる最強の集中力~/かんき出版
ブログ399日目
みなさまに感謝
今日は「社長になる人はなぜゴルフがうまいのか?」西田 文郎さん
―today's cyoi-yoshi―
ライバルを尊敬してはいけない
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■目次
レッスン0 半端なく稼ぐ社長とシングルプレーヤーの共通点
レッスン1 半端なく稼ぐ社長たちの脳の仕組み
レッスン2 目標を設定しよう
レッスン3 ラウンドでの集中法
レッスン4 仕事もゴルフもさらなる集中力を発揮する
レッスン5 リラックスするためのトレーニング
■本書を拝読したきっかけ
以前、てっぺんの大嶋啓介さんの講演を拝聴した時に、西田さんのことを話されていました
大島さんは西田さんの影響を大きく受けたのだそう
脳を上手に使う方法を直接学んだどおっしゃっていました
その時に、機会が巡ってくれば西田さんの本を読もうと思っていたんです
そうすると出会いました!
それも一度に2冊も!!
では、さっそく本書に触れていきたいと思いますが、今日の記事をお読みいただくと同時に、大嶋啓介さんの講演と著書を取りあげた過去記事も参照していただければ、より一層理解が深まること間違いなしです
部下育成実践講演会①
てっぺんの朝礼
■〝根拠のない自信″こそ本当の自信
世の中には〝根拠のない自信″を持っている人がいます
それは、私なら〝きっと″できるという自信
彼らは実際に、その夢や希望を実現してしまう人たち
それはなぜなのでしょう?
■その答は「集中力」
人間は本能的な危機管理能力があるから、本当の100%の力は出さず、ほどほどのところでコントロールしている
これと同じように、ビジネスにおいても、ゴルフや日常生活においても100%の力なんて出していない
100%の自信を出していない現在の自分を基準にして、「~になんてなれるわけがない」「できるわけないでしょう」と思うのが〝根拠のある自信″
対して、本当の100%の力を発揮したら、きっと成功してしまうだろうというのが〝根拠のない自信″
そうです。
彼らは、力さえ正しく発揮すれば何でも成功すると確信を持っているのです
よって、「根拠のない自信=本当の自信」を持つことがとても重要なことだとわかります
では、〝根拠のない自信″を〝根拠のある自信″に変えてくれるのはいったい何か?
それが、本書のテーマである「集中力」だと、西田さん
■集中力が大切なワケ
この社会で、半端なく稼ぐ社長たちは4つの力を備えており、その中で一番大切なのが「のめり込む能力」つまり「集中力」
①大きな夢を信じる力を持っている
・・・これを、成功を信じる力「成信力」という
②物事を〝詰める力″に長けている
・・・問題点を発見し、分析して詰める力
③なぜかツキまである
・・・ビジネスや経営における最大の〝ツキ″は、人との出会い
必要な時に必要な人と出会ってしまうという〝ツキ″を持っている
本書に、「熱意は磁石」という松下幸之助さんの言葉が本書に紹介されています
仕事で本気に熱中している人は、ここぞというときにふさわしい人物と出会って、それをきっかけに一段上のレベルに上がっていける、のだそう
④のめり込む能力=集中力が著しく高い
・・・やるべきときは、本気でのめり込む
ここでいう「本気」とは、「一生懸命」とは違いがある
ビジネスの世界で「本気」の域に達している人は、実は決して多くない、と本書
「一生懸命」は、仕方ないなあと思いながらでも、嫌々ながらでもできる
「本気」は、強い意思がないとなれない
■ヴィゴラス状態
脳には成功をしてしまう「ヴィゴラス状態」というものがある
脳全体が最大限に活性化され、様々な働きが最高に高まり、何をやってもうまくいってしまう、というすごい状態
これを「成功脳」という
この時、重要な役割を果たすのが「感情脳」と言われる「扁桃核」という15ミリメートルほどの脳
扁桃核は脳が受け取った刺激を「快」か「不快」かを判断する役目を持つ
この扁桃核を「快」にしてくれる最も確実な刺激は「成功体験」だと西田さん
■「快」とは「プラス」のこと
自分に対して、プラスのイメージ、プラスの感情を作り出すと「快」になる
そのためには、①プラスの言葉(セルフトーク)と②プラスの動作(ボディーランゲージ)を利用するのがもっとも効果的
①プラスの言葉(セルフトーク)
言葉は左脳にある言語中枢を使っているが、その情報は右脳にも瞬時に伝わる
よって、マイナスの言葉を口にすると、右脳にはマイナスのイメージが生まれる
②プラスの動作(ボディーランゲージ)
西田さん自身が使っているのは「指をパチンと鳴らすポーズ」
嫌なことやマイナスのイメージが頭に浮かんだ時、西田さんにとって「なし!」という意味なのだそう
■夢目標と処理目標を使い分けるワケ
夢目標に到達するために積み重ねる短期目標を「処理目標」という
低いレベルの願望を追求すると、脳は低いレベルでしか働いてくれない
だから、とんでもない夢目標を持つことが重要、と西田さん
対して処理目標は、120・130%でいけるような、数字を設定すると良い
また、夢目標は絶対に変えてはいけないが、短期目標である処理目標はどんどん変えても構わない
短期目標を次々に達成することが、成功体験の積み重ねで、脳に最もよい「快」の刺激だ
■上達したいならライバルを設定する
しかし、そのライバルを尊敬してはいけない
なぜなら、誰かを尊敬した瞬間、あなたの脳は〝あの人はすごい、オレはダメ″と理解してしまう
その瞬間からライバルには絶対に勝てません、と西田さん
ライバルは「必ず、半年後にはあいつを抜いてやる」とやっつける対象にする
これは、120・130%でいけるような処理目標とも言えますね
■では、今日のちょいよし
ライバルを尊敬してはいけない
今日もいいことが学べてラッキー
☆今日も最後までお読みくださり、感謝!